応援コメント

第21話 嵐のあと」への応援コメント

  • 君は悪くない、そう言ってなく胸を貸してくれる大人がいた事が、救いですね。
    両親はクソですが(すみません)

    作者からの返信

    この言葉だけでどれだけ胸の重荷が降りることでしょう。ここはおじさんが入ってくれましたが、実の親子とか関係が近いほど見えにくくなるものもあるんじゃないかなと思っています。


  • 編集済

    よくぞ、心の奥底にあったものを吐き出してくれましたっ 爛れていた心が温かいお湯で洗い流されていく心地です。ほっとしました。

    絋一君は、本当に強くて優しいひとです。こんなむごい目にあったなら、心を開かなくなるのが当然だろうに。信じることを止めるだろうに。でも、絋一君は違った。ぼろぼろになりながらも、自らの求めるものをしっかりと言葉にしてくれた。手渡してくれた。だから、おじさんも僕ら読者も響くことができた。未来を向くことができた。
    只々、敬意を表したいです。

    作者からの返信

    やっと本当の気持ちを吐き出せました。ここまで親身に読んで下さって、すごく重たかったと思います。申し訳ないです。お湯で流されていく心地を感じて頂けてよかったです。
    もしもおじさんが来なかったら、言葉にするチャンスがなかったかも知れませんね。完全に閉じる一歩手前で食い止めてもらえたのは幸運だとも言えます。
    口に出せたことをこんなにも力強く、温かく認めてもらえるとは、紘一も安堵していることでしょう。ありがとうございます。

  • 武司おじさんの存在は大きかったですね。ちょっと離れたところから見守ってくれる親戚はありがたいですね。
    紘一はまだ成長の過程ですから自分を責めてしまいますよね。子育てというのは、過保護過干渉でもネグレクトでも自分の体面を守るものであってもダメで、それまでの生き方全てを問われるものだと思っています…。
    完璧である必要はないけれど、もう少し紘一に寄り添ってほしかったですね。

    作者からの返信

    「東京のおじさんの家」ってエミールへの手紙でひと言しか書いていないので、本人が登場するのが唐突に見えるかなという不安がありました。でもこの状況を打破してくれるのはこの人しかいなくて。
    ここまで口を出してくれる親戚ってそうそういないでしょうけど、こういう人だから逆に紘一も口を開けたと思います。
    自分が悪いって言うのは自虐的な思考停止でもあるので、ここで引き戻してもらえたのも紘一にとってはよかったです。
    子育ては「それまでの生き方全てを問われるもの」。
    ずっしりときますね。それだけの責任をもって親って子育てしているんだなと。紘一の目線で語っているので親の気持ち子知らずなところもあるかもしれませんが、ほんの少しの歯車が狂うだけでぎくしゃくしたままになる、繊細な間柄ですよね。

    最後までお読み下さった上に、丁寧なレビューを書いて下さりありがとうございました。粗削りな部分も多角的にフォローして下さっていて、未熟な筆者としては感謝に尽きません。心よりお礼申し上げます!m(__)m

  • まともな大人がいた‥叔父さんが来てくれてホッとしたでしょうね
    しかし父親は最悪ですね‥どうにもならん

    作者からの返信

    親子は近すぎてかえって難しい関係ですよね。第三者的な冷静な立場で見られる大人ってすごく大事だと思うのです。
    世の中このような父ばかりではないはず。でも父も一人の人間ですからね。。


  • 編集済

     紘一君の味方になってくれる人が、一人いただけでも良かったです……。

    作者からの返信

    ここでようやく本心を吐露できたのが、唯一の救いですね。

    それから最後まで読んでくださり、あたたかい評価を頂き、とても嬉しいです。この話におつきあい頂けただけでも本当に感謝です。丁寧なコメントも励みになりました。ありがとうございます!m(__)m

  • おじさーん、ありがとーう!(涙)
    紘一くん、言葉遣いが子供みたいになってて、もう……涙なしには読めません。
    親父よ、ため息ついてんじゃねーぞ。母ちゃんよ、お前が泣いてる場合か。目の前で息子が他人(親戚だけど)に縋って泣いてんだぞ。誰のせいだかわかってんのか?!
    あああ、お話の中のこととはいえ、この両親に腹が立って仕方がない。そりゃ、ご両親にも色々都合はあるでしょうけれど。あんまりな仕打ちです。

    作者からの返信

    紘一の気持ちにすごく寄り添ってくださって、心のこもったコメントを下さって、本当にありがとうございます。
    大人の都合は仕方のないこともあるし、大人にも感情はありますし、完璧な両親なんていないと思います。親戚の方が冷静な目を持っていたり。
    こんなはずじゃなかったというのが両親の気持ちだと思います。登場人物みんながきっとそう思ってますね。

  • この期に及んで、この父親はまだ!
    いや、こんな汚い言葉を使ってはいけないと思いつつ、あえて言わせてもらいます。「クズ」ですね。人間のクズです。

    おじさんのような理解者がいてくれて、これでもまだ救いがありますよ。でも、一つだけ申し上げるなら、私立だからといって天国なわけではありません。私がゲイを理由にかなり熾烈ないじめを受けたのは私立中学の頃でしたから。県立高校に進学して、やっと解放されました。

    紘一くんはこの際インターナショナルスクールでも行った方がいいかもしれないですね。

    作者からの返信

    プライドが高いと引っ込みがつかない、というのはある年代の男にありがちなことですね。
    おじさんについてほとんど書いてないので不自然でなければいいのですが。ともかくこの大人が親戚にいてくれただけで紘一には救いですね。それから、私立だからといって必ずしもいいという訳ではないんですね。結局はその学校のカラーや生徒によりけり、ってことでしょうか。
    ご自身のお話まで聞かせて下さり、ありがとうございます。

  • よかったね!

    せめて、両親がこのおじさんのように、ちゃんと帰国後の子どもの生活を、周りから聞くなど、勉強してくれていたら。
    大人として、痛恨の判断ミスが許せないです。

    同じ思いをした人が身近にいた分、なおさら。

    作者からの返信

    積極的に気にかけてくれる大人がいるかどうかで、子どもが救われるかどうかも変わってくるでしょうね。これがもう少し早ければここまで傷を負うことはなかっただろうと思います。

    一気に読んで頂き、とても心のこもったレビューまで書いてくださって、本当にありがとうございます。細部まで汲み取って読んでくださったのが伝わりました。近くに同じような経験の方がいればなおさら辛かったのではと思います。この先、同じような思いをする子どもがいなくなってくれるといいですね。
    ありがとうございました!

  • やっとちゃんとした大人が出てきた(´;ω;`)
    ああ……なんか、言えてよかったです……

    作者からの返信

    ようやく本音が言えたし、やっと泣くことができましたね。こういうことを導き出すのって、親じゃないからできるのかなとも思います。

  • 君は何も悪くないんだよって抱きしめたくなりました。また涙が…。柊さんの作品は僕の涙腺壊しちゃうんですよね。辛かったろうなぁ…

    作者からの返信

    紘一のような子どもは誰かが悪くないと言ってあげないと救われませんね。親身に読んで下さって書いた甲斐があります。

  • 柊さん、優しいヒントをありがとうございました❤
    夏生まれの御方と、再び繋がることができました!

    作者からの返信

    ああ…よかったです…!
    ノートのコメント欄開けました。
    お気遣いを頂き申し訳ありませんでした。

  • >日本人になれなかった僕——。
    ここに、すごくいろんな想いが詰まっているように感じました。両親の方針に沿えなかったということも含めて。

    紘一くんの叫びを受け止めてくれる大人がいて、心の底からホッとしました。声を上げて泣くことができて良かった……

    作者からの返信

    ついに心のうちを吐露してしまいました。吐露できた、というべきでしょうか。
    「日本人になれなかった僕」が象徴していますね。期待に沿えなかったことも含めて。それが行き着いて僕が悪いというセリフになりました。

  • ここで、紘一君の味方になってくれる人、大人に対して物を言える人が現れて良かったです。痩せて、髪の毛が抜けてしまった子供の姿に驚いてくれる大人。もっとずっと前に、救われて欲しかった・・・

    それでも、親をかばう姿に泣けます。

    伯父さんに促され、本当の気持ちが言えて良かったです。

    作者からの返信

    東京の伯父はエミールへの手紙で少し触れただけだったので、読む方には急だったかなと思ってますが。夏ごとに甥を見ていてある意味一番わかっていた人だったでしょうね。
    両親は悪くないのです。誰も責められない、それがやり場がないのだと思います。でも、本当の気持ちがやっと言えました…。