概要
倫理観のぶっ壊れた妹が最愛の兄を手に入れるために奮闘する物語
香夜には、最愛の兄がいる。
重度のブラコンである彼女は、ガチで兄を愛していた。
世界の倫理なんてなんのその──兄と禁断の一線をこえてしまおうと日々画策しているが、義母に阻まれ、兄の幼馴染に邪魔をされていた。
そんな状況のなか、香夜は──とある『本』を手に入れる。
それは現実世界を、魔法世界に変える奇跡の書であった。
魔法世界は、想い込めた言葉であれば魔法として発現した。
強く想えば願いが叶う世界になったのだ。
そう。──どんな願いでも。
兄妹で愛しあうという禁断の願いを叶えるため、香夜は行動を開始した。
それは、否応なく周囲を巻き込む騒動に発展していく。
──兄さんはわたしのものよ。誰にも渡さないわ。
これは、血のつながった最愛の兄を手に入れるために奮
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