概要
この夏、きものを誂えました。
きものをマニアックかつ現代風に愛する女子のモノローグ。
ひたすらきものフリークな話、かつ、淡く生まれた思いと縁。
ひたすらきものフリークな話、かつ、淡く生まれた思いと縁。
いつもありがとうございます。
読んでいただけてハッピーです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!薄荷香る、甘くて癖ある大人の恋物語
着物を愛する葉子は、生まれて初めてオーダーメイドの着物を和裁士・糸井薫に仕立ててもらう。その着物をまとって出かけた落語の席で、彼女は思いがけず糸井と顔を合わせることになるのだが――?
薄荷色の着物からはじまる、ちょっぴりシニカルな葉子と、純情男子な薫の恋物語です。この薫くん、純情に見せかけて、策士な一面もあったり、時にリードする場面もあったりと、とにかくもう乙女心をくすぐる、くすぐる!
終始、にやにやと顔を緩ませながら読ませて頂きました…薫くん、本当に好きです。
また、随所で描写される着物の描写や、地の文の言葉の選び方も素晴らしいです。新しい着物を取り出す時に、着物を包んでいる薄紙をそう…続きを読む