12月4日 ★二缶目 Kuchlbauer Turmweisse
黒っぽい缶。
どーんと大きくカラフルで不思議な建物が描かれています。
建物の上部は黄金色の潰れた丸型のドームで、下の方は螺旋階段っぽい形状です。
金色のドームの下、中部の壁は青で、さらにその下は黄色。赤い縦ラインが印象的です。
真ん中辺りにアラビアンな雰囲気の金の屋根の付いた白い小塔がいくつか付いていて、SFっぽいとさえ思えます。
文字色は白。
そこそこ文字サイズが大きいはずだけど、建物のインパクトが強すぎてまったく印象に残らないです。
缶のちょうど真ん中あたり、建物を挟むように書かれているのがビールの種類で、右下側に小さく書かれているのが醸造所の名前でした。
Googleで検索してみると、醸造所Kuchlbauerはドイツの南側に位置しているようです。
そしてまた写真を見てみると……。
え??
さっきのイラストまんまの塔が青空バックに建っている……?
周りの街はおとなしい配色なのに、この施設関連の写真だけものすごく個性的な雰囲気です。
金色のドームは展望台なのかな?
使っているグラスは上が大きく膨らんだデザインで、パッケージデザインにもなっている建物を思い起こさせます。
全体的に不思議要素が多くて、仕込みタンクの周りが普通で地味なかんじのことに違和感があるほど。
また違った方向で気になってしまいます。
・ 『PALE HEFEWEIZEN』 小麦麦芽を50%以上使ったビール・無濾過
※ HEFE = 酵母、WEIZEN = 小麦
・ アルコール分 5.9%
濁ったオレンジ色。泡立ちがよい気がする。
冷やして飲むとフルーティーな味。柑橘系の風味で酸味がある。
HEFEWEIZENの特徴がバナナとクローブの風味らしく、ぬるくなってからはクローブっぽいスパイスの風味が強くなったように感じる。
バナナ感はわからなかった。
最初は冷やして飲んだので、風味が分かりにくかったのかも?
個人的には冷やしたときの味のほうが好みでした。
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