第18話 コーヒー+黒糖
という事で、最後の味見になります。
コーヒーを規定通りに淹れて、そこに黒糖を溶かして頂いてみます。今回の黒糖ですが、黒糖を臼などで細かく粉砕した黒砂糖になります。この方が溶けやすいですからね。
では、頂きます。
きび砂糖はサトウキビの風味が色濃く残っており、その風味がコーヒーと良い相性になっておりました。その事もあり、こちらの黒糖もサトウキビの風味が強く存在していますから、相性が良いのではないかと、予想しておりました。
予想通り、コーヒーの焙煎香と黒糖の風味は相性が良く、相乗効果がありました。
甘さはハッキリとしていて、コーヒーの苦味や酸味のカドを取って、丸く感じさせてくれます。後味にも甘さは感じられ、甘い余韻を感じさせてくれます。
甘さはサラリとした印象で、イヤなベタつきは感じられませんでした。これは良い印象です。
以前に何かの本にて、「どれだけ色々なモノを混ぜても、ほろ苦さは残る。そこがコーヒーのイイ所」と書いてあった文章がありました。
今回も、『コーヒーの色々なモノを受け入れる幅』を、発揮してくれた感じです。
クセのある砂糖を使っても、受け入れる度量がある、そんなコーヒーの懐の深さを感じられました。
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