イケメン幽霊の呪いを解くのは、十人目の美少女?

悪霊にかけられた呪いを解くため、十人の少女の魂を絵画に封じ込めようとする幽霊、ジュナ。
彼のいる中学校では、その存在は怪談として長年語り継がれていました。そして、絵画に封印すべき十人目の少女が現れる。

こんな風に書くとおどろおどろしい内容を想像するかもしれませんが、十人目の少女、流音のおかげで、くらい雰囲気を見事にはね飛ばしてくれます。
何しろジュナと話をしても、彼が幽霊であることすら気づかぬマイペースぶり。果たしてジュナは彼女の魂を封じ込めることができるのか。

……そんな駆け引きがずっと続くのかと、途中までは思っていました。
中盤から出てくる転校生。そして学校に迫り来る危機に、作品全体の緊張感が一気に高まります。
ジュナと、流音と、新たに訪れた危機。それぞれの思いが交錯する中物語はどんな結末を迎えるのでしょう。

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