概要
結婚は愛じゃないわ!!食べ物ですわよ!!
ヴィスティンの貴族令嬢、ウィントヴィーク伯爵家の長女のカミーユは、10歳の時に仲の良かった、アランと駆け落ち騒ぎを起こす。しかし、お金を持たぬアランとの逃避行は、3日で空腹に耐えかねて終わってしまう。
以来、嫁に行くなら、金持よ!!が口癖になったカミーユは、選り好みをしてる間に、婚期を逃してしまった。
光の神殿に行っていた妹のミレーユの結婚が決まり帰ってくれることになった。
その妹の結婚相手がかつて、駆け落ちした貧乏貴族で、今はアルテアの豪商になったアランだった。
以来、嫁に行くなら、金持よ!!が口癖になったカミーユは、選り好みをしてる間に、婚期を逃してしまった。
光の神殿に行っていた妹のミレーユの結婚が決まり帰ってくれることになった。
その妹の結婚相手がかつて、駆け落ちした貧乏貴族で、今はアルテアの豪商になったアランだった。
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- ★★★ Excellent!!!悪意はあるけど憎めない、ウルトラポジティブな悪役令嬢ですわ!
ですわ!ですわ!ですわ!
それはまさに、ノリのいいポップスでも聴いているかのような軽快な文体で、どんどんどんどん読み進めてしまい、気付けば一気読みしていました。
読者の予想を裏切る洋ドラのような怒涛の展開が続いてゆき、もう誰が悪役で、誰が善玉なのかわからないカオスな人間模様が楽しめます。
この主人公のカミーユがまた個性的で、傲慢と偏見と軽薄さに満ち満ちているのに、いくら不幸な目にあっても、大事な人に裏切られても、その時なりのポジティブさで、己の幸せを求めてブッチ切っていくような力強いキャラクターなんです。
なので傲慢でも可愛いし、偏見があっても笑ってしまいます。突き抜けたキャラ特有の…続きを読む