7月
国を憂える者のつぶやき
さんかく ひかる様作
https://www.alphapolis.co.jp/novel/681078910/781558293
(作品URL)
【物語は】
なんだろう? と思う始まりから入っていく。
これから何が伝えられるのか、タイトルにヒントがあるにも関わらず不思議とそのことを忘れてしまう。文学的な作品であり、不思議な感覚を齎す。
【感想】
エッセイのような流れなのかな? と思っていたらなるほど文(ふみ)かと納得しました。
これは純文学ですね。近現代文学のようなお洒落さもあって好きです。
そして初めは何かこう、人に煙たがられる話なのかと思っていたら、その共通点から更に話が展開されていき、落ちがある。
ショートショートってきっちりとしたメッセージがないと終着点が難しいなと感じていたので、こちらの作品は凄いなと思いました。
しっかりとしたテーマとメッセージがあり、構成が巧く、”なんだろう?”と興味を引く展開でもある。
文体も美しく、大人向けの物語だなと思いました。
もちろんメッセージを向けている層は大人(成人)ではあるとは思いますが、まだ未成年の相手にもこれからそうなった時、思い出して欲しいメッセージであるとも思いました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。