第15話 紅茶+きび砂糖
さてそろそろ佳境に入って参りました。
今回のお話は、紅茶にきび砂糖を入れた場合の味見です。きび砂糖特有の「サトウキビの風味」がどう出るか、楽しみであります。何となくは予想がつきますがね。
と言う事で、規定の紅茶を淹れ、きび砂糖2gを溶かして、頂きます。
もう予想通りと言うか何と言うか……。
きび砂糖には、サトウキビの風合いが残っておりほんのりとカラメルな風味もあったりする、コクと風味が色濃くある砂糖です。
それを溶かした紅茶の味わい。紅茶の風味が完全に負けてしまっておりました。
香りはサトウキビの風合いが強く全面に出て、奥の方にやっと紅茶らしい香りが顔を覗かせておりました。味については完全にマスキングされており、薄甘い砂糖水(ほんのりサトウキビ風味)になってしまっていました。
ただ不思議な部分で、甘さが後にあまり残らないのですね。後味にきび砂糖の風味は残る事無く、そのままカラリと無くなってしまう感じでした。甘さの強さで言えば、グラニュー糖よりも弱いかと。
きび砂糖が料理に使われ、風味付けには最適という理由がわかりました。サトウキビの風合いや後残りしない甘さは、確かに料理には最適ですね。
ただ、紅茶には合わない……ですねぇ……。
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