最終話 手紙への応援コメント
ここまで一気読みしてしまいました。
私はフランスのことについては正直疎いのですが、それでも紘一くんの感じている痛みが非常にリアルに伝わってきて苦しく、そして切ない小説であったかと思います。
作者からの返信
中原様、
自主企画への無言参加失礼しました。さっそくお読みくださりありがとうございます。重たい内容にもかかわらず一気に読了して頂けるとはとても嬉しいです。
フランスに限らず、違う文化を持った者が別の文化の国で生きていくのは簡単なことではないですね。紘一の気持ちをリアルに感じて頂けたなら筆者としては何よりです。
過分な評価まで頂戴し、とても光栄に思います。
ありがとうございました!m(__)m
編集済
最終話 手紙への応援コメント
読了させていただきました。正直なところ私は同性愛者ではないので、この作品にコメントしている時点で偽善者なのかもしれません。しかしいじめ問題、周囲の理解、そして最後に希望のある風景など、特筆するところが多くあり、そしてまた本文自体もとても面白かったので、ここでこうやって書いております。学生のころ、ゲイバーに勤めたことがあるんですよ。時給の高さにつられて。もちろん同性愛者ではないので、最初は戸惑いましたが、みんな優しく、そして暖かい人たちでした。私が慣れないショーで失敗しても怒る人は誰もいなかったです。仕事が終わると食事に誘ってくれたし、悩み相談とかも受けてくれました。当時、私が『いつかプロの小説家になる』と願望を言って、バカにしなかったのはその人たちだけだったかもしれません。そんな経緯もあり、当時お世話になった人たちとは今でもラインで情報交換する間柄にあります。実際のところ、ホモ、ゲイ、などと言われる方たちの本当の気持ちは分かりません。ただ言えるのは、そこは差別対象にしてはいけない、ということです。同性愛者より異性愛者のほうが犯罪率も多く、狂気もあります。糾弾するなら、そういった人間性のある人たちこそ受けるべきですよね。
作者からの返信
悠木さん、
読了して下さりありがとうございます!そして力強いレビューも頂戴して感激です。
この作品では帰国子女や同性愛者をモチーフに使いましたが、誰にでも何かしら背負っているものがあるんじゃないでしょうか。そのせいで差別や偏見を受ける可能性は誰にでもあると思います。人と違うことを尊重する風潮にはなってきたけど、本音の部分でどこまで壁が取り払えるかは個人にかかってくるのでしょうね。
ゲイバーの人たちといい繋がりを持たれたのは貴重ですね。何かに本気で打ち込んでる人って他人の目標もリスペクトできるし、バカにしたりしないのかなと思いました。
勢いで書いた作品なので改善するべき点も多いとは思いますが、こうしてあたたかいご感想を頂けると投稿してよかったと思います。
本当にありがとうございました!
編集済
第16話 ジュ・テームへの応援コメント
Au revoir(さようなら)の一言が胸に痛いですね。
ジェレミー先生は、大人らしく、彼のいろんなことをきちんと考えてくれているのだなと感じました。冷静になってもう一度、いえ二度三度考え、それでも気持ちが変わらなければ本物。そうなればもう一度、勇気を持ってもらいたいです。しかしその結果がどうあれ、人を好きになる気持ちは自分だけのもの。好きなままでいることは、誰に気兼ねなくできると思います。
作者からの返信
紘一には辛いことですが、先生は大人として誠実に答えてくれましたね。こういう状況で恋をするのは先生の言う通りただ救いを求めるような気持ちだったのかも知れません。でもその人間性に恋をしたなら、それは本当の初恋と言ってもいいのではないかと思います。
さようならがただの挨拶じゃなくて別れの言葉なのが痛いですね。重みを汲み取って下さりありがとうございます。
第10話 ジェレミー先生への応援コメント
これは泣いてしまいますよね。
強気に見せていても、まだ中学生。
しかもエスカレートしたいじめで禿げまでできている。追い詰められた淵で出会った懐かしい言語。エミールのこととかも、きっと思い出したのだろうなと感じました。
作者からの返信
そうですね、表面を取り繕っても中身は相当やられていますから、何かのきっかけで張りつめたものが切れてしまうのは当然ですね。言葉だけじゃなくてそれに付随してくる懐かしいものもいっぺんに押し寄せたかもしれないと、コメントを頂いて思いました。
第3話 最初の間違いへの応援コメント
子供って遠慮がないので、隠さず悪意とか軽蔑とか嘲笑をぶつけてきますよね。私が中学校に入学したとき、ブラジル人と日本人のハーフの子がいたのですけれど、同性から浮いていて二学期になる前、転校していきました。人とのちょっとの違いが負の連鎖を呼ぶようで怖くなった記憶があります。
作者からの返信
悠木さん、こちらにお越し下さり、コメントもありがとうございます。
中学生はまだこういう部分子どもですよね。大人なら隠すところを正直に反応すると思います。
ハーフの子は片親がブラジル人というのも大きな要素なのかなと思いました。これが白人だったらまた違ったかも知れません。
いずれにせよほんの小さな違いが大きな亀裂を生む世界ですね、中学校は特に。
編集済
最終話 手紙への応援コメント
良かった!こういう終わり方で。
立派な作品だと思いました。
内容は、いじめ、親と子の問題、自分がホモセクシャルであることによる周りとの葛藤、結構色々盛りだくさんですけど、一気に読ませるものがありました。
いじめや国の文化の問題は置いておいて、昔子供が小さい頃のことを思い出しました。
色々妻と話し合ったことのひとつに、もしこの子がホモセクシャルであったとしても、絶対普通に受け入れてやろうというものでした。
作者からの返信
レネさん、最後までお読みくださり、本当にありがとうございます! 今帰ってきたらたくさんコメントを頂いていて。感激しました。
この作品は特に読まれると緊張してしまうので、そのようなご感想を頂けて嬉しい限りです。重たいテーマばかりが詰まった内容ですが、こうして一気に読んでくださって、真摯なコメントも下さって、書いてよかったと思います。
他のコメントの方にもお返事させていただきます。
まずはお礼まで。
ありがとうございました!m(__)m
第19話 家庭訪問への応援コメント
先生も先生だけど、頭にハゲまで作ってるのに、子供の立場に立ってやれない父親って、サイテーだと思う。
誰だか忘れたけど、子供が自殺するのは親が悪いって言ってた人がいたのを思い出した。
自殺するまで追い詰められてるのに、それに気づかないなんて、親じゃないって。
全くそう思います。
作者からの返信
親と子の関係は本当に千差万別で…きっとこの父はかなり無理解な部類に入ると思うのですが、なるべく事を小さく済ませたい、という気持ちは大人の中にあるんじゃないでしょうか。それが息子のことだとしても。あと、女の子ではなく、男の子というところで全然違ったり。男だから大丈夫だろう、みたいな逆差別のようなこともあると思います。
ただ、親ならば知っていなければいけないことはありますよね。自殺してからでは遅すぎますから。
第16話 ジュ・テームへの応援コメント
ここには2つの辛さが同時にありますよね。
まずは失恋の辛さ。
次に学校でいじめられ続ける辛さ。
ジェレミーはもっと前にイジメの問題に関わってやることはできなかったんだろうか。
確かにオムライスを初めて一緒に食べた時、コーイチはそれを拒否した。
でも、ジェレミーは、やっぱり何かアクションを起こして欲しかった。
これは、小説としてみたらどうか分からないけど、単に読んでいて、それを強く思いました。残念な気持ち、かな。
作者からの返信
仰る通りですね。
失恋の痛手ももちろんですが、彼がいなくなることで明日からの日々に絶望する辛さも重たいですね。
現実だったとすれば、ジェレミーのような立場の教師でも関わることはできるかも知れないんですよね。確かに、それで救われる生徒もいるかも知れませんよね。
この話の中ではジェレミーはあくまでも研修教員であり、ガイジンという枠から出ないままですね。紘一が拒否したこともありますが、そういう可能性もなくはなかったんだなと、コメント頂いて気づきました。線を引いているのは外の人間も同じなのかな、なんて思いました。
第15話 最後の授業への応援コメント
なんてこった! ジェレミーがいなくなるなんて!
この先どうなるのだろう?!
作者からの返信
アシスタントの先生は三カ月ぐらいで別の学校に移っていったのも覚えています。研修の期間だったのかも知れません。
でも紘一にとってはジェレミーはもう特別な人になってしまいましたからね。この突然の最後の授業は堪えますよね。
第10話 ジェレミー先生への応援コメント
これはランバート先生、意外な、しかも超頼もしい仲間が現れましたね。
救世主になってくれるといいんだけど。
ちなみに文章がとても読みやすく、スーッと入ってきます。
とてもいい文章だと思います。
作者からの返信
レネさん、読み進めて下さってありがとうございます。
むかし英語の授業に来ていたアシスタントの外国人の先生を思い出しながら書きました。ジェレミーとは別人ですが、本物の英語でクラスを圧倒していた気がします。ケベックは仏語英語の両方を使うので、この設定にとても便利でした。
思わぬところでの出会いになりましたね。
文章のことそう言って頂けるととっても光栄で安心しました。すごく嬉しいです。ありがとうございます。
第7話 お前が恋しいへの応援コメント
エミールに手紙を出さなかったのは残念でしたね。
それにしても、親って案外子供のことがわからないんですよね。注意していないというか。
イジメに気づいてあげられれば大分違うんでしょうけどね。
作者からの返信
そうですね、状況が変わらないにしても、彼には本音を見せてもよかったのに…隠してしまいました。
いじめの難しいところは、本人が周りに隠してしまうことだと思います。このぐらいの年頃だと演技することを覚えて、必死で気づかれないようにしてしまうので、親でも見抜けないのかも知れませんね。
編集済
第6話 エミールのことへの応援コメント
自分がホモセクシャルであることに気づく時って、どんな心境なのか、そしてそれを人にしらせるのがどんな気持ちなのか、ちょっと想像はできないけど、今の時代はそこまで悩まずに済むのかな?
ただ、フランスなんてそんなことてんでどうってことないだろうと思っていたら、「アデルブルーは熱い色」では主人公がレズピアンであることが、学校でも結構友達につつかれたりしていて、意外に思いました。
やっぱり、まだまだ苦悩が多いから、ああした映画がパルムドールをとったのでしょうね。
こうして、そのことを作品にするのは勇気がいるかもしれませんが、逆に表現できて楽になったとしたらいいのですが。
まあ、先を読みます。
作者からの返信
とても個人差があることですよね。あと家族や環境に左右されることも大きいですよね。今の時代って昔よりは「理解がある」のかも知れませんけど、本当にどう思われるかは人次第なので、誰彼構わずに言えることではないと思います。
フランスは同性婚の成立はヨーロッパでも遅れている方で、保守的な部分は根底では強いんだろうと思います。「アデル」は一度観てみたいですね。
この作品を初めて投稿したときは読者がいなかったので、思ったことを全部書いてしまうことができました。開き直って文字にしてしまうのは悪くないですね。ここでリタイアする人もいるかもしれませんが、好意的に受け取ってくれる人もいます。そういう時はやっぱり安堵します。
第3話 最初の間違いへの応援コメント
やっぱ、中学校でフランス語ペラペラやったら、こうなるのかな。
ちょっとヤバって感じですね。
作者からの返信
レネさん、コメントありがとうございます。
これは憧れか嫌悪かのどっちか、両極端な反応があるでしょうね。その場所や団体の空気に左右されるというか。ここでは不正解だったようです。
第2話 帰国家族への応援コメント
これはかなりシリアスな、重たそうな小説の予感がしますね。
柊さんをもっと理解するために、読めるとこまでゆっくり読むつもりです。
もちろん、これはあくまで小説だということを忘れずに。
途中で挫折したりしたらごめんなさいです。
作者からの返信
レネさん、こちらにお越しいただけるとはびっくりです! 緊張すると同時にとても嬉しいです。
はい、仰る通り内容はかなり重めだと思います。あと、いじめ描写ではなく心情の描写の方に重点を置いています。
前に自分のことを小説に、と仰っていましたが、初めの方に投稿している小説は自分のエッセンスが多く入っていて、この中編もそういう感じです。でも内容はあくまでもフィクションです。途中はやはりつらいと言われることが多いですが、バッドエンドではないつもりです。
勢いで書いたものでもあるので色々と粗削りかも知れませんが、どうかご無理のない範囲でお付き合いくださいませ。
ありがとうございますm(__)m
編集済
最終話 手紙への応援コメント
家族だからって、本音で話せる関係とは限らない。正直に打ち明けても理解してもらえないこともある。すべてを分かりあえるわけじゃない。家族ってなんだろう?って考えちゃいますね。
紘一くんきつかっただろうけれど、フランスにいたままでも、親と衝突するのは避けられなかったのかもしれないね。
人っていつかは吐き出す必要があって、それを受け止めてくれる人がいてくれたら、幸せなことですね。
そして、いじめ!なんでいじめってこの世にあるんでしょうね。醜い行為だと思うんですけれど、人を困らせて喜ぶ人がいるんですよね。心理状態どうなっているのかと不思議なのですが。
この作品を中学生たちが読んで、討論会をしたら面白そう。思春期の子供たちが抱える苦悩がたくさん詰まっているので、話し合ってみるのもいいんじゃないかな。アイデンティティーや性や、家族や居場所やいじめや学校や、いろんな問題点が浮き彫りになりそうです。学校推薦図書に「モグラの穴」があってもいいですね!
そしてみんな、アイタタタッてなるという(笑)でもそれが現実であり、その現実で苦しんでいる子供がこの世界の至るところにいるというのが、悲しいですね。
*このままじゃ悲しいから、ひいにゃんのレビュー書いちゃえヽ(*>∇<)ノ
え!そっち?みたいな(笑)
作者からの返信
遊井さん、改めてこの作品をお読み下さりありがとうございました。
ノートの方も拝見しました。確かに勇気が要りますよね、読むのに。こういうのやだなって思う人も多いだろうし。
だから読んで下さっただけでとても嬉しいです。
この話の設定は少し極端にしてあります。書き手としては出来事そのものよりも紘一の内面の方を書きたかったし、端々に自分の本音を挟んでいると思います。小説としてそれがいいのかどうかは分かりませんが。(でもジュールもそういう風に書いてますね...)
悲観的かも知れませんがいじめはなくならないと思っています。排他や嘲笑はひとの性ではないかと。ただその犠牲になって自分を終わらせるのは勿体ない。自分が生きられる場所は必ずどこかにあると思います。
今の思春期の人がこれを読んだらどうなんでしょうね。古いかな。それとも今も変わらないかな。
ご感想とても嬉しかったです。重たい話にも関わらず一気に読みきって下さり、本当にありがとうございました!
最終話 手紙への応援コメント
モグラの穴を肯定できる日が来ると信じながら、それはそれとして今を幸せだと言うことが出来ている紘一さん。強い人だと思いました。
暗い地獄を抜けた先にある希望を見た気がします。絶望の淵を見たからこそ語れる希望があると私は思います。軽い前向きな言葉では軽くすることが出来ない気持ちがあると、思っています。
そして、決して明るい作風ではなくとも最後に希望を見せてくれる物語が、私は大好きです。柊さまの『モグラの穴』はまさにそんな物語でした。
素敵な読書体験をさせて頂きました。ありがとうございました。
作者からの返信
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
時間を経ることや環境を変えることって馬鹿にできないというか、それが役に立つことは大いにあると思います。トラウマを形として残るものにしたのは、消えることはないという気持ちからですが、いつかそれも含めて過去を認められるようになると信じたいですね。
「軽い前向きな言葉では軽くすることが出来ない気持ち」は誰しもが共存していかなければならないものでしょうね。それを抱えた上でちゃんと先を見ることはできると思います。最後に希望を見出だして頂けて良かったです。
こちらこそ、作品に真摯に向き合って下さり心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
第22話 それからへの応援コメント
柊さま、こんばんは。
紘一さんの行く末が破滅でなかったことに、安堵しています。そんな心配をしてしまうほど、彼の体験は悲惨なものに見えました。中学時代の記憶が悲惨なだけではないのは、彼自身の忍耐と努力、そしてジェレミーさんの存在のお陰だと思います。
「物理的なガイジンか精神的なガイジンかを選ぶのなら、僕は物理的な方を選ぶ」→強い言葉です。この一言に彼があの体験から得た知見が集約されているようです。
作者からの返信
椎人さま、
たった半年ほどの間に紘一は価値観の変わるような経験をしたと思います。淡々と振り返るような文章にするつもりでしたが、どうしてもいじめを取り上げると悲惨な部分が際立ってしまいますね。その中でジェレミー先生との時間は(苦い終わり方だったとしても)唯一の支えでした。
「物理的なガイジンか……」のくだりは僕が実際に思うことです。強いと言って頂けるのは嬉しいです。逆にいうと精神的なガイジンの状況下では生きられないということですけどね。だからちょっとシニカルな考えでもあると思います。
第19話 家庭訪問への応援コメント
必要な時に守ってくれなかったのにこういう時だけ保護者の立場をとる大人が、紘一さんには耐えがたかったのでしょうね。
「みんな、ちゃんと君に謝るから。だから、明日は学校においで」ではない、と私は思いました。謝って、それが何になるのだと思いました。クラスメイト達の謝罪は恐らく許されるためのものであって、償うためのものではないのでしょう。
真実を打ち明けたところで、紘一さんを取り巻くのが絶望的な現状であることに変わりはないように見えます。何か光があると良いのですが……。
作者からの返信
椎人さま、
沢山読み進めて下さりありがとうございます。
こういうことが明るみに出るとき、どれぐらいの大人が真剣に向き合ってくれるのでしょうね。謝罪の言葉などで表側をきれいにすれば済むし済ませたいという気持ち、少なからずあるんじゃないでしょうか。
「クラスメイト達の謝罪は恐らく許されるためのものであって、償うためのものではない」
そうですね、視点を変えるなら紘一に「許させる」ためのものですよね。償うというのはいじめの当事者に自覚があるときの言葉で、自覚がないものはきっと存在しないことになるんだと思います。
第5話 おきまりの展開への応援コメント
虐められていると認めたくない心境、想像できます。確かに、「いじめられっ子」は敗北者のような称号だと思います。
たった二ヶ月の間に、紘一さんは地獄を見ましたね。まだ助けてほしいわけではないようですが、過去の思い出に救いを探してしまうところに彼の痛みを感じます。
しかし、まだ彼にはつらいことが待ち受けているような気がします。現在地は地獄の入り口でしかないのかもしれません。
友人からの手紙に光を見出すか、差し込んだ光にも目を瞑ってしまうか。前回のコメントで書いた「期待しながら」という表現は些かずれていたかもしれません。紘一さんのこれからを、真剣に見守ります。
作者からの返信
こちらにもありがとうございます。
渦中にある本人だからこそ認めたくないという気持ちがあると思います。いじめだけじゃなくて虐待とかもそうで、認めてしまったら負けというか、おしまいというか。「被害者」とか「いじめられっ子」とかいう言葉は自尊心を削る言葉でもあると思うのです。いくらそれが事実でも、否定することで自分を持ちこたえさせるような、そういうイメージです。
助けを求めたくないと同時に助けの求め方が分からなくなっていくのかなとも思います。こういうことはいっぺんに突き落とされるから、本人が一番ついていけないのではないですかね。
真剣にお読み下さってとても嬉しいです。
このあと紘一の出会う人も含めて見守ってくださいませ m(__)m
第3話 最初の間違いへの応援コメント
柊圭介さま、こんばんは。コメントを失礼いたします。
あらすじを見て興味を惹かれたので、これから読ませて頂きます。
異質な者を排斥せんとする不穏な空気が、既に教室内に漂っていますね。帰国子女への虐めは差別とも根深い関係性があるようにも思えます。日本人であっても「ガイジン」扱いをされ、その国へのネガティブな偏見を押し付けられるということがありますね。
冒頭の家出の場面とどのように話が繋がっていくのか、期待しながら読ませて頂きます。
作者からの返信
椎人さま、
この作品に興味を持って頂きありがとうございます。
排他性をはっきりさせるために地方の公立中学という分かりやすい設定にしました。全部がこうだとは思わないんですけどね。帰国子女という設定も、見た目が周りと同じであることが重要で、これが外国人やハーフとかならまた違った話になってくると思います。
勢いで書いた話ですので粗削りなところもあると思いますが、紘一を見守って頂けたら嬉しいです。
最終話 手紙への応援コメント
最後の一文を待っていましたよー!
よかったねー(´;ω;`)ブワッ
柊さんのお話はすごくつらくて「もうこれだめじゃん、救いないじゃんどうするの?!」と思わせておいて最後にちゃんと無理ないハッピーエンド持ってくる、それが好きです、ありがとうございます読者への最高のデザートですねご褒美うれしいです(^q^)
多文化共生は、最近児童文学の界隈でも話題によくのぼりますが、やはり見た目からしての外国人、文化がちがうルーツを持つ子にばかりスポットがあたっていると感じます。
そこへきて帰国子女……!
見落としてる人、多いと思います。
もっと考えないといけないことだなと気付かされる言葉がたくさんでした。
これが読めてよかったです。
ありがとうございました!
作者からの返信
みりあむさん、最後までお読み下さりありがとうございます!
最後の一文、色んな意味を込めてここへ持って行きたかったです。確かに途中はハードですよね……でもフィクションだからこそ光が見える終わりが好きです。無理ないハッピーエンドと言って頂けてすごく嬉しいです!
多文化共生って、どうしてもメタファーにすると外側の違いが分かりやすいものになるんでしょうね。
帰国子女も千差万別で、紘一は少し極端な例として書きましたが、内側での葛藤は多かれ少なかれあると思います。
色々感じ取って下さって、とても嬉しく、光栄です。
こちらこそ、本当にありがとうございました!!
第16話 ジュ・テームへの応援コメント
ジェレミーがいい人すぎる(´;ω;`)
これがもし日本人の先生だったら、こんなふうにフラットな言葉で断わることができたかどうか…!
いい恩師に巡り会えたね、コーイチ(´Д⊂グスン
作者からの返信
いい人って言って頂けて嬉しいです…! この断り方は難しいですよね。でもきっちりと言ってくれるジェレミー先生は本当に誠実な人だと思います。紘一にはつらいけれど…。
第13話 赤毛のゾロへの応援コメント
私、柊さんに謝らなくっちゃ。
ママがフランス系だって言ったけど、フランス人ではないのです。
そう訛りのきついケベック人(*ノェノ)キャー
というわけでメープルクッキー大好きです♡
ビズはきらい、グランママがツバつけてくるから(;´∀`)笑
作者からの返信
わーほんとですか! 奇遇ですね。じゃあジェレミー先生に親近感を持って頂けるのも納得。
ビズするときほんとに唇つけてくる人たまにいますね。年配に多いかも。おばあちゃまは孫が可愛いんでしょう。
夏場のビズは苦手です。ほっぺたに汗が…
第11話 日曜日のことへの応援コメント
ああ、なるほど、だから会話が成立してたのか!
ケベック人のフランス語は青森弁くらい聞き取れないって言いますもんね(*´艸`*)笑
作者からの返信
前にドラマを観ていて、ケベック人が喋るところに字幕がついていたのがウケました(笑)青森弁って例えが絶妙ですね。
第10話 ジェレミー先生への応援コメント
おお、ケベック人!
ちょっと反応しちゃう(*´艸`*)ふふ
救世主あらわる!
作者からの返信
あら、ケベック人にお知り合いがおられるとか?
救世主ですね。ジェレミー先生、魅力的に書けているといいのですが。
第3話 最初の間違いへの応援コメント
ああ、ああ、わかる。
日本人は白人系に憧れてるから差別なんてない、という勘違いが生むこの先生のような余計なお世話。こわ……(´;ω;`)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
白人系の国に対する感情、特にフランスって微妙な国じゃないですか? 「お」を付けられることに憧れと嫌悪感の両方の匂いを感じるのです。あと、人によってはっきり好き嫌いが分かれる国のひとつかなと思います。
先生の鈍感さは仕方のないことでもあるし、これが通用する場合もあるし。でも通用しないときのリスクは生徒が負うことになりますよね。
最終話 手紙への応援コメント
紘一君が経験してきた日本での辛い事、いつまでも心の中に傷痕として残っているのだろうけれど、大切なのは今だと、前を向いて生きている最後で、本当に良かった。
読んでいる間、心が痛かったです。きっとその傷痕は掘り返されることもあっただろうし、それでも生きていかねばならないのだから。
この時代設定がいつであっても陰湿な人間がする行動や言葉は今と何も変わらない事が悲しいですね。今の若い子達に是非読んで欲しいと思いました。
素晴らしい作品を読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
りくさん、
すごい勢いで読破して下さり本当に嬉しいです。ありがとうございました。
記憶もそうでしょうし、目に見える形としてトラウマが残っているのは悲しいですね。でも生き続ける限りは今が一番大切ですよね。引っかかりは残ってもバッドエンドにはしたくなかったです。
今の思春期の人が読んだらどう思うでしょうね。知りたいです。
この重たい話を再度読み切ってくださったこと、本当に感謝でいっぱいです。こちらこそ、心からお礼を言わせてください。ありがとうございました!
第8話 モグラの穴への応援コメント
ダメだ、読むのは二度目なのに涙がいっぱい出てくる…辛かったね、紘一君
へつらう自分を殺してやりたいと思うほど辛かったのに、お母様にさえ話せなくて…。
彼の心に巣食ってしまった苦しみが、人生を進むごとにいろんな人の中を通って、薄まっていっていればいいのに…と願います。
作者からの返信
りくさんコメントありがとうございます。
普通なら二回も読んでもらえる作品ではないと思っていますので、嬉しいと同時に恐縮もします。ラストを知っておられるとは思いますが、やっぱりその間は厳しいですよね。
あたたかい評価も頂いて、すごく嬉しいです。リタイア多いし駄目なのかなとへこむこともありますが、これでいいのだと言ってもらえたような気がします。ありがとうございます。
第12話 オムライスの味への応援コメント
凄いリアリティですね!
うちの娘も帰国子女なので、変化には気をつけてやりたいと思います。思春期で難しい年頃ですけど。
作者からの返信
お読みくださりありがとうございます!リアリティを感じて頂けて光栄です。
一口に帰国子女と言っても性格や環境などで個人差が大きいと思います。思春期は難しいですけど、お嬢さんが楽しい日々を送られているといいですね。
編集済
最終話 手紙への応援コメント
ハッピーエンドというには引っかかりがある展開ですね……結局、家族とは離れて東京で暮らし、クラスからはまるでなにもなかったかのように寄せ書きだけ届き、お父さんはとうとう最後まで理解してはくれなかったようで。触れられてはいないですが、せめてお母さんとだけでも少しはいい関係になってくれていればと願わずにはいられません。でも、無理なら諦めることも必要ですよね。
そして、最後の一行にびっくり……! よかった、よかったねーとまた泣きそうになりました。もともとパックスがあって、同性婚の法制化も早かったフランスで、人生を共にする相手に巡り逢えたのなら本当によかった!
結局、日本ではいろいろとあかんかったんやーというだけな感じでもやもやが少し残ってはいますが、リアリティのある、色々考えさせられる物語でした。とても読み応えがあった所為か、まだ余韻に浸っています……。
作者からの返信
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
仰る通り、ハッピーエンドとは言い切れないですね。すでに日本をあきらめたところから紘一は語っていますので。ただもう一つ生きて行く国の選択があっただけでも幸せだと思います。
結婚をハッピーエンドの象徴にするのではなく、日本では叶わないことが叶えられるという意味でこの終わり方にしました。
フィクションだからもう少し優しいお話にしてもよかったですね(笑)でも逆にリアリティがある、と言って頂けてよかったです。
コメントと、あたたかい評価も頂戴し、改めてお礼申し上げます。励みになりました。本当にありがとうございました!
第20話 崩壊への応援コメント
ここまでぐいぐいと引き込まれるまま、そして途中からは鉛を呑み込んだような重い心地で読み進めてきましたが、ここで胸がすくような、力が漲ってくるような感じがしました。思わず拳を握って快哉を叫びたくなるような。
味方が誰ひとりとしていないなかで、追い詰められて小さく膝を抱えてしまうのではなく、溜め込んできたものを爆発させた紘一くんに、そうだ、それでいいよ、もっと云ってやれと泣きそうになりながら頷いている自分がいました。
「家族」って、どんなときも味方であれば暖かく響く言葉ですが、そうでなければただのいちばん厄介な冷たい檻ですね。
作者からの返信
烏丸様、
コメントをありがとうございます。避けられそうな題材ですが、興味を持って頂けて嬉しいです。そしてここまで一気にお読みくださり本当にありがとうございます。
いじめの話がメインになりますが、これには親子というものがどれほど分かり合えるかということも関わってきますね。
確かに現実では何も言えないまま大人になってしまう人の方が多いかも知れません。紘一は吐き出せた分、救われたのでしょうね。ただ本当の関係修復はその先からで、決して簡単なものではないと思います。
最終話 手紙への応援コメント
こんにちは。
紘一くんは日本で居場所を見つけることはできませんでしたが、代わりにフランスで居場所も伴侶も見つけることができたんですね。
あれだけの逆境のなかでも自分を貫いた紘一くんはえらいと思います。
最後のジェレミー先生との手紙が泣かせますね。
紘一くんに幸せな日々がつづきますように。
作者からの返信
久里様、
読了くださり、本当にありがとうございました。
愉快な話ではありませんが、最後までお付き合い頂いたこと、とても感謝しています。
逆境を生きるのはたやすいことではないですね。ひとつの場所で生きられなくても、別の場所で生きられる、それだけでも紘一は幸せなのだと思います。
ジェレミー先生はずっと心の支えになるでしょうね。
あたたかいお言葉、ありがとうございました。光栄な評価も頂き、重ねてお礼申し上げます!
第15話 最後の授業への応援コメント
こんにちは。
前の数話で、紘一くんの気持ちとシンクロするように文章がとても色づいて、これからどんどん明るくなるのかな、なんて呑気に思っていました。
せっかく暗い日々のなかに光明が見えてきた気がしていたのに、これは辛いですね。
紘一くんに救いが訪れるといいのですが。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。そうですね、唯一の救いの存在だけに、どんどんジェレミーへの想いが募ってしまっています。
その先生がいなくなる、突然の知らせは、彼にとってどれぐらい重たかったでしょう…
第10話 ジェレミー先生への応援コメント
こんにちは。
ああ、こんなときは泣くよなあ、うれしいとかかなしいとか分からないうちに自然と涙がこぼれるだろうなあ、と思えるシーンでした。
ここまでつらい日々を送っていた紘一くん、救いが見えてくるといいのですが。
作者からの返信
こちらも読んで下さってありがとうございます。
先生のフランス語を聞いただけで今まで堪えていたものが噴き出してしまいました。色んなものがごちゃ混ぜになったなんともいえない感情ですね。
この先のジェレミー先生との関わりも含めてどうぞ見守ってやってくださいませ。
第22話 それからへの応援コメント
此処、まだ書き込んでいなくて良かったです! このたびは『人形への小夜曲』に至上のレビューを賜りまして、本当に有難うございました。『硝子ケースに守られ、お互いを想う優しさだけで成り立っていた母と子のエピソードと、物語が進行する部分とが巧みにリンク』している点に御注目いただけましたこと、ラストを『ホ長調』に感じ取ってもらえましたこと、柊さんの感性と表現力を敬うばかりです。
『心の特効薬』という御言葉、光栄でした。現実世界の特効薬なり鎮痛薬は、すぐに効き目が切れてしまいますけれど、小説という形で残された鎮痛薬は永遠ですね❤
ノートを拝読しまして『歌に没頭するというよりも「私を見て」というサインを体じゅうから発散している』歌手の姿が見えたようでした。日本にセカオワ(セカイノオワリ)というバンドが在って、そのプロデューサーがヴォーカルに「そんなに感情込めたらダメだよ。そんなに叫びそうになってたら、君がそれを正しいと思って叫んでるみたいじゃん。ただ思っているだけなんだったら、もっと抑えて歌わなきゃダメ」と言ったエピソードを思い出しました。
柊さんの御体調が回復しますよう、微力ながら祈っております。
つまらない質問ですが、お粥、お好きですか? フランスではお米の文化がないでしょうか? 身体に優しいものを召し上がってくださいね。失礼しました。
作者からの返信
ひいなさん、メッセージこちらに恐縮です。なんかコメント欄閉じちゃってかえってお気を遣わせてしまいました。ごめんなさい。レビュー、受け取って頂けて嬉しいです。こんな風に言ってもらえると本当に書いた甲斐があったと思います。ありがとうございます。
日本のバンドのお話、含蓄がありますね。歌う女性は、声が響くのでちょっとそれもきついんですけど、歌っている姿の中に媚びが見えるのが苦手なのです。どうせ歌うなら一心不乱に歌って欲しいと思います。
こちらにもお米はありますよ、色々。量を食べられるようになれば大丈夫です。ご心配下さってありがとうございます。
それよりもコメントの返信で書かれていたひいなさんの目の方が心配ですよ。また繰り返すのは防ぎたいですね。知らず知らずのうちに無理をしているものです。たくさん書いて読んでおられると思うので、本当にお大事にしてください。
最終話 手紙への応援コメント
良かった……本当に良かった……(滂沱
紘一くんの痛みを我が事のように感じる、痛みが生のまま心に抉り込んでくる物語でした。
壮絶なほど酷い、辛いことがたくさんありましたが、ジェレミーやおじさんなど数少ない救いの手が希望の糸を繋いだように思います。
大人になった紘一くんが幸せな道を選べたこと、本当に嬉しいです。
この作品を書き上げるのにも、もの凄い精神の揺れを伴ったのではないかな、と勝手ながら想像しました。筆力はもちろんのこと、そうした点にも感服します。
拝読できて良かったです!
ちょっとまた情緒を回復させてから、感想をまとめてレビューいたしますね。
素晴らしい作品を、ありがとうございました!
作者からの返信
陽澄様、
最後までしっかりとお付き合い下さっただけでなく、物凄い熱量のレビューを頂戴し、本当にありがとうございます。震えました。
この話は数日で勢いで書いたもので、ほとんど修正も加えていないので、粗削りなところもあると思います。でも下手に考え過ぎて行儀のいい作品になるよりは、このままにしておきたいと思いました。書き手の気持ちまで汲んでくださり、嬉しい限りです。
心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございました!!
第16話 ジュ・テームへの応援コメント
苦しくて、息ができなくなりました……
ジェレミー先生の気持ちも分かります。先生の立場として、最後までとても誠実だったと思います。
だけど残された紘一くんの気持ちにひたすら行き場がなくて、後に続く日々のことを思うと心がぐちゃぐちゃになりますね……
つらい……つらい……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
ジェレミーは紘一の気持ちを汲んだうえで、先生として、一人のおとなとして、真摯に向き合ってくれたと思います。でも恋と拠りどころをいっぺんに失ってしまった方はね...本当に、行き場をなくしてしまいましたね。
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) ずっとこれが気になっていたのでコピーしてみました。どういう仕組みなのか不思議です......。
第12話 オムライスの味への応援コメント
「目の前にいる」でぐっと胸が詰まりました。
先生の言う通りですね。
学生の頃って、あの狭い教室の中が世界の全てのような気がしていましたが、実はその外にも限りなく広い世界が広がっていて、紘一くんは今のクラスの誰よりも誰かと繋がれる特技を持っている。
先生に出会えたことは、本当に幸運でしたね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そうですね、こういう状況もあってどんどん視野が狭まって思い詰めているところに、先生の言葉は視野を明るくしてくれる貴重なひとことだったと思います。友達と言ってくれる人に初めて出会えましたね。
第10話 ジェレミー先生への応援コメント
なんて太陽みたいな素敵な人!
これまでさんざん否定され続けてきた自分の根幹の部分を、一瞬で全肯定してもらったような。
紘一くんが溜め込んでいたものがついに弾けてしまって、私も泣けてきました……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
先生に太陽を感じて下さって嬉しいです。今までの空気を破ってくれる存在ですね。自分の根幹の部分、言葉もその大事なひとつですね。先生の言葉に触れて心の防波堤が崩れるようなイメージでこのシーンを書ければと思いました。
第6話 エミールのことへの応援コメント
内容からはちょっと逸れるんですが、この紘一くんのちょっと老成した感ある語り口、すごくいいです。どことなく諦観が漂っているような。
作者からの返信
老成ですか。なんか…嬉しいです。最初のうちはなるべく温度の低い語り口を意識してたかも知れません。そのうち嫌でも上がって来ちゃうので。こういうコメントを頂けるのもとても嬉しいですね。ありがとうございます。
第5話 おきまりの展開への応援コメント
こういう変化、親が気づかないといけないんですよね。
しっかりした子ほど、気づかれまいと隠してしまうから。
平気そうに見えても、見た目通りとは限らない。辛い日々ですね……
作者からの返信
紘一のように「いじめられていると認めたくない」子どももいると思います。自分が認めないものを親が気づくことは難しいのではないですかね。早いうちにどこかにSOSが出せればいいんですが、気丈な子ほど隠したがるし…やっぱり難しいですね。
第3話 最初の間違いへの応援コメント
こちらの作品も、少しずつ拝読していこうと思います。
教室に充満する排他的な空気を肌で感じるようで、初手からヒヤヒヤしますね。リアリティがすごいです。前途多難……
作者からの返信
こちらにもお越し下さり、嬉しい限りです。
中学の雰囲気が出せるか不安がありましたが、リアリティを感じて頂けてほっとしています。
ジュールとは全く毛色が違いますが、お付き合い頂ければ幸せです。ありがとうございます。
最終話 手紙への応援コメント
良かった、ハッピーエンドですね(涙)壮絶なストーリーでした・・・
メンタルが弱いのでいじめ描写にやられましたが、(初めは正直、避けてもいましたが・・・)とても引き込まれる物語で、読み進まずにはいられませんでした。
心をえぐられるような痛ましさもありましたが、すごくきちんとまとめられていて最終話にも救われました。紘一君が愛されている実感もあり、幸せな結婚ができたなら何よりです。
紘一君が末永く幸せに過ごせることを願っています。
作者からの返信
神原様、
避けられていた話をあえてお読みいただきましたこと、心から嬉しく、有難く思っています。正直、いいのかなと恐縮していたのです。でも『ジュール』もたいがいですしね…。小説よりエッセイなどの方がお好きなのも存じてますので、それも含めてお読みくださったことが本当に嬉しいです。
ハードな内容ですが、最後まで見届けてくださったことに感謝しています。
改めて、沢山の星にもお礼申し上げます。
ありがとうございました!
第19話 家庭訪問への応援コメント
血の流れ出るような描写ですね。
大人たちに怒りを覚えます。言葉で、なんてことのなかったように表現する先生や、ここまで気付かずにいた両親にも・・・
本当に、親はもっと怒り狂って欲しいですし、気付かずにいた自分たちを責めて悔やんで欲しいです。彼の状況を何もわかっていなかったことを紘一君に詫びて欲しいです。
でも、紘一君は立派です。すべてさらけ出して言えたのがすごいです。
微妙に話がずれるのですが、最近日本で公開されたフランス映画、「グレース・オブ・ゴッド」は少年達が神父から性虐待を受けていた話でしたね。その登場人物も、言葉にできるまで30年かかった、と言っていました。
当時、事実を知った親達がどのように対応したかは様々でしたが、子供のために怒って行動を起こした親の子供の方が、その後強い精神を持っていたようにも映りました。
紘一君は、状況も状況でしたが、起きたことを周囲の大人にぶつけることができて良かった。
ちなみに、私はフランス映画よく見ます。また映画のお話できたら嬉しいです^^
作者からの返信
「言葉にできるまで30年かかった」ん、なんかすごく分かる気がします。人によって状況は様々だろうけど、いったん自分に封をした者は、それを開けるのにとてつもない勇気を必要とするでしょうね。
この場面はつらいですけれど、紘一はある意味きっかけを与えられたと捉えたいです。大人からではなく、神様から?
神原さん僕より仏映画ご存知かも。教えて下さって嬉しいです。
第16話 ジュ・テームへの応援コメント
ジェレミーはきちんとした大人ですね。彼の言葉や行動には誠意を感じます。紘一君は辛かったですね・・・
作者からの返信
そうですね、先生は人間として、大人として、ちゃんと誠意をもって接してくれました。紘一にはつらいけど、先生の態度は正しかったと思います。
第15話 最後の授業への応援コメント
ショックですね・・・
冒頭の狂おしいまでの恋の気持ちからいじめで突き落とされ、さらに落とされますね・・・どうなるのでしょう💦
作者からの返信
神原さん、ありがとうございます。
叶わないと判っているだけに恋慕が膨らみますね。だけど、現実は現実で。夢に逃げていられる時間は短すぎました。
最終話 手紙への応援コメント
いちばんヒリヒリする年代の、ヒリヒリした光景を写し出す、ヒリヒリとしたドラマであったと思いました。再読させていただき、ありがとうございます。
きっと痛みに迫って痛みに耳を傾けないと書けない類の小説で、柊さんが連載途中に『モーパッサン』を執筆したかった状況、分かるような気がしました。
「話し合おう」というのは、話し合う余地がある時に使われるべき言葉……精神に余地が無いと話し合えませんものね。紘一くんの人生に、おじさんがいて良かったです。「フランスに帰りたい」という言葉を受け止めてくれる人でしたね。
結末は至上のカタルシスでした。Jérémie Lambert……その綴りを見たときから号泣でした。紘一くんの人生に、いなければならなかった人でしたね。
「どうしていきなり少年時代の話をしようと思ったか、それを説明してもいい?」と問い掛けるくだりから、鳥肌が立っておりました。何故か鎮痛剤のような作用を感じる小説です。カタルシス効果でしょうか。二度三度と拝読しておりますが魅力が褪せません。
完結おめでとうございます。お疲れ様でした。
作者からの返信
宵澤様、
再読にも関わらずお付き合い下さり、最終回まで見届けて頂きましたこと、心からお礼申し上げます。
ヒリヒリという言葉ぴったりですね。これは書いてからほとんど修正してません。手を加えることで作品を良い子にしたくなかったので。ヒリヒリが変に賢く和らいでしまうのが嫌だったのかも知れませんね。
カタルシス、痛みを味わって癒しを知る、という感じでしょうか。以前も鎮痛剤と仰っていましたね。僕にとっては嬉しいお言葉ですし、ひいなさんのお作品でも僕はそれを感じます。
改めて、丁寧なコメントの数々や、素晴らしいレビューに感謝いたします。再連載の強い支えでした。
ありがとうございました!
最終話 手紙への応援コメント
とっても良い作品でした。
紘一くんには「よく頑張ったね。フランスに帰れて良かったね」と言いたいです。
ジェレミーと別れてから味方がいない状態になってしまった紘一くんが心配でした。紘一くん、ちゃんとブチ切れることが出来て良かった。色紙も切り刻めて良かった。武司おじさんに引き取られて良かった。終業式まで学校に行かなかったのは本当に良い行動です。
「良い子」でいる必要はない。本当に辛い時は逃げることが一番大事!
誰か良識ある大人が側にいればいいのだけど、それが叶わない時は市役所とか専門機関とか心療内科とかに相談するのも手ですよね。
「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310
執筆お疲れ様でした(^-^)
作者からの返信
シェリー様、
読了下さり、ありがとうございます!
この話に最後までお付き合い頂けただけでも感謝なのに、ドラマ化したい、なんて素敵なレビューまで賜り、感激しました。心からお礼を申し上げます。
ずっとこらえて良い子でいる必要はないのですよね。確かに。
これは社会派小説ではないですけど、いじめってますます巧妙に陰湿化しているのではないかと思います。一人でもその闇から解放されて欲しいですね。
お読み下さったこと、重ねてお礼申し上げます。
ありがとうございました!
最終話 手紙への応援コメント
やっぱりこのラストが最高に素晴らしいです。初めて読んだ時も感動しました。二回目は、もう余計に。
先生が「コーイチ」を見つけてくれた奇跡。思えば先生との出会いこそが奇跡だったのでは、と感じます。
書かれなかった部分ですが。先生の存在があったからこそ、ありのままの自分を大切に、幸せを求めることができたんじゃないかと思います。先生と伯父さん、この二人が打ちのめされた紘一くんを肯定し、支えてくれた。どんなに大きな力になったことでしょう。
私も再びこの物語に出会えたことに、大きな感謝を。
再掲載お疲れ様でした。ありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
黒須様、
読了頂き、まことにありがとうございます!!
ご自身の執筆や他の作品もたくさん読んでおられるでしょうに、その中でこの作品を再読頂いたこと、感謝しきれません。二回目は余計に感動、すごく嬉しいお言葉です。
先生との出会い、再会、確かに奇跡だったかも知れません。そして自分を肯定し支えてくれた存在をちゃんと力にできたのでしょうね。
それから、素晴らしいレビューをありがとうございます!こうして作品をちゃんと汲み取って文章にして頂けること、本当に幸せです。
心からお礼申し上げます。
ありがとうございました!
最終話 手紙への応援コメント
なんかみんなに申し訳ないと思いながら、一番目に拝読してしまいました。
両親にいじめの事実を告白した時、食器棚を割った時、僕のせいだと言った時、
おじさんに本心を言って泣いた時……何度も涙が出てしまいました。
ラストで救われました。良かった、本当に良かった。紘一君は根が優しく、誰からも愛される子だったんです。帰国子女でなければ、傷を負う事もなかった人生だったかもしれません。フランスで癒されて、自分を少しずつ取り戻して、愛する人と出会って、結婚……よく頑張りましたね。
クラスメートの「死ね」という言葉、尊厳を傷つける行為は許せるものではありません。だからいつまでも穴は埋まらないんですもの。あの時、東京に行って良かったと思います。逃げたのではないんです。
心に開いた穴は、ジェレミーと愛する人によってふさがれていきますね。
紘一君はもう、一人じゃない。過去に怯える事なく、堂々と胸を張って幸せになって欲しいと思います。
柊さん、この作品と出会えた事、感謝しています。(^^)
感動をありがとうございます。星都ハナス
作者からの返信
星都様、
再読して頂き、こちらこそお礼を申し上げます。
最後まで物語に入り込んで読んで下さり、とても、とても感謝しています。紘一を思って下さるコメントのひとつひとつに、大きな愛情を感じました。星都さんみたいなお母さんがいれば子どもは幸せでしょうね。
頭に開いた穴は塞がらなくても、心の穴はすこしずつ埋まっていく。そう思います。最後のコメントまで力強く、そのままレビューを頂いたような気持ちです。
再連載を支えて下さいましたこと、重ねて、お礼を申し上げます。
ありがとうございました…!!
第19話 家庭訪問への応援コメント
「ひみつの庭が荒れていく。僕は自分の足で大切な庭をメチャクチャに踏みにじっている」……この表現が初読のときより心に刺さります。
こんなにも、つらい目に遭っているのに「明日は学校においで」と言う担任!自分の学級には問題ないのですよと言いたい感じで腹立たしくなりました。
ところで『雨の庭』は、「ねんねよ、坊や Dodo l’engant do」と「もう森にはゆかないよ Nous n’irons plus au bois」というフランス童謡から主題を得たドビュッシーが描いた情景描写の曲です。
柊さんに教えて頂きたいのですが、それらふたつの童謡はフランスでポピュラーなのでしょうか。私は上記の二曲を知らないときに『雨の庭』を聴いて大好きになったあと、youtubeで主題を聴いてみたのですが、歌手によって全然、印象が変わりますね。またまた本編に関係ない長話を失礼しました。
早くも完結されたのですね! 今日は頭が痛くて色々滞っています(>_<) 治ったら続きを読みに参りますm(__)m
作者からの返信
「話し合おう」というのは、話し合う余地がある時に使われるべき言葉で、もう手遅れな時には意味をなさないと思うのです。先生はまだなんとかなると思っていたのかも知れませんね。
ドビュッシーの雨の庭を聴きました。子供の領分を思い出しました。Dodo は知ってますがもうひとつは知らなかったです。
本当は分けようと思ってたんですが、感情が勝っちゃって、最後まで掲載しました。
どうぞご無理なさらず、見届けて頂けたら、幸いです。
くれぐれもご自愛くださいね。
第16話 ジュ・テームへの応援コメント
ここで第一話の家出の理由が、あきらかになるのでしたね。哀しみが密に詰まった1時間。愛の言葉「Je t'aime」が、カラカラと廻るようです。「──Au revoir」が重く響きます。日本語で「さようなら」と言うと、何か淋しいニュアンスを含みますので「またね」と言うのが私の定番ですが、「Au revoir」って実際には重いのか軽いのか、如何なのでしょう。
紘一くんには、大好きな人との別れのビズのあとの「さようなら」だから、すごく重くて、いつまでも泣きたい気持ちですよね๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
作者からの返信
Au revoir はさよならよりは「再見」ですから、確かに「またね」の方が近いですよね。
でも、ここではおそらくもう会えない人に対しての言葉だから、さようなら、と紘一には聴こえたのではないでしょうか。
Au revoir は日常的に使う言葉ですが、このシーンは、少し重たいですね。
第15話 最後の授業への応援コメント
紘一くんの恋心が、とてもエモーショナルで……ぎゅっと感情が締め付けられます。大好きな先生が居なくなると考えただけで、考えなくても、そのことが頭から離れず動揺して何も手に付かなさそう(T_T)
Jérémieは、やはり綺麗な綴りですね。「ジャルダン セクレ」も綺麗な表現です❤庭繋がりで、ドビュッシーの「Jardins sous la pluie」という曲を思い出しました。訳は「雨の庭」で合っているでしょうか??
作者からの返信
突然の最後の授業、呆然とするしかなかったでしょうね。
「雨の庭」窓から見える景色でしょうか。ドビュッシーということは結構情景描写な曲なのかな。
色々教えて下さりありがとうございます。
第16話 ジュ・テームへの応援コメント
まだ幼い紘一くんが、見事に初恋に敗れ……
つらいですね。悲しいですね( ; _ ; )
こんな状況だから好きになったとしても、この時の紘一くんにとっては嘘偽りのない本物の恋、ですよね…
作者からの返信
コメントをありがとうございます。
そうですね、初めて抱いた気持ちは、きっと本物の恋だったと思います。
と同時に、ジェレミー先生の言うことも、一理あると思うんですね。
今はただ紘一を泣かせてやりたいところです...。
第16話 ジュ・テームへの応援コメント
ジェレミーから三つの理由を言われた時の紘一君の気持ち……切ないです。
冷静で、優しく論理的ですが、受け入れるのは辛かったでしょう。
ちゃんと家に戻った紘一を抱きしめてあげたくなるシーンです。
オムライス、ゾロ、せっかく2人だけの時間が出来たのに、別れが唐突過ぎて。
現実逃避のためではなく、ジェレミーに恋したから別れが余計に辛いですね。
作者からの返信
ジェレミー先生は大人の対応をしてくれたのだと思います。でもこの状態の紘一にとっては辛い言葉でした。
それでも現実に戻らなければいけませんからね。
抱きしめてあげたい。優しいお言葉、ありがとうございます。
第8話 モグラの穴への応援コメント
痛ましいですね。いじめの描写、やっぱり辛いです。実は、以前アップされていた頃は避けていたのです・・・いじめのシーンは辛くなりそうで。
どうして親に言わないのかな、言えないかな、と感じる今の自分と、私も中学生の頃にいじめっぽい状況に遭った時期もあったので、やっぱり親には言えなかったんです。なので紘一君が言わなかったのと一緒なのです。
親に心配をかけたくなくて、言わないんですよね。私の場合は紘一君ほどのひどい目にはあっていませんでしたが、でも当時はけっこう辛かったです。(けっこう、というレベルです・・・^^)
紘一君の親に対しては気付いてよ!そんなにいっぱいサイン出ているのに気付いてよ!と感じるものの、私も先生や親から元気がない、様子がおかしい、等指摘されてもごまかし通しました。だから紘一君が言えない気持ち、やっぱり理解できます・・・
ちなみに、柊さんの文章はいつも読みやすく面白く、読み出すとどんどん引き込まれてしまいます。痛ましいところも含めて、出会えて良かった作品と感じています。
作者からの返信
神原さん、コメントありがとうございます。
お気持ち分かります。辛そうだなと思いますよね。
いじめの描写はそれが作品の目的ではないので極力入れないつもりでした。でも主人公の心情を語る上ではどうしても最低限書かざるを得なくて。
いじめとタグにあると敬遠されるだろうとは思っていますが、逆に興味を持たれて、昔の自分と重ねて読んだと仰る方も、前の掲載時におられました。神原さんも中学時代と重ねておられたんですね。辛さというのは個人が感じるものだから、相対的ではないと思います。
お話を伺い、この作品を手に取って下さったことに改めて感謝します。
そして、とてもとても有難いお言葉……!まだ色んな思いをさせられますが、それでも戻って来て良かったと、救われて、報われる思いです。頂いた評価も含め、心からお礼申し上げます...!
第6話 エミールのことへの応援コメント
エミール、ムチャぶりをしてきましたね。しかも確信犯。バレていましたね・・・^^
「Dans la maison」という映画のシーンを思い出しました。書く才能のある美少年のお話で、ちょっとサスペンス的ですごく面白かったです。ご存知かどうかわかりませんが、予告ですでに引き込まれます。おすすめ映画です♪
作者からの返信
映画の予告編、見てみました。ちょっとただ事ならぬ雰囲気だなと思ったら...フランソワ オゾンの作品ですか。ああ~、なるほどです。俳優もいいですね。またルキーニだ!って思ったけど(笑) 男の子のイメージ、なんか分かります。神原さんフランス映画お詳しいですか?映画の話大好きなのでまた教えて頂けたら嬉しいです。
第14話 ひみつの庭への応援コメント
フランス語で自分ひとりだけの隠しごとを「秘密の庭」というのですね。素敵。
ジェレミー先生が日本語のことを「フォルムがきれいだし、優雅で、とても芸術的な文字だ」と仰っていますね。それも、また素敵。
紘一くん、最高のバースデープレゼントをもらいましたね。それを机の引き出しに仕舞う……引き出しは「ひみつの庭」ですね。
作者からの返信
そう、ジャルダン セクレと言います。
アルファベットの言葉の人からすると、日本語の文字は絵のように見えると思います。そこに憧れる人もいるんじゃないですかね。
本当ですね、引き出しもひみつの庭になりましたね。
第13話 赤毛のゾロへの応援コメント
「ゾロは永遠のクラシックだ」……ジェレミー先生のセリフ、カッコイイです。くまのぬいぐるみのような先生がゾロのコスチュームを纏った姿を想像しました。癒やし系です(≧◡≦)
ソルティバニラのカフェオレは、サ〇トリーが期間限定で出している、お手軽な家カフェ推奨飲料でした。一緒にメープルビスケットを食べたくなってしまいます(^^ゞ
作者からの返信
ひいなさん、ありがとうございます。
夢に出てきたのはまさにご想像どおりのゾロだったと思います。癒し系...ですね。
ゾロは何度もリメイクされますよね。クラシックな永遠のヒーローです。
日本の飲み物って種類がものすごく豊富ですよね。確かにメープルの味が合いそうです。
第14話 ひみつの庭への応援コメント
オムライス、ゾロ、ベルばら、漢字ドリル…
先生の出してくるアイテムはどれも可愛くて素敵なものばかり。
先生と一緒にいる時間が、ワンシーンワンシーンが、どれも眩しく輝いています✨
紘一くんでなくても恋しちゃいますよね、これは♡
作者からの返信
ああ......!小道具に触れて下さってすごく嬉しいです。
先生とのひとつひとつの時間が、かけがえのない時間ですね。
紘一でなくても恋しますか。嬉しいです!
第12話 オムライスの味への応援コメント
先生のあったかさ、大らかさ、存在の大きさがとても嬉しくなります。
何から何まで、優しく包んでくれる。そばにいるだけでこの抱擁感。
先生になら、どんなにつらいことも、ずっと隠してきたことも話してしまえる。紘一くんの言動に共感します。どんな人間も泣きながら全て白状してしまいそうです(笑)
先生の台詞はもう、全部名台詞ですね。
作者からの返信
黒須さん、ありがとうございます。
先生のこと、読んでいる方にもそう思ってもらえるととても嬉しいです。泣きながら全て白状してしまいそう(笑)包まれたいですね。
名台詞なんて光栄です。同情する言葉ではなくて、自信を取り戻すような言葉をかけさせたかったです。
第12話 オムライスの味への応援コメント
「一人できたよ、目の前にいる」ここで泣きます。 ; ; )
ガイジンという言葉は差別用語に聞こえますね。
日本人なのに、日本で苦しむなんて……紘一君のひと時の幸せがオムライスに象徴されています。
こういう描写、柊様ワールドにはまる要素の一つです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ガイジンって、ただの外国人の略なんでしょうけど、使いようによっては閉鎖的な語感を持つと思います。だからあえてカタカナで書いてます。
泣きながら食べる、というシーンが好きで、ここで出したかったです。そこはやはりオムライスで(何故?)
目を留めて下さって嬉しいです。
第12話 オムライスの味への応援コメント
先生が「友達」という言葉を使った場面、泣けてきました๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐今宵、ソルティバニラのカフェオレに泣き薬を入れた憶えは、ありませんのに。
ジェレミー先生の存在感、大きいですね。先生は紘一くんに初めてミルクをあげた人みたいに映ります。幼児退行という意味ではなく、心を純粋にさせる力です。この人の前では演技しなくていいんだという紘一くんの安心感。ぶつかったときにボンっとするぐらい、ふかふかの先生に包まれていたい(私が)。先生の家には、あのマンガだったかしら。次回も楽しみに、お待ちしています。
作者からの返信
「この人の前では演技しなくていい」安心感、そうですね。先生の手の大きさも相まって、紘一が初めて味わった安心感だったでしょうね。
ミルクつながりですが、ソルティバニラのカフェオレとは何ぞや。と気になってしまいました。ひいなさん、飲み物までイメージ崩しませんね。笑
第11話 日曜日のことへの応援コメント
柊さん、こんばんは。リンドールに泣き薬が入っていたかしら? 大丈夫ですか!?
「マンガーコーナーに行って表紙だけでもいいからベルサイユのばらを拝みたい」……漢字ドリルより漫画が良いですね。私もbibliothèqueでベルばらを拝みたい。
オムライス!ジェレミー先生のオススメが、レトロな喫茶店のクラシックなオムライスというのが良いですね。私も、ケチャップライスで卵固めな感じの、普通のオムライスが好きです。紘一くんが痩せてしまって心配だったので、今回、食が進んで良かったと思いました。先生のウィンクが可愛い ( ◎ω‹ ) 水色の瞳に溺れそうでした。
作者からの返信
コメントをありがとうございます。ええ、大丈夫ですよ。甘いリンドールにやられました。
先生の好み、地味で素朴なものですね。意外とこういうお店の食事が美味しかったりしますね。
笑いながら食べられる時間は紘一にとっても貴重なものだったでしょう。
第10話 ジェレミー先生への応援コメント
先生、初登場時からこんなに存在感のある先生だったんですね。
本当にクマみたい…可愛い…🐻
フランス語を聞いただけで泣いてしまうなんて、今まで押さえ込んだ感情があっけなく堰を切ってしまいましたね。
先生でなくても、支えたくなってしまいます(>_>)
作者からの返信
黒須さん、ありがとうございます。でっかいぬいぐるみのクマ、インパクト大だったと思います。そんな先生にいきなりフランス語で話しかけられたら…。まさに堰を切ったように色んなものが溢れ出てしまいました。優しいお言葉ありがとうございます。
第10話 ジェレミー先生への応援コメント
ジェレミー先生、お待ちしておりました! ところで「Jérémie」って美しい綴りと響きの名前ですね。フランスでは、ごく一般的な名前なのでしょうか?
「Rien」のくだり、泣けてしまいます。紘一くんの張り詰めていた心に風穴が空いた気がしました。
ネタバレには、なっていないかなという範疇で、レビューを執筆しました。以前のものと、あまり変わらないのですが、お納めいただけましたら幸いです。不都合がございましたら、ご遠慮なく、その旨お伝えくださいませ。
作者からの返信
ひいなさん、レビューをありがとうございます!!とてもとても嬉しいです…!すぐにお返事ができずすみませんでした。以前いただいた時の感激とまた違う、別の感激があって。うまく言えませんが、本当に嬉しいです。タイトルにも触れて頂きありがとうございます。
紘一の中で抑えていたものが一気に溢れ出してしまいました。フランス語で書くとアクサン二つ入るのでそれがきれいに見えるのかな、と思いました。知り合いはいませんが、多分一般的な名前です。先生を待っていて下さり、ありがとうございます。
第9話 追い詰められる日々への応援コメント
柊さん、こんばんは。ノクチュルヌな、ひいなです。
第9話、もう罅割れそうです。ストレスが、どんどん紘一くんを侵蝕してゆく ( ´•̥ו̥` )
葛藤が重なって抱え切れなくなって頭が破れてしまうような気がするのです。しかし次回、待望の先生が!! オムライスの場面まで、もう少し?
作者からの返信
ひいなさん、おはようございます。いつもの時間においで下さいましたね。お体にさわるんじゃないかとちょっと心配してしまいますが、ノクチュルヌがきっとひいなさんのリズムなんですね。
息もできないほど張りつめていますね。罅割れそう、頭が破れてしまう。本当にそんな感じだと思います。自分のことのように読んで下さってありがとうございます。
第5話 おきまりの展開への応援コメント
いじめの描写、辛いですね・・・陰湿で、悪質だったと思います。
中学校、普通の状態でも難しい場所ですから、帰国子女にとってはよけいですよね。
作者からの返信
神原さん、『ジュール』とこちらをダブルで読んで下さって、本当にありがとうございます。m(_ _)m m(_ _)m
いじめの描写はそれをメインにはしたくなかったんですが、どうしても触れざるを得ないですね。確かに中学は日本で育った日本人にさえ難しい場所だろうと思います。だから異質な者には特に、でしょうね。
第3話 最初の間違いへの応援コメント
中学校・・・トリッキーな場所ですね💦 ベルばらは面白いです!
作者からの返信
中学校って、当たり前なんだけど、思春期の子どもが集まってる場所なんですよね。同じ服を着てるけどその内心はみんな違うこと思ってて、思春期ならではの思考が交錯してる難しい場所というか。確かに、落とし穴がいっぱいある、って感じがします。
ベルばらはもう古典ですよね。
第10話 ジェレミー先生への応援コメント
このエピソードは泣けます。
ジェレミー先生との出会いは大きかったですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
先生、登場しました。この出会いの続き、どうか見守ってやって下さいませ。
優しいコメントに感謝です。m(_ _)m
第9話 追い詰められる日々への応援コメント
「モグラ」たちへの怒りが伝わり、苦しくなる場面です。
思春期の葛藤、喪失感、孤独が「穴」を広げているようで……。
あの人の登場が待ち遠しいです。
作者からの返信
ついに体に現れてしまった異変は紘一にとって恐ろしかったのだと思います。終わりなく繰り返されるこの日常と募るばかりの苦しさをモグラたたきに例えてみました。
一度読んで下さった方は、あの人の登場を待ってくださいますね。嬉しいです。
ありがとうございます。
あっ、お星様も沢山頂戴しました。
重ねて、ありがとうございます。
第9話 追い詰められる日々への応援コメント
ほんと、たった一言が言えたらどんなに…と思ってしまいます。
特に思春期の男子は、家族にろくに話をしなくなったりしがちなんですよね。
紘一くんはそれがどんどん悪化してしまってますね…💦
いよいよ学校に、あの方が!✨
作者からの返信
黒須さん、ありがとうございます。
思春期の難しさプラス本人の性格もありますかね。袋小路じゃないけど、ひと言も発せられないまま追い詰められていく部分を感じ取って頂けたら幸いです。
そうです、次回はあの人が…!
第22話 それからへの応援コメント
柊圭介さん、いつもお世話になっております。
こんなところに書くのも何かと思ったのですが、この作品を「自主企画 外国語が出てくる小説 ピックアップ」というエッセイで紹介しようと思っているのですが、もしよろしければお返事ください!(逆にそれはちょっと……というようでしたらこのコメントは消します)
作者からの返信
中原さん、
素敵なレビューをありがとうございました! 驚きとともに感激しています。
また、エッセイで紹介して頂けるなんて光栄です。この作品がお目に留まってとても嬉しいです。
拝読できるのを楽しみにしております。
ありがとうございます!