概要
遠慮なく書きましょう。クレーム来ても責任取りませんが。
障害者を創作物(マンガ、映画、小説など)に出すにあたり、様々な事情で尻込みをする人は多いと思われます。
なぜか? 当の障害者本人、もしくは団体からクレームが来るのが怖いからというのが、もっともな理由でしょう。
なので最初から書かない、出さないというのが賢明。出版社側から、「そういうキャラがいるのは困る」と渋ることもあるという話を聞いたことがあります。
まぁ、めんどくさいですもんね。差別だなんだと騒がれたら。
自分が(聴覚)障害者ということで書けることは確かにあるのですが、障害者を代表して……というつもりは一切ありません。
障害者が障害者を敵視し、見下し、排斥するケースもあるのですから。
本作では障害者と創作との結びつきについて、赤裸々に綴ってみます。自分の真似をしてみてクレー
なぜか? 当の障害者本人、もしくは団体からクレームが来るのが怖いからというのが、もっともな理由でしょう。
なので最初から書かない、出さないというのが賢明。出版社側から、「そういうキャラがいるのは困る」と渋ることもあるという話を聞いたことがあります。
まぁ、めんどくさいですもんね。差別だなんだと騒がれたら。
自分が(聴覚)障害者ということで書けることは確かにあるのですが、障害者を代表して……というつもりは一切ありません。
障害者が障害者を敵視し、見下し、排斥するケースもあるのですから。
本作では障害者と創作との結びつきについて、赤裸々に綴ってみます。自分の真似をしてみてクレー
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!論争されて初めて完成するエッセイ
タイトル、サブタイトルのとおり、かなり論争を招きかねないヒリついた内容を取り扱っているエッセイです。
しかしながら、こういったテーマが投げ入れられることによって、稀有な考える機会が生まれます。読んで「筆者はこう考えているんだな」と受け取るだけでなく、更に「自分はどう考えるか」まで広げることで、このエッセイは完成するものだと思いました。
ちなみに余談ですが、私は障害者を作品に登場させることは反対ではありません。
それこそ異世界転生ものではトラックによる交通事故が多数登場しており、ミステリーにおける殺人事件は枚挙に暇がありません。障害そのものではありませんが、それによって傷つく人がいる…続きを読む