第4話 グラニュー糖とは?

 続いては使う砂糖の種類と、その解説に入って行こうと思います。私もまだまだ調べている最中ですので、見落としや書き漏らしがあるやも知れません。そこは容赦なくツッコミをお願い致します。


 では今回の『グラニュー糖』です。


 基本的にはどの砂糖も、原料である『サトウキビ』や『テンサイ』などの搾り汁から作られます。


 サトウキビなどを圧搾して汁を搾りだし、その汁をろ過・沈澱・結晶化・再度お湯に溶かすなどの工程を経て、その中から『ショ糖(スクロース)』を結晶化して取り出したものが、『グラニュー糖』になる訳です。


 先進国で一般的に『砂糖』と言ったらこれを指すもので、甘味料の代表格に挙げられます。


 その性質で特徴的なのが、『水に溶けやすい』事と『無色無臭』な所です。


 ショ糖は、分子の大きさがかなり大きいわりに水溶性が高く、25 ℃の水において、1 gの水に2.1 g溶ける性質があります。そのため体内への吸収も早く、血糖値上昇の一因になっていたりします。


 また、色や香りもついていないので、料理の外観や香りを損なうこと無く、甘味だけを付け足す事ができる食材です。





 そんな理由から、コーヒーや紅茶に入れる砂糖としては、主として使われるのがこのグラニュー糖になります。


 大体の場合、3g入りの『スティックシュガー』として個包装で販売されています。とても扱いやすいですね。





 今回では、カップ一杯につき2gを入れて味見をするように設定します。そのくらいの方が、味がハッキリと判定できると思ったからです。


 どうなるのかは、また後程のお話にて。


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