キャラクリはその後を左右する
よし、少しだけ整理しよう。まず、後半の情報が割と衝撃で聞き流しかけてたが、なんだっけ?称号がもらえた?称号ってなんだよ。あ、聞けばいいか。
「なぁ、質問いいか?」
『なんでしょう?』
「称号ってなんだ?前情報ではそんなもの聞いたことないんだけど。」
『そうですね…説明するのもいいのですが、まずは{ステータス}と、念じてください。』
「お約束のやつだな。んじゃ、{ステータス}!!」
すると、俺の目の前に元からそこにあったかのようにホログラムが浮かび上がった。
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名称:未設定
種族:未設定
職業:未設定
称号:《運命に愛されしもの》
HP:100
MP:100
スキル:未設定
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「よし、LUKもちゃんとあるな。」
『そこを最初に確認するんですか…」
「俺の体の半分は運でできていると言っても過言ではないからな。」
『概念で体を構築している人は初めて見ましたよ。一応聞いておきますが、もう半分は?』
「エナドリ」
『本当に人間かどうか疑わしくなってきましたが?それはともかく、各項目について説明をしていきましょうか。』
「よろしく。」
『まずは、名称を決定しましょう。他の冒険者と同じ名前は使用することができません。』
「んー、それじゃあせっかくのファンタジーだし、それっぽい名前で…[ラックブレイド]でたのむ。」
『データベース検索中…一致名称なし。名称を[ラックブレイド]として登録します。次に種族と職業を設定しましょう。』
「うおっ、種族めっちゃあるじゃん!でも、あー…」
『どうかなさいましたか?』
「ランダムとかないの?」
すると突然ファンファーレが鳴り響くとともに目の前にログが流れた。
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〜ワールドアナウンス〜
世界で初めて
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「え?これって…」
『おめでとうございます。初めてランダム要素を発見したラックブレイド様には称号
《
もの>の存在を初めて見つけた報酬として、ユニークスキル《
俺は言われた通りにステータスを押した。
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《運命に愛されしもの》
運命とは神により確定する事柄であり、誰であろうとその決定を覆すことはできない。
LUKが10倍になる
レアドロップの確率上昇[極大]
特殊なイベントに遭遇しやすくなる
特殊なモンスターに遭遇しやすくなる
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《約束された不確定》
その運任せは時に最良以上の結果を生み出す。
ランダム要素が絡む時に限り、自分で選択した時の最良の結果よりも良い結果が出ることがある
レベルアップ時に貰えるGPが2倍になるが、LUK以外の項目に振り分ける時通常の2倍のポイントが必要になる
不確定な事象を観測できる可能性が高くなる
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《隠し隠され》
自分が何かを隠したり隠れたりするとき隠蔽度に補正[極大]
隠れた何かを探す時観察力に補正[極大]
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「チート?」
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