超常現象専門の便利屋が解決する、笑いあり涙ありの「ヒューマン」ドラマ

『八咫超常現象研究所』その名の通りこちらは超常現象、いわゆる「オカルト」を専門とする便利屋です。
一体どこで相談したらいいのやら、頭を悩ませた依頼人が訪れる最後の砦。扱われる事件簿は幽霊に化け狸に……「超常」達、それは解決される対象というより依頼人の側で、オカルトというよりさながら「ヒューマン」ドラマ。
寂れた公園で煙草を吸いながら「仕事が嫌になった」と哀愁漂わせるご老人は、サンタクロースで……!?

どこか懐かしい、馴染みあるオカルト達。
ドラマチックな人情あり、アニメチックなコメディありの八咫超常現象研究所は今日も忙しい。(但し採算は取れていない模様)
関係性や人物が深まりながらも章ごとにテーマが完結していく、明瞭で読みやすい構成です。
クリスマスやお正月など季節柄もリンクしているので「今」読みたい読書におすすめです!

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