殺人餓鬼教室 - リトルマーダークラスルーム -を読んで
#1 ここで殺されるか、彼らの先生になるか。を読んで
谷戸灯夜様作
【完結】殺人餓鬼教室 - リトルマーダークラスルーム -
https://ncode.syosetu.com/n1675hr/
(作品URL)
【読む前にあらすじを読んで感じたこと】
あらすじ全体を読んで、主人公が生徒ではなく先生であることに独創性を感じた。主人公というと、特別な力を持っていたりリーダー格だったりと、その世界の中でなんらかの特別な人物をチョイスしてしまいがちだが、この時点では主人公が特別な人物とは感じられない。
命を狙われ、生きる選択をしていることからも、彼らに勝つ術がない一般人のように思えるからだ。
特別な力を持っている人物というのは魅力的であり、読者の心を惹きつけはする。しかし、自分に近い平凡な人物こそ、共感を持ちやすく感情移入はしやすいと思うのである。
タグを見るとヒューマンドラマ。つまり単純に暗殺などが行われるアクションものではなく、何か心の繋がりや絆などが産まれるのではないかと想像してしまう。
果たしてどんな物語なのだろうか?
【読み始めてみて感じたこと】
主人公はあらすじを読んで感じた印象と変わらない、一般人だと感じた。
彼らが協力を仰いだ意味や理由、何故主人公だったのかについては今後明かされていくのだと思う。
主人公が彼らと出会うまでの間に、国の様子などを含めた世界観の設定について知ることが出来るが、あまり難しくなくとっつきやすい物語だと感じた。
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