最強コンビ、爆☆誕!!!
「極ちゃん!…いや、ここではラックブレイドか。互いにソロ専だったし、一緒にゲームするなんて久しぶりだな!」
「そうだな!とはならないよ???なんですか、その膝の上でフルーツ食ってる幼女は?」
「いやー…しかし、今日はいい天気だな!ラックが俺との約束を忘れて、どこかで道草食ってたことを忘れてやってもいいくらいにはいい天気じゃあないか。そう思わないか?ん???」
「くっ…!!!人の弱みを握るなんて、恥ずかしいと思わないのかこの卑怯者め!!!今日のハンバーグがどうなってもいいのか!?」
「手のひら返しRTA???まぁいいよ。もろもろ説明するからとりあえず場所を移そう。俺も色々と聞きたいこととかあるし、何より俺らはちょっと目立ちすぎるみたいだしな。」
「そうだなー、どっかいい場所知ってる?」
「とっておきの場所があんだよこれが!とりあえずついてこい!」
「うい。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「おお…?」
風、この世界ではノトスと名乗っている、が連れてきてくれたのはめちゃめちゃオシャレなオカマバーだった。なんで???
「あら、ノト坊じゃな〜い!今日はどうしたの?」
「やっほー、スザンヌ!ちょっと秘密の話するから奥の個室貸してくれ!」
「いいわよ!」
あのオカマ…ヒッ、なんか寒気が…!
「ス・ザ・ン・ヌ、よ?」
「失礼しましたスザンヌさん!」
「素直な坊やは好きよ〜?」
くっ、これでかわいい女の子だったら…てか最近のオカマ「スザンヌ」…スザンヌは思考を読んでくるのか…
「坊やが顔に出すぎるだけよ…?」
…そんなバカな!?俺はポーカーで10連勝した男だぞ!!!(超幸運)
「ラック!遊んでないで着いてきて!」
「はいよー」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んで、その幼女は?」
「話せば長くなるんだが…」
ゴクッ…
「ボスフィールドに入ったら知らん間にいた。」
「全然短いじゃねぇか!」
「でも本当に誰かわからないんだよなぁ…」
「そんなことあるんだな…」
「ラックこそ、そのちっちゃいドラゴンちゃんは?」
「あぁ、話せば長くなるんだが…」
「短いのフリだろお前」
「チッ…召喚獣だ。」
「俺よりも短いじゃねぇか!…ってあれ?サモナーって倒した魔物以外召喚できないんじゃなかったか?」
「まぁ俺、神だし。」
「うわぁ……」
「おいその残念なやつを見る目で俺を見るな!本当に種族が神なんだよ!」
「まじ?ってことはあの仰々しいワールドアナウンスってラックが?」
「え、どれの話?」
「……どれ?」
「あっ……ヒューヒュヒューヒュヒュー♪」
「それでごまかせると思うなよ!?きりきり吐いてもらうからな???」
「黙秘権を行使する!!!……ん?キュラン〜、どこ行くんだ?」
なぜかキュランはおもむろに幼女の方に近づいていった。そして…
ポフッ…
幼女を背中の上に乗せた。
「キュー!」
「うぃー…」
あの幼女の声初めて聞いたな…ってか
「「かわいすぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!」」
「…ノトス。」
「おう!」
「「スクショタイムだ!!!!!」」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いや〜、いいもん見れたな…」
「おいラック、もう3時間もたってるぞ!?」
「嘘だろ!?…うわマジじゃん!!!明日は普通に学校だしさすがに終わっとくか。」
「そうだな。あ、明日起こして!ついでに弁当も作ってくれない?」
「俺はお前の母ちゃんか!?」
「冗談やめろよ…」
「そうだよな…」
「俺の母ちゃんは朝起きれねぇし、料理もできねぇよ。それくらい知ってるだろ?」
「知ってるけどそういうことじゃねぇよ!?」
「てことでよろしく!」
「あ、おい待て…ってログアウト早っ!!!SPDってそこまで影響するのか…?」
とりあえず俺もログアウトしよ……今日撮影会しかやってねぇな。
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