神狼玉〜いかにもな三人組いるんやけどどうしたらええのん?を添えて〜

「さて、リザルトチェックだな。しかしボスにしては手応えがなかったけど、報酬はどんなもんかね。」


「いいアイテムだといいね!」


「そうだな。」


かわえええ!!!キュラン可愛すぎるんだが!?このままだと誘拐されてしまうかもしれぬ。(冷静)


「いいか、キュラン!知らない人について行っちゃだめだぞ!」


「分かった!」


kawaeeeee!!!!(割愛


さて、リザルトチェックだな(二回目)


「仮にもユニークボスだからな。報酬に期待するとしよう。」


じゃんじゃかじゃん。


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〜ワールド初ユニークボス討伐報酬〜

ディバインアイテム『神狼玉』を獲得しました!

ディバインアイテムは詳細を見ることができませんが、持っていると必ず然るべき方へ

導かれます。そうですね…let it be、ですかね。

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怪しすぎるだろこれ。あとなんか説明文おかしくない?気のせい?


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〜ユニークボスソロ討伐報酬〜

称号『血涙のつい』を獲得しました!

効果:取得経験値が20%上昇する。運営の監視対象になる。

運営が血涙を流して作り上げた大事な大事な子ども達ユニークボスを片手間で倒した憎き怨敵に送られる称号。お前マジでさ、マジでさぁ!獲得経験値上昇は塩。敵に塩を送る的なあれ。

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「うわぁ…ごめんなさい。」


それしか言いようがないんだが。ん?まだあるのか。


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〜?????????〜

??アイテム『月光讃歌の冥闇めいあん魔石』を獲得しました!

月の光が闇を照らす。闇は何処いずこにもあり。讃歌が冥界を光に染め、血肉が天界を赤く染める時、顕現したるは何者か。

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「何の報酬かわからないしレア度はやばいしテキストがこれでもかってほどに不穏。触れたくねぇ!!!放置!決定!解散!」


「かいさん!」


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ということで、エリアボスを倒したからそのまま聖都に直行できるのかと思いきや、普通に2、3ヶ所街を経てから聖都に着くんだそう。町から町の間にはエリアボスほどではなくても中ボスみたいなのがいる、とのことだ。この情報は聖都へ向かう時に通る1つ目の街の門番さんが、たった今教えてくれた。


「とりあえず、狼くんの素材でも売りに行くかなぁ。」


特に金に困っているわけではない(おじいちゃんがいっぱいくれたので)が、普通に荷物インベントリを圧迫している。ちなみにこの世界のインベントリはバッグを装備すると増える仕様であり、デフォルト状態ではスタック50の20種類しか入れられない。なので、素材が増えてくるとギルドに売りに行かないといけないのだ。


「空いてるかな。」


悲しいことに、ただの両開きであるドアを開く。


「さて、買取カウンターは、「おぅおう!そこの兄ちゃんちょっと待ちな!」


おっと?これは?(ニッコリ)















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