冒険記録2~冒険記録4
【冒険記録2ー 転送された場所はを読んで】
自分が異世界ものを面白いと感じるのは、目的が予め分かっているからというのが大きい。もしくは必ず何か目的があるということ。
主人公が異世界で何をするのか目的があり、その過程を楽しむのが異世界ものというジャンルだと思うのだ。
そして文化の違いが最初の壁だと思う。
その違いをどう物語に生かしていくかにも、オリジナリティは出る。予め解消されていたり、なにかきっかけがあって解消されたり、壁自体がないことももちろんあるだろう。この物語では、早速言葉の壁というのが出てくる。
この部分にオリジナリティを持たせていると感じた。そしてこれをきっかけとして(足がかりかな?)主人公はこの世界について違和感を覚え、いろんなことを思案しているように感じた。主人公はどんな風に変化していくのだろうか? とても楽しみです。
【冒険記録3ー 実力試しを読んで】
いきなりこんな展開になるとは誰が想像しただろう?
しかしカッとなったのは主人公ではない。
相手をする流れで主人公の実力が知れるのは凄く自然であり、ハラハラする。
こんな風に問題になる行動をしてしまってこの場所から追い出されたりしないのだろうかと。
彼らに勝ち、仲間になるのだろうか?
冒険はするのだろうが、全く予想のつかない展開だと感じた。
【冒険記録4 魔法が見えない男を読んで】
この世に勘に勝るものはないのか? と思うほどに凄い場面。
戦闘とは、やり合うだけが緊迫感を醸し出すのではないのだと学んだ。
そういえば、暗闇の蚊が怖いのも見えないからだよなあと思ったり。
人を従えようとしたら、尊敬させるのが一番穏便であり、良い流れだと普段から思っている。だがこんな人物を見たのは初めてである。
相手を従えようなどとは考えておらず、純粋に楽しんでいるのだろうなと感じた。
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