娘も、日本の学校に体験入学した時は、「全員アジア人でビビった」って言ってました
作者からの返信
月森さん、こちらにもお越しくださり、ありがとうございます!
ああ、なるほど体験入学。娘さんもそう感じられましたか。この眺めは結構壮観だと思うんですけどね。
こんにちは、久しぶりです。最近うちのYouTubeチャンネルで日本語学習者の方による小説の読み上げとその添削をやっているのですが、もしよかったらこれを使わせていただけないでしょうか? 生徒の一人にフランス語を話す方がいらっしゃいまして、フランス語の台詞があるとちょうどいいかなと思って(笑)
もし商用利用しないでほしい(といっても現時点で私のチャンネルは収益化しておりませんが)ということでしたら限定公開にして、私のチャンネルのトップページからは飛べない・リンクを持っていないと見ることができないようにします。
作者からの返信
中原さん、こんにちは。
YouTubeチャンネル拝見しました。ハイレベルな添削ですね。
こちらの教材としてこのエピソードをお使いになりたいということですよね。はい、生徒さんが文章を転載流用することがなければ(ないと思いますので)大丈夫ですよ。
添削のビデオができたらぜひ拝見してみたいです。その折はまたお知らせください。
『でもここまでみんな東洋人だとなんだかすげえ、ってなる』という部分、なんかすごくわかります。
パリだと、例えばいつ電車に乗っても様々な国籍の人が乗り合わせているのが当たり前でしょうし、日本に来て周りがほとんど日本人というのが、最初は違和感というか、なんかすげえ……ですね。あと、みんなが日本語をしゃべっているというのも。
日本に住む日本人からすると、それが逆なのかもしれないですね。紘一くんの目から見た日本がどんなものなのか、興味深いです。
作者からの返信
上田さん、こちらにお越しくださりありがとうございます。
この部分に目を留めていただけるとは嬉しいです。そうですね、仰るとおり今までの紘一の知っている風景とはまったく違うものですね。人種もそうですし、言葉だったり制服だったり。みんな同じという光景は、それに慣れていない人間には圧倒されるものがあると思います。
重たい内容ではありますが、紘一から見た日本を感じて頂ければ幸いです。
主人公の気持ち、とてもよくわかります。
そして大人になった今、両親(特にお父さん)のうかつな発言に、少し怒りを覚えますね。
(こんな現実は、誰も知らなかったとはいえ)
残念ながら今の日本教育では、帰国子女が日本に帰ってきたあとは、私立の帰国子女に慣れている学校に入れるのが、無難だと今は思います。
作者からの返信
@akarihoneyさん、
この作品にお越しくださり、コメントをありがとうございます。
紘一の父は少し楽観的に考えすぎていたんですね。子どもの世界(特に思春期の)は大人が思うよりも閉鎖的で排他的であると思います。
この中学の話はあえてひと昔前に設定していますが、お話を伺うと今でもなかなか帰国子女が軽く公立に入れる雰囲気ではないのですね……。
子供って遠慮がないので、隠さず悪意とか軽蔑とか嘲笑をぶつけてきますよね。私が中学校に入学したとき、ブラジル人と日本人のハーフの子がいたのですけれど、同性から浮いていて二学期になる前、転校していきました。人とのちょっとの違いが負の連鎖を呼ぶようで怖くなった記憶があります。
作者からの返信
悠木さん、こちらにお越し下さり、コメントもありがとうございます。
中学生はまだこういう部分子どもですよね。大人なら隠すところを正直に反応すると思います。
ハーフの子は片親がブラジル人というのも大きな要素なのかなと思いました。これが白人だったらまた違ったかも知れません。
いずれにせよほんの小さな違いが大きな亀裂を生む世界ですね、中学校は特に。
柊圭介さま、こんばんは。コメントを失礼いたします。
あらすじを見て興味を惹かれたので、これから読ませて頂きます。
異質な者を排斥せんとする不穏な空気が、既に教室内に漂っていますね。帰国子女への虐めは差別とも根深い関係性があるようにも思えます。日本人であっても「ガイジン」扱いをされ、その国へのネガティブな偏見を押し付けられるということがありますね。
冒頭の家出の場面とどのように話が繋がっていくのか、期待しながら読ませて頂きます。
作者からの返信
椎人さま、
この作品に興味を持って頂きありがとうございます。
排他性をはっきりさせるために地方の公立中学という分かりやすい設定にしました。全部がこうだとは思わないんですけどね。帰国子女という設定も、見た目が周りと同じであることが重要で、これが外国人やハーフとかならまた違った話になってくると思います。
勢いで書いた話ですので粗削りなところもあると思いますが、紘一を見守って頂けたら嬉しいです。
入る学校によりますよねぇ。転校生自体が注目を浴びますしね。
たまたまですが、うちが引っ越してきた地域は転出入がとても多くて、転校生は毎学期いて当たり前だったので、そこら辺は寛容でした。
他国の人も帰国子女もたまにいましたし、そういう雰囲気の学校だったら良かったのにね。
あるいは帰国子女の多い地域とか。
そうでないところは、やっぱり異質なものを受け入れ難い雰囲気があるんでしょうね。なんといっても単一民族国家に近いですからね。悲しいことに、他を排斥することで自らを守れると思っている人が、かなりいるようです。
先生の対応も不味かったと思いますが。
作者からの返信
入る学校によるというのは本当にその通りだと思います。地方の公立中学を舞台にしましたが、必ずしもそれが排他的な場所と決めつけてのことではなく、たまたまそういう土壌だったということですね。色んな背景から来ている子どもが多いほど、受け入れる側もそれに慣れるし、特別なことではなくなると思います。
何事もですがひとつの色だけで成立している場所には異色なものは浮きますよね。その浮きやすいものを馴染ませるかさらに浮かせるかも、先生のちょっとした手腕でまた違うでしょうね。