概要
【BL】初対面の二人はコラボ曲を企画し、あれよあれよと…
とあるボカロPの男性二人、サワーPと246P。
それほど関わりはなかったけどふいに飲もうという話になり、渋谷で待ち合わせ。
互いの音楽観などゆるゆると話しながら、唐突に「帰りたくない」と言い出す実家暮らしのサワーP。
ストーリーというより、会話中心のふわふわしたお話です。
OGB(オゲレツでガッツリとしたBL)というにはやや物足りない、OYB(オゲレツ・ゆるーい・BL)くらいな感じです。
※2016年に書いた話なので、話題とかがちょっと古いです
※作者に音楽的知識は皆無です
※ボカロPとは・・・音声ソフト「ボーカロイド」を用いた楽曲のプロデューサー(=P)でボカロP。意味としては、自分で曲を作ってそこにボーカロイド音声をくっつければ、それって実在のボーカルがいなくても、一人でもアマチ
それほど関わりはなかったけどふいに飲もうという話になり、渋谷で待ち合わせ。
互いの音楽観などゆるゆると話しながら、唐突に「帰りたくない」と言い出す実家暮らしのサワーP。
ストーリーというより、会話中心のふわふわしたお話です。
OGB(オゲレツでガッツリとしたBL)というにはやや物足りない、OYB(オゲレツ・ゆるーい・BL)くらいな感じです。
※2016年に書いた話なので、話題とかがちょっと古いです
※作者に音楽的知識は皆無です
※ボカロPとは・・・音声ソフト「ボーカロイド」を用いた楽曲のプロデューサー(=P)でボカロP。意味としては、自分で曲を作ってそこにボーカロイド音声をくっつければ、それって実在のボーカルがいなくても、一人でもアマチ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何者かになりたいという人間の普遍的な欲望が、ボカロを通じて昇華する
ボーカロイドとはなんなのかよく分かっていなかった私は、この作品を読んで、まさかアマチュアで音楽プロデューサーにまでなれる時代になっていたとは!と今更のように衝撃を受けました。
この物語は、ボカロP(プロデューサー)として互いの存在と作品を知っていたサワーPと246Pが、Twitterでメッセージを送りあい、実際に会うところから始まります。
二人の会話を読んだ時、私は、自分が生きた時代とは全く別の感覚を持つ若者のように感じて、これを書けるあとみく様の若々しい感性と、音楽を言葉で描写する語彙力、表現力に圧倒されました。
ただ、どんなに時代が変わっても、人間というのは常に、何者かにならなくては…続きを読む - ★★★ Excellent!!!夢や人生に思いを残す人達へ。
ボカロは音声合成技術を駆使したコンピュータソフトだ。
小説を書く人達にカクヨムがあるように、今はニコ動やYouTubeを媒体にして、それらボカロを使って音楽にもセルフプロデュースの場が設けられている。
一人で歌詞を書き一人で曲を作り、ボカロに歌わせ演奏させる。
それら全てを一人で手がけることから、彼らは名前の下にP(プロデューサー)をつける。
この物語もそんな「P」の二人だ。互いにリスペクトしていた者同士オフで会って意気投合し、二人のコラボでミニアルバムを出すという方向に話は進んで行くのだが…。
最初は雑踏の中にまみれるような会話から始まって、興味本位に関係を持ち、でもそこには二人が共通し…続きを読む