第290話 うぉ! 知らんかった……

 予約投稿って詳細な時間設定も出来たんやね


猫「魔導少女ぷりんが読まれんかったんで、改めて人気の投稿時間を調べたんよね」

の「はい」

猫「すると、朝7時、夕方18時くらいがええんちゃうみたいな結果に」

の「へぇ~」

猫「でもその時間ちょうど、つまり7:00とか18:00は避けた方がいいってネット記事に書いてたんだよ」

の「何故ですか~?」

猫「予約投稿の作品とかぶるから」

の「ああ~」

猫「だから:00を避ければ後はどんな時間でもいいよと」

の「へぇ~」

猫「で思ったんだよね。もしかして自作が読まれないのは……ってね」

の「で、詳細な分指定が出来ないか調べたと~」

猫「そそそ」

の「出来たんですよね~?」

猫「うん、予約投稿の日付や投稿時間の数字、自由に入力出来たんだよ。ここに気付いた時は思わず膝を打ったね」

の「マニュアルとかを見るんじゃなくて自力で発見したと~」

猫「そそそ」

の「で、効果ありました~?」

猫「それがね、久しぶりにPVが動いたんだ」

の「やったじゃないですか~」

猫「でも予約投稿をした直後とかじゃなかったからね、効果があったんだかなかったんだか」

の「あれま~」

猫「ただ、今後は何かが起こるかもしんまい」

の「起こるといいですね~」

猫「起こって欲しいところよのう」


 ネットネタなう


猫「今日のネタは中国の水道事情で」

の「水以外が出てきたんですか~」

猫「せやねん」

の「こわっ」

猫「しかも火を近付けたら燃えてもうたんや」

の「ひぇっ? ガソリンですか~?」

猫「いやぁ……天然ガス」

の「えぇ……水でしょう? それを飲んでた?」

猫「飲んでたかもだよ~」

の「健康被害的なのが気になりますね~」

猫「本当だよ。水がヌルヌルしていて、手や食器を洗ったらずっと乾かなかったって言う話だし」

の「そんなおかしな事になってたら普通飲まないでしょ~」

猫「中国だからなぁ……」

の「で、そんな事になって水道の会社は動かなかったんですか~?」

猫「それがね、上水道の管理者は「かなり前から認知した現象」と認めたんだけど、原因は究明出来なかったって言い訳をしてるんだよね」

の「ちょっと待ってください。大事なのは原因じゃなくて、いや原因も大事ですけどまずは安全性でしょ~。その辺りはちゃんと調べてるんでしょうか~?」

猫「水質がおかしくなったのを知ってて放置してたんだよ。安全だって事にしてたんじゃないの?」

の「ちなみに科学的な分析の結果はどんな感じだったんですか~?」

猫「見て確認しただけ」

の「え?」

猫「見て普通の水っぽかったからヨシ! でずっと通してたんだって」

の「うそ~ん」

猫「流石に騒ぎが大きくなったんでちゃんと調べた結果、地下水にガスが混入していた事が分かったんだってさ」

の「安全なんですか~?」

猫「どうなんだろうねぇ……まだ詳細な水質の調査結果は出ていないらしい」

の「バリバリ健康被害がありそう……」

猫「でも問題が大きくなってからは別の水動を引いたから、それ以降は問題は発生していないそうだよ」

の「水道局のスタッフ、無能すぎィ~」

猫「共産主義だと頑張らない人が増えるのは仕方がないよ。頑張っても給料増えんもん。それと隠蔽体質にもなるわな。楽をし続けたいから」

の「そう言う人達に振り回されるばかりの住民のみなさんが不憫です~」

猫「だよね~。早く体制が崩壊すればいいのに……」

の「ちょ」

猫「冗談だよ。あはは~」


 アニメDEヒトコト


猫「今日のアニメは『アクダマドライブ』です」

の「結局みんな無事に逃げられてるし……。処刑課無能過ぎ~」

猫「だよね。何でチンピラまで無傷で逃げられたのか謎ですわ」

の「処刑課の団体からは逃げられて、一般人にボコられるチンピラ……」

猫「医者の人が堂々とパンチラしてましたけど、ああ言うキャラだし全然嬉しくないって言うね」

の「ああ言うのが好きは人は興奮したかもですよ~」

猫「下着と言えば、一般人ちゃんにもサービスシーンがありましたな」

の「あそこ、謎の光を出していいから全裸であって欲しかったところですね~」

猫「下着つけたまま体を拭くとか、不自然極まりないもんね」

の「不自然と言えば、運び屋が一般人ちゃんの居場所を知れたのも謎ですよ~。やっぱり発信機的なものを付けてたのかな~?」

猫「まぁあの作品、割りと何でもありだし」

の「展開で言えば妹ちゃんを守るためとは言え、一般人が悪党をぶっ殺しちゃったのにはびっくりです~」

猫「殺人の才能が眠ってたんやねぇ」

の「殺人鬼さんが彼女を気に入ったのは、そう言う才能を本能で見抜いたからだったりして~」

猫「有り得る話やね」

の「今回は割りと静の話でしたけど、来週は話が大きく動きそうですね。予告を見た感じ~」

猫「次回も楽しみです!」


 魔導少女ぷりん


 第105話 魔女達の事情


 こうして邪魔者がいなくなり、空き地にはフーナと直麿、ぷりんとメリカの4人だけとなる。それと、境界の門はまだ出現したまま。とは言え、大きく開いたその門から何かが出てくると言う気配は今のところまるで感じられなかった。

 まだ事情をハッキリ把握していないメリカは、キョロキョロと周りを見渡している。


「結局あの魔女達は何だったんですの?」

「ぷりん、彼女にはハロウィンの説明からしなきゃダメなのかな?」


 フーナは少し困り顔でぷりんの顔を見る。質問された本人は腕を組んで考え始めた。場が微妙な雰囲気になって、メリカは顔を真っ赤に染めた。


「わ、私だってハロウィンと言う催し物は知ってましてよ! おばけが現れる日なんですのよね!」

「そう。そこまで分かってるなら、あの魔女達が出て来た理由も分かるよね」

「この地にお化けが現れていたのは、裏であの魔女達が暗躍していたから……?」

「そう言う事。昔はああじゃなかった。今のリーダーになってから変わってしまったんだ」


 やはりフーナは同じ魔女だけあって事情に詳しかった。彼女の話によると、おばけに人のマナを奪わせる事で、あの魔女の団体はどんどん勢力を広げ始めたらしい。本来、それはやっちゃだめな事なのだけれど、だからこそこんな地方都市に現れてバレないようにこっそりと事を済ませていたのだとか。

 そう言う路線に変わった時点でフーナはリーダーと喧嘩別れをして、フリーで行動をし始めたのだと――。


「何故1人で動いていたんですの?」

「その方が動きやすいからさ。それであの魔女達を倒すチャンスを狙ってたんだ」

「じゃあ、私達の存在は渡りに船だったのですわね」

「そゆ事」


 こうして大体の事情も分かり、メリカも納得する。途中からはぷりんもその事情を興味深そうに聞いていた。

 話し終えたフーナは、少し気だるそうな表情で首の後ろを触る。


「さて、残る問題は後ひとつ……」



猫「今日はここまで~」

の「わざと引きを作りましたね~」

猫「うん」

の「これ次回でハロウィン編終わりですか~?」

猫「多分」

の「長かったですね~」

猫「長かったよお~」

の「この次は何編……あ、クリスマスか~」

猫「その前に軽くぷりんとメリカを戦わせないとね」

の「やっぱり、それやるんだ……」

猫「通過儀礼だからね」

の「出来るだけ短い話でお願いしますね~」

猫「だね~」


 今日の〆


猫「くー疲れました」

の「お疲れ様で~す」

猫「ああ、しんどい」

の「猫さん今日何かしたんですかぁ~?」

猫「いや、今日は昼寝しなかったから」

の「ああ、眠気的な意味でですか~」

猫「だよ~」

の「じゃあ早く寝てくださいね~」

猫「うん、今日は早く眠れる気がする~」

の「やったぜ」

猫「と言う訳で!」

猫・の「「では、またね~」」



 と言った感じで今日もお送りしました。まだまだグダグダですけど、テキトーに読んでくだされば幸いです。コメント、リクエスト募集中ですよ~。ではまた明日~。

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