第2話 紅茶『リプトン・イエローラベル』

 まずは土台となる紅茶から解説して行きます。基本となる紅茶の味わいなどがキッチリわかってないと、どう砂糖との相性に差が出るのか、わからないですからね。


 今回の実験に使用するのは、スーパーでもよく販売していて見かける、『リプトン』の『イエローラベル』というティーバッグです。スーパーのお茶コーナーでも、よく見かける品物ですね。お値段もお手頃ですし。


 イエローラベルの中身の紅茶は、ケニアやインドネシアの紅茶などをブレンドして、年間を通して均一な味わいを出しているそうです。


 こちらの紅茶を、ティーバッグ二個を使ってティーポットに入れて、熱湯100℃を400cc注ぎ、二分蒸らしたものを基本とします。もちろん、ポットとカップは事前に温めておきます。そこは基本ですね。


 香りや味わいについてですが、香りは大地を思わせるような腐葉土なニュアンスの香りの中に、おそらくセイロン紅茶もブレンドされているのでしょう、バラ系のゲラニオールな香りもします。味わいは、一般消費者向けでしょう、渋味はごくわずかコクも軽い、良く言ってしまえば飲みやすい・悪く言えば薄っぺらい、そんな感じを受けました。


 こちらを使います。

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