第9話 追い詰められる日々への応援コメント
「モグラ」たちへの怒りが伝わり、苦しくなる場面です。
思春期の葛藤、喪失感、孤独が「穴」を広げているようで……。
あの人の登場が待ち遠しいです。
作者からの返信
ついに体に現れてしまった異変は紘一にとって恐ろしかったのだと思います。終わりなく繰り返されるこの日常と募るばかりの苦しさをモグラたたきに例えてみました。
一度読んで下さった方は、あの人の登場を待ってくださいますね。嬉しいです。
ありがとうございます。
あっ、お星様も沢山頂戴しました。
重ねて、ありがとうございます。
第9話 追い詰められる日々への応援コメント
ほんと、たった一言が言えたらどんなに…と思ってしまいます。
特に思春期の男子は、家族にろくに話をしなくなったりしがちなんですよね。
紘一くんはそれがどんどん悪化してしまってますね…💦
いよいよ学校に、あの方が!✨
作者からの返信
黒須さん、ありがとうございます。
思春期の難しさプラス本人の性格もありますかね。袋小路じゃないけど、ひと言も発せられないまま追い詰められていく部分を感じ取って頂けたら幸いです。
そうです、次回はあの人が…!
第7話 お前が恋しいへの応援コメント
あっという間に読み進んでしまいました。「は! 続きがないっ」と今、寂しい思いでいます。
読んでいて色々と勉強になります。母親に何も言えなくなってしまったのも辛いですね。
作者からの返信
シェリー様、
見つけて下さり、一気にお読みくださってありがとうございます!お言葉とても嬉しいです。これから紘一がどうなっていくか、よろしければぜひお付き合いくださいませ。
そして、早くも星を沢山頂戴して感激しています。本当にありがとうございます!
第7話 お前が恋しいへの応援コメント
この手紙、もし出していたらどうなっていたか…遠いフランスのエミールは間違いなく心を痛めたでしょう。でも、きっと年齢的に無力だった。
それでも自分の本音を書けたこと、『 Tu me manques aussi(僕もお前に会いたいよ)』の言葉を送れたことは、紘一くんにとって一時でも救いになった、と思いたいです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
出していたとしても何も変わらない、ですよね。エミールにさえこんなものは見せられないと思ったのでしょう。「お前に会いたいよ」というのが最大限のひと言だったと思います。
第7話 お前が恋しいへの応援コメント
エミールにとって自分は黒歴史だと思ってしまったんですね。お互い「恋しい」と確認しあえたら良かったのに。
地獄の門、確かにエグい、ドロドロしてますね。頂上にある「考える人」像が「僕」と重なります。もっと幼ければこんなに苦しまないのに。( ノД`)…
作者からの返信
相手にとって自分は黒歴史。紘一の思考回路がちょっと出てますかね。外国語はいかようにも訳せるところありますが、心細さから恋しいと感じてしまったのは紘一の方だったのかも知れません。
地獄の門はじっくり見ると結構こわい彫刻ですね。
色々感じて下さってありがとうございます。
編集済
第7話 お前が恋しいへの応援コメント
「取り返せない物事の象徴」がエミール……そうですね。出せないけれど、書かずにはいられなかったんですよね。
作者からの返信
エミールとの関係は読む方によって色々解釈されると思います。僕自身もこの男の子を分からないままにしています。
ただひとつだけ、エミールを自分が去った国の象徴のように捉えて書いた部分もあります。取り返せない物事の象徴というか。
だから、手紙を書いても無駄なのです。
第6話 エミールのことへの応援コメント
そうそう、紘一くんを目覚めさせた(?)エキセントリック美少年・エミール! 紘一くんのカミングアウトが印象的で好もしく潔い印象を持ちました。
作者からの返信
この回はちょっとBL展開なので、不安な部分でした。(以前はここを読んでやめちゃう方もいたので)
だけど好もしく潔いというお言葉ですごくほっとしました。ありがとうございますm(_ _)m
第5話 おきまりの展開への応援コメント
「家族に合わせて帰国生活を頑張っている長男を演じていた」紘一くん。彼の演技に誰ひとりとして気付いてあげられなかったのが、もどかしく哀しいところですが、知られたら知られたで、哀しい気持ちがあるでしょうね(>_<)
作者からの返信
ひいなさん、コメントありがとうございます。
「気づいて欲しい」と「知られたくない」の間で、後者の方が勝つ年頃なのだと思います。でも、演じるって簡単なことではないですよね。
第5話 おきまりの展開への応援コメント
フランス語で挨拶をさせた先生も、痩せた事を笑う父親も
大人の鈍感さが、「僕」を孤立させていくんです。切ないです。
作者からの返信
大人の鈍感さ、厳しいご指摘ですね。ポジティブに鈍感ですよね。
言えないという方向に一度向かうと、もう口に出すことが不可能になっていく気がします。
コメント、ありがとうございます。
第5話 おきまりの展開への応援コメント
つらいところですね…。
家族が全然気づかないというところが特に。
急激に痩せてしまったり、上履き何度も失くされたらさすがに何か気づくと思うのですが💧
せめてあと一年、フランスに残れたらよかったですよね。せめてもうちょっと大人だったら。あるいは諒二くんくらい幼かったら。
この時期に地方の中学二年生になる、ということが不運として降りかかってしまったんですね…。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
想像してもみないことって1ミリも頭に浮かばないのかも知れないですね。この歳の男の子は急に骨っぽくなったりするし、上履きをこっそり買い替えていたとしたら。明るく振舞っていれば気づかれないでしょうし。家族だけど、どこかみんな自分のことに気を取られている、そんな気がします。
第4話 エスカルゴへの応援コメント
ああほんともう、クラスの男子ども!
変な方向に幼稚ですね。
ここでの紘一くん、わりと毅然とした態度で冷静に言い返しています…が、お子様たちには彼の理論も通じず…。
紘一くんが帰国子女ではなかったとしても、なんだかんだと難癖付けていじめていたのかもしれませんね。
作者からの返信
黒須さん、コメントありがとうございます。
男子って女の子より子どもじみたところがありますよね。好奇心なのか、本当にイラつくのか、集団だからこそこういう心理は余計分かりかねます。転校生であれば誰でも可能性はあるのかも知れませんが、帰国子女という言葉がマイナスの響きを持っている現実は、あると思います。
第3話 最初の間違いへの応援コメント
紘一くんの転入した学校が「地方の公立中学校」であったから生じたエラーだと思わされました。デモクラティックスクールは漸く普及の兆しですが、認めない校長先生も居られますし、日本国の義務教育は問題だらけではないかと。そんな場所に押し込められた紘一くんの受難が、ここで始まっていますね(>_<)
作者からの返信
ひいなさん、コメントありがとうございます。
少しカリカチュアかも知れませんが、いわゆる「日本的」なメンタリティを持つ場所として設定しました。
だからそれを持たない子には厳しい環境かも知れませんね。
第2話 帰国家族への応援コメント
「モグラの穴」再掲載、嬉しいです(^^)
学ランは重いですよね。襟キツいし。
でも着こなすと確かにカッコいい。諒二くんの「お兄ちゃんカッコイイ!」が可愛いです♡
フランス語を巡る家族の言葉、ここで既にかすかな違和感を感じますね。
つい最近まで、紘一くんにとってはそれが国語だったのに。
これから先を思うと胸が痛みますが、またじっくりと読ませていただきますね。
作者からの返信
黒須さん、コメントありがとうございます。
学ランってなぜか軍隊の制服っぽいと思うんですよね。着こなしている子はかっこよく見えますね。
フランス語をめぐって父と母の意見が違い、弟はうまくやっている。仰る通りそこにひとつの違和感がありますね。
再読してくださり、こちらこそほんとに嬉しいです。ありがとうございます。
第2話 帰国家族への応援コメント
「なんだか中学をやり直しさせられてるような気がするよ」に対する御家族の反応が……紘一くん、気丈に振る舞っていますが、もう既に、つらいですよね。でも白い校舎に希望を持って入学したのですね。
着たことないのですが、学ランと言うのでしょうか。あのファッションは重たそうです。そう言えば私は学生時代に、学校指定の鞄と外套が重たすぎました。そこで自由服の学園に転校しまして、テディベアのプリントのレッスンバッグを提げておりました(どうでもいい話、失礼しました)。
作者からの返信
国が違いますからね、一年ずらすのは逆に紘一のためでもありますね。まあ彼としてはやり直しっぽい感覚があったのでしょうが。
制服を着たことのない紘一には学ランは重たかったでしょうね。テディベアのプリント…ひいなさんらしい。かわいいです。
第8話 モグラの穴への応援コメント
「モグラの穴」って何かしらと思いながら読み進めてきて、ここで分かるんでしたね……つらい演技を上塗りしながら「ついでに自分も殺してやりたい」という一文が重いです。
作者からの返信
ひいなさん、コメントありがとうございます。
演技の上塗りとは言い得て妙ですね。そんな自分に対する嫌悪が、この一文に込められているのだと思います。