概要
有能書記官&珍事大好き総司令、再び!中年軍人主従は今日も謎に好かれる。
【完結】
総司令の懸案を解決するのも、書記官の職務である―――。
かつて侍が治め、今は国民の代表が統治する極東の帝国。帝国軍東総司令付書記官の佐渡大佐は、今日も総司令の些細な疑問を解決する。
狙撃され脚を負傷した佐渡の下に、松河原総司令は欧州帰りの上野少佐を書記官補佐として配属させる。負傷の補填は昇進と補佐。手足も口もよく動く部下(但し実子)を得た佐渡。さて、今日の閣下の懸案は如何に!
前篇こちら
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892298587
総司令の懸案を解決するのも、書記官の職務である―――。
かつて侍が治め、今は国民の代表が統治する極東の帝国。帝国軍東総司令付書記官の佐渡大佐は、今日も総司令の些細な疑問を解決する。
狙撃され脚を負傷した佐渡の下に、松河原総司令は欧州帰りの上野少佐を書記官補佐として配属させる。負傷の補填は昇進と補佐。手足も口もよく動く部下(但し実子)を得た佐渡。さて、今日の閣下の懸案は如何に!
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!閣下と書記官の華麗なる活躍、再び――!
『帝都書記官』の続編となる本作。
帝国東方面総司令部総司令の松河原(お茶目な閣下)と、その書記官である佐渡(閣下の有能なお守り役)が今回も様々な事件の解決に奔走します。
その事件がまた本当に些細なものから、軍や政治絡みのスキャンダルまでと、実に幅広い。面白い。また気を張って文章を追わずとも事の顛末が描かれるので、1話1話が非常に読みやすいです。
これは作者様の優しさというか筆力によるものでしょう。
大正浪漫を彷彿とさせる世界観に、推理ミステリーの要素が絡まり、その辺りの設定がお好きな方には特に刺さる内容だと思います。
かの有名なシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンよろしく最高のバデ…続きを読む