冒険記録8~冒険記録10まで

冒険記録8 宝物を漁ってはいけませんを読んで

 

 女神がどのように干渉してくるのかここまで謎であったが、初めに貰ったものの意味がここで分かる。

 面白い世界だなと思うのは、一貫して他人が他人にあまり干渉を(興味)を示さないということ。もちろん悪い奴もいれば、いいヤツもいる。

 全くの無関心というわけではない。

 奪う者と奪われる者がいる世界だ。

 しかしながら、良いこと悪いことに関して指摘しないということに、違和感がある。それは主体性を持ちすぎてない、平和な世界なのかもしれない。

 もっとも、進歩していかない世界だと初めに知っているので、そう見えてしまうのかもしれないが。(意図的ではない可能性)



冒険記録9 あの女神に会うためにを読んで


 これは意外な展開。

 てっきり、この女性から魔法について聞くのかと思いきや!

 転生、転移ものには神や女神が付き物のようだが、その神とそれ以降どんな関わり方をするのかは作者によったり、物語によったりすると思う。

 中には、主人公が新しい世界で不慣れなうちは手助けしてくれたり、話せたり。中には全く出てこないということも。

 なのでこの主人公が、会いたいと調べたところで会えるのかどうかは、全く予想がつかないのだ。

 そしてこんな風に悪戯(計画?)を思い付き、この世界の人を巻き込むということは、少しづつこの世界の人たちに影響を与えているのだとわくわくした。

 どうなるのか楽しみです。

 

冒険記録10 街へ入るを読んで


 最初は、ん? と思ったが主人公の機転の良さになるほどと納得した。

 一見伏線に感じないことも、伏線だったのかと驚く。

 前回の場面で、主人公が何をする気か予想がつかなかったので、余計にそう感じた。

 そして言葉使いが、段々と流暢になっていくのも良いなと思う。さすがにずっと同じ調子だとは思ってはいなかったが、描かれていない部分でも会話などをし、この世界での言葉が上達しているのではないか? と想像させる。

 ここまでの間で、主人公が強いだけではなくとても機転が利き、その上賢い頭の良い人物なのだということが強く印象に残った。

 そしてこの世界の人は、直ぐに人を信用してしまう人々なのかな? と感じた。

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