応援コメント

第5話 おきまりの展開」への応援コメント

  •  子どもは順応が早いとはいうけれど、必ずしもそうではないですよね。子どもの範疇にもよりますが、思春期は特に受け入れる側がどんな人たちかによってだいぶ違うと思います。
     家族に言うのも芯の強い子ほどボロボロになるまで出来なくて辛い思いをするんでしょうね。

    作者からの返信

    楠さん、コメントありがとうございます。
    例えば幼稚園児であっても子どもによって違いがあると思います。それが中学生となるともっと環境に左右されますね。
    どんな細かなサインでも出せればいいのでしょうが、仰るとおり強そうに見える子ほど我慢してどんどん言えなくなっていきますね。

  • 私の知人も思春期にスペイン語圏からアメリカに引っ越したのですが、彼も長子で下の子達はすぐに適応できたのですが彼はできなかったようです。幼少期は明るい子だったそうですが、暗い青春時代だったと言っていました。大人になった今は視野が広くて素敵な男性ですが。
    思春期に大きく生活環境(文化圏)を変えるのは難しい場合もありますよね。
    紘一のこれからを見守っていきたいと思います。

    作者からの返信

    葵さん、こちらへお越しくださりありがとうございます。
    子どもは環境の変化にすぐに順応するというのは一概には言えないことだと思います。年齢も幅がありますし。ある程度ひとつの環境にいた子は、それまでに培ったものを新しい環境にどう当て嵌めればいいか、何をまっさらにすべきか、そこを要領よくできないと大変な苦労をすると思います。その苦労はまだ柔らかい人格形成にも影響しますね。知人の方は暗い思春期からさらに殻を破られたのでしょうね。たくましいです。

    どうぞご無理のない範囲でおつきあい頂けたら幸いです。葵さんの忌憚なきご意見も伺えたらさらに嬉しいです。ありがとうございます。


  • 編集済

    渦巻くような怒りとどうしようもない哀しみにくらくらします。申し訳ないような気持ちでいっぱいになります。。

    作者からの返信

    歯車が狂っていくのは早いものですよね。申し訳ないような気持ちなんて、こちらが恐縮します。すみませんm(__)m

    この次のエピソードは抵抗があるかもしれません。先にお詫びしておきます。ご無理でなければ。。

    編集済
  • 虐められていると認めたくない心境、想像できます。確かに、「いじめられっ子」は敗北者のような称号だと思います。
    たった二ヶ月の間に、紘一さんは地獄を見ましたね。まだ助けてほしいわけではないようですが、過去の思い出に救いを探してしまうところに彼の痛みを感じます。
    しかし、まだ彼にはつらいことが待ち受けているような気がします。現在地は地獄の入り口でしかないのかもしれません。
    友人からの手紙に光を見出すか、差し込んだ光にも目を瞑ってしまうか。前回のコメントで書いた「期待しながら」という表現は些かずれていたかもしれません。紘一さんのこれからを、真剣に見守ります。

    作者からの返信

    こちらにもありがとうございます。
    渦中にある本人だからこそ認めたくないという気持ちがあると思います。いじめだけじゃなくて虐待とかもそうで、認めてしまったら負けというか、おしまいというか。「被害者」とか「いじめられっ子」とかいう言葉は自尊心を削る言葉でもあると思うのです。いくらそれが事実でも、否定することで自分を持ちこたえさせるような、そういうイメージです。
    助けを求めたくないと同時に助けの求め方が分からなくなっていくのかなとも思います。こういうことはいっぺんに突き落とされるから、本人が一番ついていけないのではないですかね。
    真剣にお読み下さってとても嬉しいです。
    このあと紘一の出会う人も含めて見守ってくださいませ m(__)m

  • こういう変化、親が気づかないといけないんですよね。
    しっかりした子ほど、気づかれまいと隠してしまうから。
    平気そうに見えても、見た目通りとは限らない。辛い日々ですね……

    作者からの返信

    紘一のように「いじめられていると認めたくない」子どももいると思います。自分が認めないものを親が気づくことは難しいのではないですかね。早いうちにどこかにSOSが出せればいいんですが、気丈な子ほど隠したがるし…やっぱり難しいですね。

  • いじめの描写、辛いですね・・・陰湿で、悪質だったと思います。

    中学校、普通の状態でも難しい場所ですから、帰国子女にとってはよけいですよね。

    作者からの返信

    神原さん、『ジュール』とこちらをダブルで読んで下さって、本当にありがとうございます。m(_ _)m m(_ _)m
    いじめの描写はそれをメインにはしたくなかったんですが、どうしても触れざるを得ないですね。確かに中学は日本で育った日本人にさえ難しい場所だろうと思います。だから異質な者には特に、でしょうね。

  • 「家族に合わせて帰国生活を頑張っている長男を演じていた」紘一くん。彼の演技に誰ひとりとして気付いてあげられなかったのが、もどかしく哀しいところですが、知られたら知られたで、哀しい気持ちがあるでしょうね(>_<)

    作者からの返信

    ひいなさん、コメントありがとうございます。
    「気づいて欲しい」と「知られたくない」の間で、後者の方が勝つ年頃なのだと思います。でも、演じるって簡単なことではないですよね。

  • フランス語で挨拶をさせた先生も、痩せた事を笑う父親も
    大人の鈍感さが、「僕」を孤立させていくんです。切ないです。

    作者からの返信

    大人の鈍感さ、厳しいご指摘ですね。ポジティブに鈍感ですよね。
    言えないという方向に一度向かうと、もう口に出すことが不可能になっていく気がします。
    コメント、ありがとうございます。

  • つらいところですね…。
    家族が全然気づかないというところが特に。
    急激に痩せてしまったり、上履き何度も失くされたらさすがに何か気づくと思うのですが💧
    せめてあと一年、フランスに残れたらよかったですよね。せめてもうちょっと大人だったら。あるいは諒二くんくらい幼かったら。
    この時期に地方の中学二年生になる、ということが不運として降りかかってしまったんですね…。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    想像してもみないことって1ミリも頭に浮かばないのかも知れないですね。この歳の男の子は急に骨っぽくなったりするし、上履きをこっそり買い替えていたとしたら。明るく振舞っていれば気づかれないでしょうし。家族だけど、どこかみんな自分のことに気を取られている、そんな気がします。