不思議な事件が起こるその街を裏から守る「八咫烏超常現象研究所」。
個性溢れる3人の織りなす、笑いあり、感動ありのオカルト小説です。
次々と舞い込む事件を独特の空気感で調査し、解決に導くコメディ要素のあるミステリーでもあります。

作品の舞台がおそらく私の住んでる地域の近くだと思うので、読んでいて親近感が湧きます。

ヒューマンドラマの面もあり、アニメチックな馴染みやすい話です。

最近物忘れが酷いのでこれはもしや妖怪の仕業……？今度ここに相談してみようと思います(笑)

現代には科学や理屈では説明できない事象が溢れている。
どこにでもあるような町の、どこにでもあるようなビルに居を構える「八咫超常現象研究所」はそんなオカルト事件を解決してくれる言わば「なんでも屋」。

所属メンバーはたった3人

・景虎 … ボクシングをかじった喧嘩つよつよな元不良。主に荒事担当でいつも事件の中心にいるような…
・紫苑…事務所の華、ヒロイン担当(？)事務能力に長けているが実は魔女の末裔で本物の魔法使い。アルビノという属性増し増しっ子。
・咲耶…父親から研究所を継いだばかりの新米所長。普段はちょっと頼りないところもあるがこの女、腹を括ってからが本番。なかなかの男前気質で所員を引っ張っていく。

そんな面子が織り成す物語は時に人情溢れ、時にコメディたっぷり、熱い展開もあればホロリとするハートフルも、たまに神様が気楽に登場しちゃったりもします。

私個人としては所々で顔を見せるパロディがツボを突いていて大好き。

気になる方は是非【八咫超常現象研究所】へご連絡を！

とある街の駅前雑居ビルの７階に「不思議」が集まる場所がある。

『八咫超常現象研究所』

オカルト、迷信、言い伝え……。
そういった現代の科学で解明されていない「不思議」が次々とこの研究所へ舞い込んでくる。

現実のようで、だけどどこか幻想的な雰囲気を醸し出す鏡映しのような不思議なセカイ。
　
触れた者を虜にする作品、おススメです。
　

八咫烏超常現象研究所

そこには今日も不可思議な依頼が舞い込む。

待ち受けるのは女所長の咲耶、魔女の血を引く紫苑、そして悪霊を抹消する力を持つ景虎。

主義も思想も異なる三人組は、傾きかけた研究所で依頼を待つ。

この三人の絶妙なチグハグ感とピンチに魅せるコンビネーションが、最高にクールで心躍る！！

この作品のお気に入りポイント。


依頼内容は複雑にモツレて難解を極めるが、それぞれの持ち味が合わさってピンチを乗り切る爽快感！

スリリングな展開に目が離せない！

読めばきっとアナタも三人の虜になる。

推理ではありませんが、謎を解いていくという意味ではミステリーの側面を持ちつつ。
彼ら登場人物が扱うのは、オカルト関係の事。
そんな設定だけでもワクワクしてしまう御話ですが、事件の発端となる依頼人も感情移入してしまいたくなる魅力があります。
主人公の時折出てくる小ネタ的な行動であったり枝葉の御話であったりが、またすごくカッコイイ。
さらにバトルも楽しめるという、一石でいくつも楽しい御話となっていま… 続きを読む

八咫超常現象研究所。
オカルト・超常を専門に扱う便利屋。

個性的なメンバーで織りなす物語。
事件によって変わりめく雰囲気。
舞台描写は丁寧で、それでいて感情を揺さぶる
ヒューマンドラマ。

表現の難しい内容をしっかりと落とし込み、
きっちりと構成されています。

個人的にはサンタ編が好きですが、
章分けされてますので、第一話だけでも必読！

『八咫超常現象研究所』その名の通りこちらは超常現象、いわゆる「オカルト」を専門とする便利屋です。
一体どこで相談したらいいのやら、頭を悩ませた依頼人が訪れる最後の砦。扱われる事件簿は幽霊に化け狸に……「超常」達、それは解決される対象というより依頼人の側で、オカルトというよりさながら「ヒューマン」ドラマ。
寂れた公園で煙草を吸いながら「仕事が嫌になった」と哀愁漂わせるご老人は、サンタクロースで……… 続きを読む

舞台は八咫超常現象研究所、伝承、呪い、魔法といったオカルト専門の便利屋です。所長の八咫咲耶、事務員の紫苑しおん、調査員の湊景虎、この3人を中心に物語が進みます。

オカルトと一言で言っても、上述のとおり様々な要素があります。現時点で3つのテーマで事件が描かれています(2つは完結、1つは継続)。

かなり趣向を凝らしていて、各テーマによって色があるというか、雰囲気が変わってきます。その辺も含めて、… 続きを読む

八咫超常現象研究所。そこには、様々な不思議な以来が舞い込む。依頼人は人か、妖か。

シリアスだったり、笑えたり、じーんとしたり。色々なドラマが味わえます。
クスッと笑えるパロディも楽しい。作者のセンスが光る作品です。

不思議な依頼を請け負う「八咫超常現象研究所」で起こる、一風変わった事件の数々。主人公の湊景虎を筆頭に、研究所の一癖も二癖もあるメンバーがその事件を解決しようと奮闘します。
ホラーあり、ちょっと笑えるシーンあり、ほろりと泣けるシーンあり、戦闘シーンありの魅力が詰まった作品です！ぜひドラマ化してほしい（笑）
作品の舞台がおそらく私の地元をモデルにしてるので、そこも読んでて楽しいポイントです。住んでる… 続きを読む