「ブザマン」　

少女を助けられなかった少年は、自分が少女を死に追いやったのではないかと落ち込んだ。
彼はやがて人に謝るだけの人間になり学校では「人助けに失敗した無様なヒーロー『ブザマン』」と揶揄され、いじめの対象となる。
その五年後、その状況から全く抜け出ることは出来なかった上に荒れた生活で彼の風貌は変わってしまった。

ある日、彼を変えることが起こり始め、彼がそれを受け入れる時「止まってしまった時間」が動き出す。
ここに、コードネーム「ブザマン」と呼ばれ人を助けることを生業とする男の物語が始まる。

（恋愛要素は最初からは出てきません。じわじわと出てきますので。長い目で見てください）