つくも神の奇妙なひとり言〜トラブル・ブルース〜を読んで

プロローグ~1章1話を読んで

つくも神の奇妙なひとり言〜トラブル・ブルース〜

https://www.alphapolis.co.jp/novel/716043600/562622973

https://kakuyomu.jp/works/16816927860712353670

【作品URL】

プロテインD様作


【あらすじを読んで感じたこと】

 メリーさんに対しての”だったら”の間にどんな会話が交わされ、どんな経緯があるのか非常に気になる。文法として考えた時に、そこにかかる”何か”(経緯)があるはずである。恐らく、何か理由があって主人公は狙われたはずだと考えられるから。

 しかしながら、それをきっかけにして色んな事が巻き起こる。

 この苦難をどうやって乗り越えていくのか? そこが見どころなのだと思った。


【プロローグを読んで】

 主人公が髪を気にしているのが面白い。

 不良というと不真面目で暴力的なイメージがあるが、服装を乱していても髪のセットだけは怠らないというイメージもある。(髪型は時代によって違う気もする)

 よって、モテたいの方向性を間違った人々という印象も持つ。お年頃というヤツだろう。

 そしてもう一人の主要人物と思われる人物との関係、父のこと。人形と出逢った経緯。それらが自然に描かれている。

 この人形に何があったのか、非常に気になるところだ。


【一話を読んで】

 涙がちょちょぎれるの意味を検索してみた。

 結果、なるほどと思った。

 そういえば不良は都心の方ではお洒落になっていくのに、地方ではいまだに昭和っぽいところがあるなあと思った。

 主人公の妹が面白い。さすがにそれまでで交換するか? と思ったが、笑いというのは伏線があり、やり過ぎに到達したときに起こるものだと思う。

(つまり、そこまでやるか⁉ という感情が沸き起こった時)

 

 面白い人が次々と出てくる物語であり、テンポもとても良いなと感じた。

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