2024/07/01
ロケットが撃ち落とされた後に残った残骸が、あの国のある場所に落ちたと聞いた。
その場所は私の行ったことあるところで、戦争の身近さに思わず背筋が震えた。
かつて私がいた、私が歩いたあの場所に、重たい冷たい人を殺すために発射された装置が落ちてきたのである。
死は思ったよりも近くにいたのだ。それはとても残酷だ。
でもあの国ではなくても、死がすぐ近くにある国なんてたくさんある。
ケニアは税金があげられたことにより、国中で暴動が起き、私がフォローしているケニアにいる日本人のアカウントでそれがテレビで見たよりもずっとずっとひどいものであることがわかった。
だが、大学の知り合いはそんなことを全く知らなかったようで、「え? そうなの?!」とびっくりしていた。
この差はなんだろう。
日本が永久に平和であってほしいと願うものの、争いの残酷さを感じる機会をもっと増やしてほしいと感じる。
戦いを生み出すのは、生ぬるい平和で堕落した「残酷」を知らない人々なのだから。
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