概要
宝石を飲み込むと、姿が竜に変わってしまった
主人公のクオンは、ある日お守りの宝石を飲み込んで、竜に変身してしまう。
七人の竜から涙を分けてもらってそれを飲み干さないと、体が砕けて死んでしまうらしい。
クオンは、兄のザクロとともに竜を探す旅に出る。
作中分岐があり、どのルートを通ったかでラストが違うので、いくつ涙を持っているか数えておいてください。
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
七人の竜から涙を分けてもらってそれを飲み干さないと、体が砕けて死んでしまうらしい。
クオンは、兄のザクロとともに竜を探す旅に出る。
作中分岐があり、どのルートを通ったかでラストが違うので、いくつ涙を持っているか数えておいてください。
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!貴方はきっと思い出すだろう わくわくとページをめくった幼き日の思い出を
貴方が幼少期、竜の出てくるファンタジーをよく読んでいたのなら、きっとこの物語も好きになるでしょう。
竜。架空の生物の中でも至高の存在。
あるいは神として、あるいは災厄として、この物語にも様々な竜が出てきて、人とのかかわりが描かれます。
いろんな神話の伝わり方があったり、人々の竜のとらえ方もそれぞれだったり、この作品に出てこない部分にも世界が広がっていることが想像できて、とてもわくわくした気持ちで読むことができました。
昔好きでよく読んでいた挿絵付きの児童文学を、大人になってもう一度楽しめた気分でした。
すごく綺麗なお話でした。 - ★★★ Excellent!!!竜になった弟、人間に戻すため共に旅立った兄。二人が見る「竜と人間」とは
まず個人的なことで申し訳ないのですが、とても好きな作品でした。
竜になったクオンと兄のザクロのやりとり、それぞれの竜と人のストーリー、そして世界観。びくりするくらい好みで見つけて嬉しかったです。
さてこの作品についてですが、この作品は「ゲームブック」です。
どちらに進むかによって、次に読むお話が選べる・ストーリーがかわる・エンディングがかわる、そういった小説です。
つまり読者の選択によって、クオンとザクロの旅が変わってくるのです。
そして選ぶことのできる物語のどれもが「竜と人間」の物語であり、竜のクオンと人間のザクロは、各地のストーリーを見て回りつつ、クオンを人間に戻すため、竜の涙を集めま…続きを読む