柊圭介さん、こんにちは😊
モグラの穴ってタイトルにもなっていたけど、こういう事だったんですね。
ストレスはちゃんと身体に現れるんですよね。
この時、お母さんに打ち明けられたら良かったのに……。
ご両親もできれば、紘一くんのSOSに気づいて欲しかったです。
このことが更に拍車をかけてしまいましたね。
子供って時に残酷なことを、平気で面白がって言います。
紘一くんの胸中を思うとやり切れません。
作者からの返信
この美のこさん、こんにちは😊コメントありがとうございます。
タイトルの意味はこれでした。無邪気な弟のひと言がグサリと刺さって、心身ともに刻まれてしまったようです。
溜めれば溜めるほど、本当のことを言うタイミングが難しくなるものですね。この時にはもう、お母さんにすら話せなくなっていて、ある意味手遅れだったかと思います。そうなると、家族でない誰かが必要になってくるのではないでしょうか。それがこの後に続くわけですが……
エミールくんに出せなかった手紙、お母さんへの告白チャンスを逃してしまったこと、平気なふりをして笑ってみせてしまう自分……辛いですね。せめて誰かひとりでも本音を話せる人がいたなら、だいぶ違うのでしょうけれども。
ストレスって内側から徐々に体を蝕んでいって、ついに目に見えるところに現れる。胃や腸も検査した方がいいかも…などと心配しながら読んでおります。
作者からの返信
人間って一度内側に溜めこむと、もう外へ出せなくなってしまいますね。ほんの少しつつけば出てくるかもしれないのに、そのチャンスを逃しただけでさらに奥へ向かってしまう気がします。
体の外側に表れるのは本当に怖いことですね。たしかに仰るとおり胃などの器官もダメージを受けているかも知れません。
自主企画参加ありがとうございます。
紘一くんの置かれた状況、すごくわかります。日本の学校って、基本的にこういう「異分子」を排除しようとするんですよね。
私は帰国子女でもなんでもありませんでしたが、ゲイであることをネタに同じ様な経験を中学校の時に体験しました。親に言えない、誰にも理解されないつらさも、いじめられっ子あるあるです汗
紘一くんはこれ以上ゲイであることをネタにいじめられなければいいのですが。
作者からの返信
ひろたけさん様、
はじめまして。こちらこそ無言で参加させていただいたにも関わらず早速お読みくださり(そして既に読了いただき)、ありがとうございます!
日本の学校、特に中学は難しい場所ですね。年齢もあると思いますし、いい意味でも悪い意味でも社会性を覚えていくのだと思います。そんな環境で異分子であることは、なにが理由であれ、とても危ういことですね。ゲイに対してもまだ冷やかしの目が強い年齢でしょうし、そちらもちょっと想像すると怖いです。
ダメだ、読むのは二度目なのに涙がいっぱい出てくる…辛かったね、紘一君
へつらう自分を殺してやりたいと思うほど辛かったのに、お母様にさえ話せなくて…。
彼の心に巣食ってしまった苦しみが、人生を進むごとにいろんな人の中を通って、薄まっていっていればいいのに…と願います。
作者からの返信
りくさんコメントありがとうございます。
普通なら二回も読んでもらえる作品ではないと思っていますので、嬉しいと同時に恐縮もします。ラストを知っておられるとは思いますが、やっぱりその間は厳しいですよね。
あたたかい評価も頂いて、すごく嬉しいです。リタイア多いし駄目なのかなとへこむこともありますが、これでいいのだと言ってもらえたような気がします。ありがとうございます。
痛ましいですね。いじめの描写、やっぱり辛いです。実は、以前アップされていた頃は避けていたのです・・・いじめのシーンは辛くなりそうで。
どうして親に言わないのかな、言えないかな、と感じる今の自分と、私も中学生の頃にいじめっぽい状況に遭った時期もあったので、やっぱり親には言えなかったんです。なので紘一君が言わなかったのと一緒なのです。
親に心配をかけたくなくて、言わないんですよね。私の場合は紘一君ほどのひどい目にはあっていませんでしたが、でも当時はけっこう辛かったです。(けっこう、というレベルです・・・^^)
紘一君の親に対しては気付いてよ!そんなにいっぱいサイン出ているのに気付いてよ!と感じるものの、私も先生や親から元気がない、様子がおかしい、等指摘されてもごまかし通しました。だから紘一君が言えない気持ち、やっぱり理解できます・・・
ちなみに、柊さんの文章はいつも読みやすく面白く、読み出すとどんどん引き込まれてしまいます。痛ましいところも含めて、出会えて良かった作品と感じています。
作者からの返信
神原さん、コメントありがとうございます。
お気持ち分かります。辛そうだなと思いますよね。
いじめの描写はそれが作品の目的ではないので極力入れないつもりでした。でも主人公の心情を語る上ではどうしても最低限書かざるを得なくて。
いじめとタグにあると敬遠されるだろうとは思っていますが、逆に興味を持たれて、昔の自分と重ねて読んだと仰る方も、前の掲載時におられました。神原さんも中学時代と重ねておられたんですね。辛さというのは個人が感じるものだから、相対的ではないと思います。
お話を伺い、この作品を手に取って下さったことに改めて感謝します。
そして、とてもとても有難いお言葉……!まだ色んな思いをさせられますが、それでも戻って来て良かったと、救われて、報われる思いです。頂いた評価も含め、心からお礼申し上げます...!
モグラの穴は、そういう事でしたか。子どもは無神経になんでもストレートに言ってしまいますからね(>_<)
円形脱毛症、私もなったことありますが、自分でも中々悲しいものがありますね。負けているのを認めたくないというか。
この身体が訴える不調を、ご両親が拾ってくれたらいいんですけど。
作者からの返信
心の不調は体に表れてきますよね。そこから周りが気づいていくといいんですが、心配する方向がこの両親の場合は違うようで。
本人としては負けを認めたくないという気持ち、ありますね。でもそれが悪循環になってしまうことが多くて、気持ちと体のバランスは難しいところです。