応援コメント

第3話 最初の間違い」への応援コメント

  • 入る学校によりますよねぇ。転校生自体が注目を浴びますしね。
    たまたまですが、うちが引っ越してきた地域は転出入がとても多くて、転校生は毎学期いて当たり前だったので、そこら辺は寛容でした。
    他国の人も帰国子女もたまにいましたし、そういう雰囲気の学校だったら良かったのにね。
    あるいは帰国子女の多い地域とか。
    そうでないところは、やっぱり異質なものを受け入れ難い雰囲気があるんでしょうね。なんといっても単一民族国家に近いですからね。悲しいことに、他を排斥することで自らを守れると思っている人が、かなりいるようです。
    先生の対応も不味かったと思いますが。

    作者からの返信

    入る学校によるというのは本当にその通りだと思います。地方の公立中学を舞台にしましたが、必ずしもそれが排他的な場所と決めつけてのことではなく、たまたまそういう土壌だったということですね。色んな背景から来ている子どもが多いほど、受け入れる側もそれに慣れるし、特別なことではなくなると思います。
    何事もですがひとつの色だけで成立している場所には異色なものは浮きますよね。その浮きやすいものを馴染ませるかさらに浮かせるかも、先生のちょっとした手腕でまた違うでしょうね。

  • 娘も、日本の学校に体験入学した時は、「全員アジア人でビビった」って言ってました

    作者からの返信

    月森さん、こちらにもお越しくださり、ありがとうございます!
    ああ、なるほど体験入学。娘さんもそう感じられましたか。この眺めは結構壮観だと思うんですけどね。

  • 登校最初の日って、大事ですよね。
    流暢なフランス語の挨拶に、日本の生徒たちは引いてしまったようですね。
    水を打ったように静まり返ったあとの失笑ってキツい……。
    こちらまで、固まってしまいそうです。

    作者からの返信

    最初に植えつけるイメージって強いですよね。この挨拶を好意的に受け止めるか白けるかでその後の生活も影響するような気がします。紘一が外国人ではなく日本人だということも大きいと思います。

  • 確かにおフランスってありますね。
    おそ松君のイヤミ辺りからですかね。

    作者からの返信

    関川さん、コメントありがとうございます。
    知らなかったんですけど、もともと漫画から出てきた言い方なんですね。ひと昔前の漫画だと思うんですが、それが残っているのはフランスに対するイメージが昔と変わらないってことなんでしょうかね。言葉の使い方の心理って興味深いです。

  •  こんにちは、久しぶりです。最近うちのYouTubeチャンネルで日本語学習者の方による小説の読み上げとその添削をやっているのですが、もしよかったらこれを使わせていただけないでしょうか? 生徒の一人にフランス語を話す方がいらっしゃいまして、フランス語の台詞があるとちょうどいいかなと思って(笑)

     もし商用利用しないでほしい(といっても現時点で私のチャンネルは収益化しておりませんが)ということでしたら限定公開にして、私のチャンネルのトップページからは飛べない・リンクを持っていないと見ることができないようにします。

    作者からの返信

    中原さん、こんにちは。
    YouTubeチャンネル拝見しました。ハイレベルな添削ですね。
    こちらの教材としてこのエピソードをお使いになりたいということですよね。はい、生徒さんが文章を転載流用することがなければ(ないと思いますので)大丈夫ですよ。
    添削のビデオができたらぜひ拝見してみたいです。その折はまたお知らせください。

  • 『でもここまでみんな東洋人だとなんだかすげえ、ってなる』という部分、なんかすごくわかります。
    パリだと、例えばいつ電車に乗っても様々な国籍の人が乗り合わせているのが当たり前でしょうし、日本に来て周りがほとんど日本人というのが、最初は違和感というか、なんかすげえ……ですね。あと、みんなが日本語をしゃべっているというのも。
    日本に住む日本人からすると、それが逆なのかもしれないですね。紘一くんの目から見た日本がどんなものなのか、興味深いです。

    作者からの返信

    上田さん、こちらにお越しくださりありがとうございます。
    この部分に目を留めていただけるとは嬉しいです。そうですね、仰るとおり今までの紘一の知っている風景とはまったく違うものですね。人種もそうですし、言葉だったり制服だったり。みんな同じという光景は、それに慣れていない人間には圧倒されるものがあると思います。
    重たい内容ではありますが、紘一から見た日本を感じて頂ければ幸いです。

  • 主人公の気持ち、とてもよくわかります。
    そして大人になった今、両親(特にお父さん)のうかつな発言に、少し怒りを覚えますね。
    (こんな現実は、誰も知らなかったとはいえ)

    残念ながら今の日本教育では、帰国子女が日本に帰ってきたあとは、私立の帰国子女に慣れている学校に入れるのが、無難だと今は思います。

    作者からの返信

    @akarihoneyさん、
    この作品にお越しくださり、コメントをありがとうございます。
    紘一の父は少し楽観的に考えすぎていたんですね。子どもの世界(特に思春期の)は大人が思うよりも閉鎖的で排他的であると思います。
    この中学の話はあえてひと昔前に設定していますが、お話を伺うと今でもなかなか帰国子女が軽く公立に入れる雰囲気ではないのですね……。

  • 子供って遠慮がないので、隠さず悪意とか軽蔑とか嘲笑をぶつけてきますよね。私が中学校に入学したとき、ブラジル人と日本人のハーフの子がいたのですけれど、同性から浮いていて二学期になる前、転校していきました。人とのちょっとの違いが負の連鎖を呼ぶようで怖くなった記憶があります。

    作者からの返信

    悠木さん、こちらにお越し下さり、コメントもありがとうございます。
    中学生はまだこういう部分子どもですよね。大人なら隠すところを正直に反応すると思います。
    ハーフの子は片親がブラジル人というのも大きな要素なのかなと思いました。これが白人だったらまた違ったかも知れません。
    いずれにせよほんの小さな違いが大きな亀裂を生む世界ですね、中学校は特に。

  • やっぱ、中学校でフランス語ペラペラやったら、こうなるのかな。
    ちょっとヤバって感じですね。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    これは憧れか嫌悪かのどっちか、両極端な反応があるでしょうね。その場所や団体の空気に左右されるというか。ここでは不正解だったようです。

  • 柊圭介さま、こんばんは。コメントを失礼いたします。
    あらすじを見て興味を惹かれたので、これから読ませて頂きます。
    異質な者を排斥せんとする不穏な空気が、既に教室内に漂っていますね。帰国子女への虐めは差別とも根深い関係性があるようにも思えます。日本人であっても「ガイジン」扱いをされ、その国へのネガティブな偏見を押し付けられるということがありますね。
    冒頭の家出の場面とどのように話が繋がっていくのか、期待しながら読ませて頂きます。

    作者からの返信

    椎人さま、
    この作品に興味を持って頂きありがとうございます。
    排他性をはっきりさせるために地方の公立中学という分かりやすい設定にしました。全部がこうだとは思わないんですけどね。帰国子女という設定も、見た目が周りと同じであることが重要で、これが外国人やハーフとかならまた違った話になってくると思います。
    勢いで書いた話ですので粗削りなところもあると思いますが、紘一を見守って頂けたら嬉しいです。

  • ああ、ああ、わかる。
    日本人は白人系に憧れてるから差別なんてない、という勘違いが生むこの先生のような余計なお世話。こわ……(´;ω;`)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    白人系の国に対する感情、特にフランスって微妙な国じゃないですか? 「お」を付けられることに憧れと嫌悪感の両方の匂いを感じるのです。あと、人によってはっきり好き嫌いが分かれる国のひとつかなと思います。
    先生の鈍感さは仕方のないことでもあるし、これが通用する場合もあるし。でも通用しないときのリスクは生徒が負うことになりますよね。

  • こちらの作品も、少しずつ拝読していこうと思います。

    教室に充満する排他的な空気を肌で感じるようで、初手からヒヤヒヤしますね。リアリティがすごいです。前途多難……

    作者からの返信

    こちらにもお越し下さり、嬉しい限りです。
    中学の雰囲気が出せるか不安がありましたが、リアリティを感じて頂けてほっとしています。
    ジュールとは全く毛色が違いますが、お付き合い頂ければ幸せです。ありがとうございます。

  • 中学校・・・トリッキーな場所ですね💦 ベルばらは面白いです!

    作者からの返信

    中学校って、当たり前なんだけど、思春期の子どもが集まってる場所なんですよね。同じ服を着てるけどその内心はみんな違うこと思ってて、思春期ならではの思考が交錯してる難しい場所というか。確かに、落とし穴がいっぱいある、って感じがします。

    ベルばらはもう古典ですよね。

  • 紘一くんの転入した学校が「地方の公立中学校」であったから生じたエラーだと思わされました。デモクラティックスクールは漸く普及の兆しですが、認めない校長先生も居られますし、日本国の義務教育は問題だらけではないかと。そんな場所に押し込められた紘一くんの受難が、ここで始まっていますね(>_<)

    作者からの返信

    ひいなさん、コメントありがとうございます。
    少しカリカチュアかも知れませんが、いわゆる「日本的」なメンタリティを持つ場所として設定しました。
    だからそれを持たない子には厳しい環境かも知れませんね。