48話 お仕置き
注意 これは官能小説ではありません
~天音視点~
しばらくキスをしていた私たちは、学校のチャイムの音とともに跳ねるようにして離れ、そそくさと家まで退散した。(ちゃんとクラスで解散済み)
ディープじゃない、甘酸っぱいキスにいまだドキドキしっぱなしである。そもそもあんな甘いキスをする修君に責任があると思う。
シャワーの心地良いお湯が私に降り注ぐ。
体を念入りに洗った私は、ゆっくりと温かい湯船に身を沈めた。
キスの余韻に浸りながら私は今夜の作戦を考える。
明日は休み、ならば今夜することは決まっている。そう
ミスコンの時、修君はあの雌ガキに魅了された。
その時の償いをまだ済ませていないのだ。
「ふっふっふ、目にもの見せてやるわ!」
私はやる気満々で湯船に上がると、急ぎ足で修君のもとに向かった。
作戦はいたってシンプル!
今日の夕飯に私特製睡眠薬を混ぜ、修君を無力化したのち、拘束具でベットに縛り付けるだけである。
修君はそんなことも知らずにうれしそうな顔で私の手料理を食べた。
「ふふふっ」
「あー、やっぱ天音の料理最高だわぁ、しみるーッ」
「ありがと、じゃんじゃん食べてね♪」
修君はどんどん食べ進めていき、綺麗に完食した。
私も戦闘訓練へ向けてしっかりエネルギーチャージをして、床に倒れた修君を作戦決行地点まで運んだ。
「ごはんよし、水分よし、タオルよし、歯磨きよし、薄い特殊な膜 通称
準備万端!いざ尋常に勝負!
私は修君にまたがると優しくゆすり起こす
「んぅ、ん?あまねぇ?なにして…」
そこで修君は固まった、視線は私の胸元を中心にとらえながら目を見開いていた。
「は?え?ちょっなにしてっ…」
「お仕置き」
私かそう一言発して、修君の唇を私の唇でふさぐ
「んむぅ…ちゅっ、れろッちゅ… ぷはぁ」
「ふふふ、おいし」
なんの防具を付けずに、ベッドに拘束された修君はされるがまま。何の抵抗もできずに敗北するしかないのだ!
私はそのまま脚部によるソードブレイカーで修君の性剣を責め立てる。しかし性剣なだけあるのか、なかなか折れることなくむしろ硬さを増すばかり。
気づけばその大きさは私のおへそを優に超えるまでとなった。しかし私も負けていられない。腿の真ん中あたりで攻撃していたが、もっと攻撃力がいる、ならば!
私は一歩前に出る、より奥で!付け根のあたりまで咥え込み、性剣を溶かす特殊粘液で責め立てた。
修君の顔が大きくゆがみ、苦痛を耐えるかの如く歯を食いしばっている。
攻めが功をなしたようだ、しかしこの攻撃は諸刃の剣…性剣に攻撃するごとに、私の弱点である豆にもダメージが行くのだ。
攻撃すればするほど甘い快楽という名のダメージが私の体を駆け抜ける。
負けるものかっ!っと攻める中、ふと修君の性剣が膨張した。それを察知したわたしは、パッと攻撃の手を休める
「なっ!!あ、天音…」
ふっふっふ、やっと気づいたようだ。そう簡単に必殺技をうたせてはやらない。これはお仕置きなのだ。
特殊粘液によって浸食された性剣は、月明りに照らされキラキラと光っている。私の攻撃を加えられ続けたはずの性剣は、猛々しく反り立ったままだった。
しばらく休憩をはさみ、性剣が収まりかけた頃合いを見て、また攻撃を仕掛け始める。
そう、今日こそ修君を負かすのだ。修君に『いかせてください』と言わせる!そして私は『なにを?』と聞き返し修君は苦痛に顔を歪ませながら・・・ふへへ
二時間後・・・・・
「んっ、はぁ、はぁ、なんでいわないのよ…」
「負けず嫌いなもんでね…」
なんという事だ!全く音を上げないではないか!
シーツは本戦をしていないのにも関わらずビショビショだ。
私は軽く水分補給をはさみ、どうするか考える。
やはり私も被弾覚悟でやるべきだろうか…
もはやそれしかない
わたしは性剣の真上に陣取り、溶解液で満たされた蜜壺の口を開ける
そのままじらすようにゆっくり腰を落とした。
修君の性剣は容赦なく私の蜜壺をかき分け、私の弱点を攻撃する。
しかし、今回は私が上にいる。つまりは高所なわけだ。FPSなどの戦いにおいても高所は何かと有利なものだ。
今回は私のペースで攻撃が行えるためHP管理がとてもしやすい。
一つ想定外だったのは自重により、性剣が想定より奥まで刺さってしまったことだろう。
危うく意識が飛びかけた。
つくづく凶悪な性剣だ。あと少し判断が遅ければ達していたかもしれない。
だがこの攻撃で相当なダメージを稼ぐことができたのか、修君はとてもきつそうだ。
言葉や仕草を巧みに活用しこの調子でいつか…
一時間後…
「がッあっふぅ…ひぅ…なんれぇこうさん…しないのぉっ…んぁ」
「………」
攻める、ぎりぎりで止める、攻める、ぎりぎりで止める、それを幾度となく繰り返す。もちろんそれで修君どころか私までもが生殺し、そろそろ我慢の限界だ。
「なんでぇ…ッグあぁ」
「あんまむりすんな」
そう言って修君は起き上がると私の頭を撫でた。
やっぱり修君の手は好きだなぁ。頭がふわふわして幸せになる。
あれ?起き上がる?手?
「捕まえた♪」
「ふぇ…?」
そこから修君の反撃が始まった
私は一気に修君押し倒され、ぐちゃぐちゃにされた。それも神気を使った強制必殺キャンセル。子宮のあたりに神気を流され強引に達する事ができなくなる技。
この技は対象に長期間神気を年単位で流し続けないとできないはずだ、なんたってこの技の原理は相手の神気の操作によるもの。相当神気をなじませないとできないはず!
いつ?なんで?私は必死に考えるもむなしく、その数秒後もいかぬうちに私の弱点は、修君の性剣に押しつぶされ頭を真っ白にさせられた。
一時間後…
「しゅみま…しぇんん!い、いかせれくらはぁ…
さらに一時間後…
「ご、ごめんなしゃい。もう…しましぇんゆるひ…い゛ぃがせて!おねが…
さらにさらに一時間後…
「はぁ、はぁ、はぁ、ふぇ?せきとめてただけ?じゃ、じゃぁその手を離したら…」
「ま、まっれ!だめ、違ういいの!まっあ゛あ゛ああああああああああああああああああああああああぁぁぁ………
二時間後…
「ヒュー、ヒュー、ヒュー、うっあぁ お゛ぉ ゆるし…
そこで天音の意識は途絶えることとなった。顔を涙でぐちゃぐちゃにしながら…
第二章 完
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