ですわ!ですわ!ですわ!
それはまさに、ノリのいいポップスでも聴いているかのような軽快な文体で、どんどんどんどん読み進めてしまい、気付けば一気読みしていました。
読者の予想を裏切る洋ドラのような怒涛の展開が続いてゆき、もう誰が悪役で、誰が善玉なのかわからないカオスな人間模様が楽しめます。
この主人公のカミーユがまた個性的で、傲慢と偏見と軽薄さに満ち満ちているのに、いくら不幸な目にあっても、大事な人に裏切られても、その時なりのポジティブさで、己の幸せを求めてブッチ切っていくような力強いキャラクターなんです。
なので傲慢でも可愛いし、偏見があっても笑ってしまいます。突き抜けたキャラ特有の爽快感ってありますよね。
1話を読んでみてハマった方は、2話もいかが? 寝る前に読むのはご注意ですわ!