創作に対して、真摯であるための処方箋

 これは障がい者だけでなく、社会的少数者全般に言えることが書かれています。
 性的マイノリティでも、人種に関することでもそうでしょう。大した意味もなく、当事者の事を考えないで書くことに対しての罪を、説いているように思えました。
 1度立ち止まって『本当に障がい者でなければ、それは成り立たないの?』と自分に問う。その大切さ。

 過激な書き方の部分もあります。ですが、私がこの作品から感じるのは、作者の物語に対する真摯さでした。