12月10日 ★三缶目 Fürst Carl Pils
少しくすんだ紺色の缶。
上半分には、ベージュの円の中に白抜きで馬に乗って前を指差す軍服の紳士が描かれています。
真ん中辺りにはベージュの筆記体でFürst Carl(カール王子)の文字。
その下には、大きな読みやすい字体でPILSの文字。無濾過であることも書き添えられています。
これまでの傾向から、種類を大きく書くことが多いのかな?
同じ醸造所から何種類もビールが出ているからかもしれませんね。
日本のビールだと商品名を書くことはあっても、でかでかと『ピルスナー』と書かれているのは稀なのでちょっと新鮮です。
缶の下の方には、ベージュの小さな文字でエリンゲン城醸造所1690年からと説明書きが。
こちらエリンゲン城内にある醸造所のようです。
軍服の紳士は、おそらくFürst Carl(カール王子)――陸軍の元帥だったカール・フィリップ・フォン・レーデ王子。
エリンゲン城と王位を授かり、レーデ家を設立した方です。彼への敬意と称賛を込め、レーデ家の初子はカールと名付けられるそう。
お城は既に売却されているようですが、レーデ家の六代目七代目にあたる方々が会社を運営している様子。
Fürst Carlもドイツ南部バイエルン州の醸造所で、エリンゲンにあります。
醸造所を見学できるツアーがある他、レジャー施設を併設していたり、規模の大きいパーティーができたりと広い醸造所のようです。
この醸造所は、青色が目を引きました。
白線でホップの絵か描かれた醸造所の青い建物。模様が綺麗なタンクも青色。
食事が楽しめるスペースなどにはシンボルマークを白抜きした青い旗や看板が配置され、(たぶん)エリンゲン城の淡い色の壁に映えていました。
グラスやテントについたシンボルマーク、テーブルクロスなどそこここに青い色が使われていて、上品な印象でした。
・ GERMAN-STYLE PILSNER ドイツ式のピルスナー
・ アルコール分 4.9%
少し濁った黄色。
圧倒的にキレがあるかんじがします。
ガツンとくるビールらしい風味。
苦味もそこそこあって、温くなってくると特にホップの苦味を強く感じます。
私はピルスナーらしいと感じたけれど、家族はすごく濃厚でピルスナーだとわからないと申しておりました。
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