概要
真実《ほんとう》の君は何処にいる?
【ZDV series #7】 リハーサル中の事故で記憶を失ってしまったテディ。ルカは献身的にテディの世話をするが、催眠療法がうまくいかず記憶が戻る兆しはまったく見られない。ユーリは、無理に思いださせる必要があるのか、過去の辛い出来事を忘れた今のままのほうがテディのためなんじゃないかと云いだす。
自分たちの関係や積み重ねてきたもの、バンドの存続。記憶は戻るのか、戻らないままなら自分たちはどうなるのか――とても素直な、まるで子供のようなテディに途惑いながらルカは自分の所為だと後悔し、思い悩むが――。
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ZDVシリーズ第七弾、三作めの長篇です。
★ ZDVシリーズ ★ コレクション
自分たちの関係や積み重ねてきたもの、バンドの存続。記憶は戻るのか、戻らないままなら自分たちはどうなるのか――とても素直な、まるで子供のようなテディに途惑いながらルカは自分の所為だと後悔し、思い悩むが――。
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ZDVシリーズ第七弾、三作めの長篇です。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!記憶を失くした恋人、洪水のプラハで交差する運命。試される愛のかたち。
世界的人気ロックバンドとなったZee Deveelのルカとテディを中心に綴られるシリーズ最新作。
過酷な運命に見舞われながらもその都度たくましく乗り越えてきた美貌のふたり。
今回は諍いの末にテディが舞台から転落し記憶を失くしてしまいます。そこにもう一つの家族の運命が絡まって――。
洪水に揺れるプラハを舞台に、錯綜する人物たちの想いと行動がリアリティをもって語られます。それを支えるのは綿密な調査に裏付けられた舞台の描写。料理、街並み、小道具の数々。
真実を受け容れること、ありのままの相手を認めること。秘めるべきか、隠さずさらけ出すのか。なにが正しいのか軽々しく断じることはできませんが、ひとつ言…続きを読む