美術室の美男子幽霊と十人目の少女

作者 ayane

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★★★ Excellent!!!

霊感のある少女・風見流音は、美術室のイケメン幽霊・唐沢先輩をモデルに、人物画を書き始める。

最初は、幽霊だとは知らずに……。

仲良くなるにつれて、唐沢先輩は呪いを掛けられた幽霊だということに気付き、美少女十人の魂を絵画に封じ込めなければその呪いは解けないということを知る。

既に、絵画に封じ込められた九人の美少女達。

十人目の美少女とは、流音のことなのか?

転校生・本橋つみれの出現で、物語は一気に戦闘モードに入り、もう誰が味方で、誰が敵なのか? ハラハラドキドキの展開!

果たして、唐沢先輩への呪いを解くことは出来るのか?

洗脳されている学校を、流音は救うことが出来るのか?

魅力的なキャラクター達が生き生きと活躍する、とても迫力のある作品です!

★★★ Excellent!!!

その学校の美術部には、イケメンの幽霊が出るという。そして化学室には、ヴァンパイアが出没するという。
そんなオカルトめいた噂がある学校に入学した女の子、流音。最初は、噂なんて信じていなかったのだけど、他の皆には見えない先輩の姿が、どうして見えるの?

幽霊やヴァンパイアと知り合って、怖がるどころか手玉に取ってしまうマイペースな流音。
幽霊は出てくるけど、怖いというより楽しそう。キャラクターがみんな面白く、ほのぼのした雰囲気のお話……かと思いきや。物語が進むにつれて、そんな平穏な日常を脅かす、危険な影が迫ってくる。
ドキドキしながらよみ進める、学園ファンタジー。とても読みやすい文章で綴られていて、大人も子供も楽しめるお話です。

★★★ Excellent!!!

悪霊にかけられた呪いを解くため、十人の少女の魂を絵画に封じ込めようとする幽霊、ジュナ。
彼のいる中学校では、その存在は怪談として長年語り継がれていました。そして、絵画に封印すべき十人目の少女が現れる。

こんな風に書くとおどろおどろしい内容を想像するかもしれませんが、十人目の少女、流音のおかげで、くらい雰囲気を見事にはね飛ばしてくれます。
何しろジュナと話をしても、彼が幽霊であることすら気づかぬマイペースぶり。果たしてジュナは彼女の魂を封じ込めることができるのか。

……そんな駆け引きがずっと続くのかと、途中までは思っていました。
中盤から出てくる転校生。そして学校に迫り来る危機に、作品全体の緊張感が一気に高まります。
ジュナと、流音と、新たに訪れた危機。それぞれの思いが交錯する中物語はどんな結末を迎えるのでしょう。

★★★ Excellent!!!

ホラーの苦手な私ですが、どちらかというとミステリー調なこの作品。だけどコメディー風で読みやすく、次々とページを開いてしまいます。キャラクターも一人一人がとても個性的で、脇役にもファンができそうな程です。

物語が進むにつれて、どうなるんだろう? と先が気になり更新も待ち遠しいです。
ドキドキした時間が過ごせます。
オススメです。(*´ω`*)

★★★ Excellent!!!

「学校の怪談」や「七不思議」といった言葉の魔力にふしぎと心をつかまれた経験はありますでしょうか?
そうした「学校の怪談」的なドキドキを味わえるのが、こちらの作品になります。

美術室にひそむ幽霊。
絵画に閉じこめられた美少女たち。
迫りくるヴァンパイアの脅威。
……学園には秘密がたくさん眠っています。
ホラーだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、怖いというよりはミステリーの要素のほうが強く、子どもを含めどなたにも読みやすいよう工夫されているように感じます。

登場するのは一癖も二癖もある人物ばかり。展開が読めず、毎回続きが気になります。
一話ごとの文字数は少なく、文章も完結なので、とても読みやすいです。
お手に取ってみてはいかがでしょうか?

★★★ Excellent!!!

冷蔵庫は冷える。お互いの閉じ込める物。交錯の願いは反発の叫び。器はどっち? 美術部を賭して。今後のやり取りにどっち? 違う? 想い込む。
テンポはややスローで、幽霊と少女のやり取りの豊富さが特筆される。僕は頭脳派を自認しているが、この作品は凄い。何処でピリオドを打つのか気になる。
また、構成力の高さに目を見張る。ライン上に僕を置く、この技は僕には出せない。

★★★ Excellent!!!

地縛霊に呪いをかけられ幽体となってしまったジュナ。呪いを解くためには美少女十人の魂を絵画に封じ込めなければならない。そして五十年、九人を絵画に封じ込めた。残るは後一人。
そこに現れたのは、美少女流音。幽体のジュナは人間からは見えない。ところが流音には見えるのだ。流音とは何者?
ジュナと流音のかけ引きが始まる。
特異な設定、軽やかな展開。面白い作品に仕立てています。
おすすめ作品です。