運極振りマニアが行くVRMMO！

決闘〜後半〜

皆さんがこれを読んで時間を無駄にすることで僕の時間の使い方の価値が相対的に上がります。

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「本当にやるのか？トンちゃん…」

「たりめぇよ！！！トッププレイヤーサマに一泡吹かせてやろうぜ！」

「全く…仕方ねぇ奴だな！」

「え、なに？お前ら主人公なの？こっから完全に逆転される流れなんだが…」

「ふ…おもしれぇじゃねぇか……！！！」

この状態で煽るとかありえねぇ〜ｗｗｗ

「そこまで言うなら見せてもらおうか、そのアレってヤツをなぁ！？」

クソッ…！！！口が勝手に！（満面の笑み）

「ではしばらくお待ち下さい。」

「あ、はい。わかりました。」

すると彼らはなにやら準備を始めた…

「えっ！？これ待たなきゃダメなやつ！？」

「馬鹿野郎！！！ヒーロの変身シーンに攻撃するやつがいるわけねぇだろ！！！」

「あぁ…お約束ってやつか…」

〜1分後〜

「準備できたぜ！！！！！」

「おうおうおう！！！おせぇよおい！！！お前らのこと100回は殴れたぞ！？」

「いや誠に申し訳ない…」

「おう、分かったんならええねん。」

「巫山戯ていられるのも今の内だ！さあ、剣ちゃん、やっておしまい！！！」

「コノカンカク……コレガ…チカラ？？？」

「悪役じゃねぇか！」

「俺らコレのために待たされてたの釈然としねぇ…」

「しかも変身するのトンファーの方じゃねぇのかよ！！！」

「うるせぇ！俺はデータ派なんだよ！！！」

「いやどの口が言ってんだよ。」

「アノ、ジカンセイゲン、アルノデ、ハヤクシテモラッテイイデスカ…？」

「「「あ、すいません。」」」

「ウオオオオオオ！！！！！」

こいつは見た感じSTRとDEFに優れた完全パワー型って感じだな。よし…

「ノトス！！！こいつの動き止められるか！？こいつを一撃で沈める策がある！」

「ん？……誰だと思ってんだ？任せな！」

今の俺じゃ、この技はタメもいるし隙だらけだからな……

しかし！！！今こそ特訓の成果を見せるとき！！！！！

「うおっ！？こいつ一撃重すぎるだろ…！避けタンクの俺には荷が重いぞ？ラック！いけるか！？」

「おう！ここで一句！！！！！」

「！？！？！？！？」

「奥の手を　使うやつから　死んでいく

　　　　　　　　　　　　ブッ飛びな！！！《風刺》！！！」

「グワアァァァァ！！！！！……ナンデ…キュウニイック…ヨンダンダヨ……」

「け、剣ちゃぁぁぁぁぁぁん！！！！！」

「いや本当にな？何で詠んだの？」

「そこに詩があったから。」

「お、おう…」

「くそう！！！剣ちゃんの敵！！！」

「フルスイング！！！」

「コフッ…」

「勝ったのになんか嬉しくねぇ…」

「トンファー…良いやつだったよ…」

「その杖でお前がぶん殴ったんだけどな。」

―――こうして決闘は俺たちの勝利で終わった！！！

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