ハルの日常

深入りせず、かといって他人行儀にもならない一定の距離をクラスメイトととっていた陽。そんなある日、同じ名前だからと声をかけてきた春と口論になる。この最悪の出会いが、ハルたちを徐々に変えていく。



　この話は昨年もカクヨム甲子園に出させていただいたものです。どうしてもう一度、と思った方もいらっしゃると思います。当然です。こんなの卑怯です。本来であれば新しいもので挑戦するべきものなのに。ですが、昨年私はこの物語を納得できないまま表に出しました。それを一年間、後悔していました。それを晴らすためにしっかり書き直して出そうと決めました。どうかご容赦ください。