第3話 ヨーロッパの教会で

あるとき、教会に一人の男がやってきて、椅子に座って直ぐに酒を飲みながら新聞を読み始めた。


「なぁ、神父様。痛風とはどんな病気なんだい?」


「痛風とは昼間から酒を飲んで、だらだらしているような怠け者がなる病気ですよ」


「へー、そうなのか」


しばらくして


「なぁ、あんた。さっきは少し言いすぎたよ。いつから痛風なんだい?」


「いや俺じゃねえよ。ローマ教皇が痛風だって、新聞に掲載されてたんだ」

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