浪漫という漢字が肌に馴染む

 かつて伝奇というわれるジャンルには不可欠だった科学的要素を持ち、ラノベらしい軽妙な会話が加わる事で、「浪漫」という漢字に感じられる印象を濃く受け取る事ができます。

 三人称で書かれているからこそ、それら登場人物と世界観に没入でき、物語に説得力とでもいうべきものが備わっているように感じます。

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