それは花火のように

高校三年生。夏。学生スリーピースバンドSTARMAINEは各地の学園祭のステージを巡るツアーを敢行した。ギターボーカルの呉羽秀樹は、バンドの結成から今までのことを思い出していた。
夏の終わり。ツアーの終わり。青春の終わり。
いつかきっとこの夏を、また思い出す。


ナンバガ、銀杏、筋少、ブルハ…etc。自分の好きなロックの音色をこれでもかと小説に詰め込みました。三万字程度になる予定。どうぞよろしくおねがいします。