僕の戦争

戦争で傷つくのはいつも罪無き人である。
この方は、戦争に遭うという世界一の悲劇にあいばがら、私達に今では殆ど聞けない戦争の体験を教えてくださっている。

ハーフであること、ロシアとウクライナの血をひいている事が、どれほど大変なことなのか、読んでいて、胸が痛くなることばかりでした。
きっと私は、日本という井戸の中で、ぱちゃぱちゃしているだけの、甘ちゃんなんだと、うなだれずにはいられませんでした。

文章は簡潔で理論的で、ストレスなくぐんぐん読めます。

私のような、蛙な人は、是非、読んでみてほしい。
これが、生の声ってものだと思うからです。