概要
エルフの女剣士アンサーラの魔獣退治行。
魔獣退治を己が使命とするエルフの女剣士アンサーラの旅を描いた中編集。時間的に連続していないので気になったほうからお読みいただけます。
『永遠の気の迷い』
彼女に憧れた少女と、恋した巨漢のお話。アンサーラ883歳。テストリア大陸北方、スパイク谷にて少女を助けたアンサーラは家に招待される。翌日、若き王子スヴェンとその従士マグナルに出会い、協力してハーピー退治をする。二人は王館で取り沙汰されている問題の原因がハーピーではないかと思っていたが、魔獣に詳しいアンサーラの話を聞き、疑問を抱く。三人は王館に戻り、問題の魔獣退治に向かう。
『失われた可能性』
人狼と愛と可能性のお話。アンサーラ750歳。テストリア大陸北方アード地方、ウラク村を訪れたアンサーラは人狼問題の解決を依頼される。最初の被害者ヨエ
『永遠の気の迷い』
彼女に憧れた少女と、恋した巨漢のお話。アンサーラ883歳。テストリア大陸北方、スパイク谷にて少女を助けたアンサーラは家に招待される。翌日、若き王子スヴェンとその従士マグナルに出会い、協力してハーピー退治をする。二人は王館で取り沙汰されている問題の原因がハーピーではないかと思っていたが、魔獣に詳しいアンサーラの話を聞き、疑問を抱く。三人は王館に戻り、問題の魔獣退治に向かう。
『失われた可能性』
人狼と愛と可能性のお話。アンサーラ750歳。テストリア大陸北方アード地方、ウラク村を訪れたアンサーラは人狼問題の解決を依頼される。最初の被害者ヨエ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!アンサーラにまた会える!
前作「最後の竜騎士と黄昏の王国」からのファンで、追っかけています。
アンサーラは前作でも魅力的なキャラで、寿命や美貌だけでなく身体能力においても人間を超越していることが本当に生き生きとえがかれています。一見人間らしい思いやりをみせる場面もあるのですが、その奥には人間とはまったく異なる種族としての価値観があり、世界を違うふうに切り取って見ているのがわかります。彼女の視点からそれを体験するのが面白い。
あと、人間の書き方も好きなんですよね。ちゃんとその世界のなかを生きているのに、現代的な感性を感じるときもあって、より共感できるというか。
語ると尽きない魅力がありますが、ぜひスピンオフの本作…続きを読む