いい天気ですね。

いやー…日曜日ですね!

何も思いつかなかったので日常回でお茶を濁す男プニさん。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ママー!ただいま!」


「おかえり〜、今夜は飯抜きよ!!」


「本当に申し訳ありませんでした。」


「おう、いい心がけやんけ。靴舐める?」


「なめねぇよ!!!」


再テストに無事合格した(take4)風が帰ってきたし、とりあえずログインするか。


「なー極ちゃん、今日のご飯は?」


「今日どうしようかな。食材も少なくなってきてるしなぁ…」


「じゃあ、新しくできたホンキ行かね?俺お菓子欲しいんだよ。」


「コンビニで良くね?でも開店セールで食材安くなってるってチラシに書いてたし、それもいいかもな。」


「うし、じゃあ行くか!」


著しく技術が発達した現代では、政府が管轄する一つの店がすべての品物を取り扱っている。

店の名は『ホンキ・コーテ』である。なんでも売ってます。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「いいか風、お菓子は500円までだぞ?」


「…やっぱり母ちゃんだったのか?」


「いや一回言ってみたかったんだよ。で、何か食いたいもんとかある?」


「俺揚げ物がいい!」


「揚げ物か。食費は出してくれるんだよな?」


「泊めてもらってるからな!それくらいは出すぞ。」


「じゃあ、久しぶりにとんかつでもするか。高い豚買っちゃお。」


「やった!じゃあ、お菓子買ってくるわ!」


「うい。…とんかつだけじゃ寂しいな。お味噌汁とか作ってもいいけど、揚げ物の時はできれば集中したいんだよなー、どうしようかね…」


「極運くんじゃないか。奇遇だね、こんなところで。」


「お、野菊じゃん!買い物とかするんだ。」


加護宮かごのみや 野菊のぎく、日本有数の旧家である加護宮家の息女である。


「そりゃあするよ。一人暮らしなんだから。」


「そうだったな。そういえば、野菊ってFAO買った?」


「買ったよ!極運くんもやってるの?」


「あたぼうよ!あの売り文句は買わないわけにはいかなかったな。」


「だろうと思ったよ。もちろんしたんだよね?」


俺は静かに親指を立てた。


「極振り勢の中でおそらく俺が世界で一番強い…」


「ほう、なかなか言うじゃないか。それは…イベントが楽しみだね!」


何を隠そう、野菊も極振り勢の一人なのである。


「そういえば、極運くん。さっきなにか悩んでたみたいだけど、どうしたの?」


「ああ。風がうちに泊まりに来てて、とんかつすることになったんだけどさ、揚げ物に集中したいからお味噌汁は諦めようかなと思ってたところ。」


「へぇ…ぼ、僕がお味噌汁作ろうか?」


「まじ?それならめっちゃ助かるわ!じゃあ豚ちょっと多めに買っとこ。」


「おーい!極ちゃん…と、のぎっちゃんじゃん。買い物とかするんだ。」


「ははは、さっき極運くんにも言われたよ。」


「おい風!野菊がお味噌汁作ってくれるらしいぞ!」


「まじで!?今日のご飯めっちゃ楽しみじゃん!」


「そんなに喜んでもらえると嬉しいね。

 そうだ!僕はFAOを家に取りに帰ってから伺うよ。」


「おっけおっけ。じゃあ俺と風は先に帰っとくわ!」


「じゃあまた後でね。」


「あいよ。」


じゃあ会計するか。


「お会計6300円になります!」


「あ、すいません。袋2枚お願いします。」


「かしこまりました!袋一枚5円で6310円です!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「風、お前お菓子買いすぎだろ。太るぞ?」


「おいおい極ちゃん……ちょっと太ってきてるよ。」


「だめじゃねぇか。あ、片方持って。」


「あいよ。じゃあお菓子の方持つわ。」


「さんきゅ。じゃあ帰るか。」










ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そろそろ考査なので次回投稿たぶん遅くなります。すまぬ。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る