レンズ越しの箱庭

 人を襲う敵がいる世界ながら、今時の若者を思わせるカルいキャラクターがいるお陰で、暗い雰囲気ばかりになっていない物語です。

 また私に旅行する趣味がなく、パリだドイツだといわれても、写真でしか見たことのない国を舞台にしているというのも、写真には写るというデイドリーマーズという存在は、すんなりとイメージする事ができました。

 非現実という箱庭に、レンズ越しに侵入した様な、そんな印象のある物語、引き込まれます。

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