リスクを避けてたら少し愛が重い彼女に溺愛されました

唐突だが、俺の名前は身延りく。
普通の公立高校に在籍している学生だ。
そんな俺は今絶賛に困惑している。

その理由は朝学校に登校した際、自分の下駄箱を開けたらピンク色の便箋……所謂「ラブレター」と呼ばれるブツが入っていたからだ。

そんなものが自分宛に入っていたら嬉しい？　馬鹿を言ってはならない。嫌に決まっている。それも相手の名前を見る限り……ただ返事は決まっている。

俺はなによりも「リスク」を恐れるのだから。

そんな身延がこの「ラブレター」をきっかけに人と関わりを持っていく物語。

ただ身延は知らない、自分が掲げる「リスク」という信条に勘違いを起こしている人達がいることに。

『リスク』が呼ぶ勘違いラブコメディ