短編

【対価】を読んで

ミドリ様作

https://kakuyomu.jp/works/16817139556417385184

(作品URL)


 他の作品で凄く好きな作品があり、短編の場合ではどのように表現、技法などが違うのかを知りたいと思い、お奨めの作品を拝読させていただきました。

 そういった縁で、こちら読ませていただきます。


 読む前の印象。

 タグにある”悪魔に売ったもの”これが恐らく物語の主軸なるのではないかと想像する。恋愛ものであり、主人公が鈍いということがあらすじに書かれているので、その鈍さを越えなければならないのだと思う。

 つまり、想いを伝えるのであれば鈍さが壁ということだ。

 鈍さと悪魔に売ったもの。これがどう関係するのかとても楽しみである。


 出だしを読んで最初に感じたのは、これは純文学だなということ。明確な定義がないので、自分の感覚が正しいのかは分かり兼ねるが。


 これは泣ける。

 悲しいお話だと錯覚させ、実はロマンチックな物語。

 相手の人物が嫌な人(人ではないが)と思わせて、実のところは……という部分も素晴らしい。読めばわかる、タイトルとタグと主人公の性格の繋がり。

 いろいろと凄い物語だなと感じました。

 これを2000字で完結させるのはホントに凄いです。

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