編集済
第21話 虚しさと切なさとへの応援コメント
福丸の親戚と言うのは誰なのか?
今まで新井から名前が出てきませんでしたし、凜達も気付いてないような。ちょっと謎の存在です。
それと権藤亜希は8話の最初の被害者ではないですよね?
描かれた風景が歯医者がありそうな立地ではない気もするんですが、確認です。
ここから補足です
学校ー果樹園ー歯科医院を営む家という通学路が、ちょっと想像し難かったので。その間が徒歩通学のようでしたし。もちろんそういう位置関係があっても不思議はないのですが。
作者からの返信
親戚は、修三の同年代のいとこという設定です。
次の質問は……、先走り過ぎでは。
昔ながらの住宅街に、古くからある美容室や歯科医院があってもおかしくはないと作者は思います。作者には情景が浮かんでいるのですが……。
第16話 違和感への応援コメント
やはり鰺沢が怪しいんですよね。
真剣にやってるなら何故通報者を調べないのか? 当然録音されてるでしょうから、凜と情報の共有をしてないのは……そして、いい塩梅の山梨ナンバーの証言を単独で得たと言い出す。刑事は通常単独では動きませんし。
メタ的には高尾での事件がどう絡んで来るのかが、気になっております。
作者からの返信
通報者については調査してます。ただ、成果が得られなかったので読者に報告しなかったのです。
単独捜査をしないというのは、原則はそうなのでしょう。しかし何事も原則通りにいかないのはままある事ではないでしょうか。重要な捜査でなければ人手不足のおり、単独で動く事もあるのでは……。
後々、凛も単独で捜査をします。
高尾の事件、このまま何も絡まないという事はないでしょう。
第6話 更生への応援コメント
>そのブログを書いた友人がぶどう園で働いていた水野さんの知り合いで、
これは、
そのブログを書いた「人物の」友人がぶどう園で働いていた水野さんの知り合いで、
と間にワンクッションあるのでは? と思いましたがどうでしょう?
少年B? この物語の発端となった強姦事件に関係しているという解釈でいいんでしょうか? でないと「少年B」という報道のされ方はしないでしょうし。
凜はまだ存在を掴んでいない? か、一人称なのでワザとこちらに伝えていない?
作者からの返信
ご指摘の通りだと思いました。早速訂正させて頂きました。
少年B(何故少年Bなのか)の正体は、8話・罪を読まれれば分かると思います。
第5話 タトゥーを背負う男への応援コメント
>手は左手が肘ひじの下から、右手は手首から切断されていた。
左腕が肘の下から、右腕は手首から切断されていた。
ではないかと思われます。ここからしばらく後に左腕、右腕と表現されている箇所があるので、判断しがたいんですが。
銀色のモヒカンも特徴になると思うんですが、これは犯人によってこの形にされたという検査結果が出てるんでしょうか?
作者からの返信
ご指摘、検討させて頂きます。
モヒカンについては、10話・正体を読まれれば分かります。
第4話 娘の決意への応援コメント
室伏と同乗して事故に遭った女性が気になりますね。
出所直後ということなら、出所前から付き合いがあったことが想像できます。
諸星は当然、気付くでしょうしもう調べたのかも知れません。
これは「信頼できない語り手」を徹底的に意識しないと騙されますね。
人豚(呂后のやり方に似てるので)の身元が春山、もしくは少年Aだとややこしくなるんですけどねぇ。自分の所轄で諸星がやるのかどうか……いや、アリバイはあるんですね。この場合。
作者からの返信
肯定・否定等々したくはありますが、ここは何も言わないほうがいいかと……。
第3話 猟奇的傷害事件への応援コメント
通報者の報告が無いですね。
受話器に唾など痕跡が残っている可能性ありますので。
通報者が運んできたのなら、弱々しい、という感触と一致しそうですし。
報告はこれからですかね?
作者からの返信
通報者の正体についてはのちのち……。
この通報者は用心深い人物なのではないでしょか。唾などの痕跡を残さないのは計算ずくではないかと……。それに不特定多数(今では多数ではありませんが)が使用する受話器ではDNAを採取するのは難しいのではないかと……。
第2話 母と娘への応援コメント
イベントへの参加ありがとうございます。
早速ですが、まずここから。
>室伏哲也と春山新一は法明大学の三年生と二年生で二十一歳と二十歳だった。。
「。」が連続になっております。
確認したいのですが朋子達が似非泥棒騒動に巻き込まれたときは、ファーストフードの二階にいたという事でよろしいですか? 今後絡むことがない部分であればスルーしてください。実は窓際にいたのかも気になっていますが朋子の証言頼りなので、これはわからなくても仕方は無いとは思うんですが。
あと、集団強姦についてググってみたところ、
「集団強姦罪は平成16年の刑法改正により新設された罪です。」
と出てきまして、これを素直に受け入れると矛盾が生じるように感じられました。
お手数ですが、どう解釈すべきかご教示願えれば幸いです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご指摘の「。。」早速訂正させて頂きました。
ファーストフードの件ですが、二階です。泥棒が階段を逃げて行ったという事で分かって頂けると思っていました。あと、作者の中では窓際の席を思い描いていました。このあたりは読者の解釈に委ねていいところだと思います。
集団強姦罪の件ですが、確かにあなた様の仰るとおりでした。これは作者の思い込みと調査不足です。
改正前の強姦罪に訂正させて頂きました。
この先も読み進めて頂けるのであれば遠慮のない意見や質問をお寄せ下さい。
第25話 エピローグへの応援コメント
ラストまで読ませていただきました。
読みやすく、うまく纏められたお話だと思います。
被害者家族である凛の心情に共感し、加害者たちの短慮な行いに憤慨しながら、凛の行く末を案じて読み進めていました。
更生というものは、本当に難しいですね。
何事もそうですが、当の本人が真に自覚しなければ、更生などできません。妻を持ち、娘が生まれるとなっても罪を自覚しない前島(堂島)が、果たして別の形の外部からの働きかけで自覚したのかと考えても、答えが出ません。そういう苛立ちを、福丸修三は抱えていたのでしょうね。
真希がアフリカへ無事旅立てたことは、個人的には良かったなと感じました。彼女ならば、あちらで自身に課した贖罪に励むでしょう。日本を離れることで視野が広がり、新たな人生を歩んでいければと思います。
心に溜まったドロドロとしたものを吐き出してしまった凛。これまでの慎重さとは一変、真正面から向かったのは、彼が生物学上の父親だと理解してしまったからでしょうか。言いたいことを言った凛は少しばかりすっきりしたのかもしれません。
あそこで罪を問わずとも良かったのではないか。そういう思いも抱きましたが、凛からの働きかけによって、吉永には少なくとも何らかの心境の変化は訪れたでしょう。それが罪の自覚を促すことを願ってやみません。
総じてとても面白かったです。
素晴らしい作品を読ませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
最後までお読み頂き有難うございました。遅読と仰られていましたので、もしかすると最終話まで到達する前にフェードアウトなされるかもと覚悟していました。その覚悟に反してここ数日の怒涛の追い込みをみて嬉しく思っていました。
その上、このような丁寧なコメントを頂いた事に感謝いたします。
しっかりと読み込んで頂けたのだとコメントの端々から伝わりました。
またいつの日か、何かの作品で出会える事を願います。
★★★の評価を頂けた事にも感謝いたします。
あのレビューコメントを読まれた読者がいましたら、きっと本編に導かれるのではないかと期待されます。
第25話 エピローグへの応援コメント
こんにちは。
ミステリーを読み慣れないというのもあり、凄惨な事件の数々や容赦のない展開に、読み進めるのに勇気が必要な物語でした。
「犯罪被害者家族は加害者にどう罪を償わせれば満足するのか?」
というキャッチコピーにもある問いの答え探しながら読み進めたのですが、ラストまで読んでも答えは簡単には出せないものでした。
罪と向き合う勇気がなけば命を絶ってしまうし、そもそも罪の意識が低ければ償いようもなく……。
私は「満足」というのが「赦し」かな? と思って読み始めたのですが、それこそ簡単なものではないのが現実なのでしょう。
「あなたには父親は存在しない」と告げられた凛さんが、一連の捜査や復讐の末に「私に父親は存在しない」という結論に達した事で、決して赦すことはできなくても、前を向き漸く自分の人生を歩き始めた決して暗くはないラストなのかなと感じました。
全編を通して、非常に考えさせられる物語でした。
素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
最後までお読み頂きありがとうございました。
その上、率直な感想も頂き感謝いたします。
そして、★★★の評価も頂き嬉しい限りです。久し振りの評価ですので、次作書く上のモチベーションとさせて頂きます。
又、いつの日か別の作品で出会える事を願います。
第2話 母と娘への応援コメント
初めまして。企画に参加させていただいた保紫といいます。
興味を惹かれたのでお邪魔させていただきましたが……これは、じっくりと読みたい作品ですね。年の瀬にこの作品に出逢えたことを嬉しく思います。
お母さんの音声が残されたテープが、良い仕事をしていますね。手紙ではなく、音声というのが、胸にぐっときました。一万文字があっという間。
二つのカセットテープを入れる場所があるラジカセ、ああ懐かしいです。年がばれてしまいますね(笑)
遅読ではありますが、続けて読ませていただこうと思います。
作者からの返信
企画参加ありがとうございます。
一話一話が長いですが(ネット小説初心者でこうなってしまいました)、見限ることなく読み進めて頂ければ幸いです。
コメントは大歓迎です。気が向いた時には又お書き下さい。
第2話 母と娘への応援コメント
上記の様なレイプ事件に関しては、男に100%罪があるに決まってるのですから、裁判官は全員女性にして裁判に臨むべきだと考えます。
所詮、男に女性の心情など分かる筈が無いのですから。
そして、有罪を前提として量刑のみ話し合うべきです。
決して女性よりも男の方の刑が軽くなってはならないのです。根絶やしにするべき。
作者からの返信
貴重なご意見ありがとうございます。
あなたが女性だとしたら、この話は辛くイヤーな気持ちになられるかもしれませんが、せめて九話まで読み進めて頂ければ、この小説の本質も見えてくるかもしれません。
編集済
第25話 エピローグへの応援コメント
一気読み(と言うには時間がかかってしまいましたが……)させていただきました。
読了した直後だと色々な感情が混ざり合っていて偏った意見しか書けないと思ったので、数日経ってからこうして感想を書かせていただいております。(レビューというよりただの感想ですし、ネタバレも含まれているので最終話のコメントに書きます)
読み終わった直後、そして今も思い浮かんでいるのは「私刑の愚かさ」です。
凛が真犯人を見逃した時点では「ただの復讐物として完結してしまうのか……」と少し落胆していました。しかし、最後母親の仇を取るために凛が福丸と同じ行動に出た瞬間、考えは変わりました。「ああ、これは凛も福丸と同じ末路を辿ってしまうんだな」と嫌~な予感が頭をよぎり、覚悟と決意に満ちた凛とは裏腹に、後味の悪い余韻を残して物語は終わりました。強要罪または脅迫罪といった罪を犯してでも堂本に謝罪を迫った福丸は殺害され、凛はそれに倣います。真犯人の真希もアフリカに渡った先でどうなるのか……、何だか暗い将来が暗示されているように思えてならないのです。
人を裁くべきは人か法か。昔から議論されているテーマではありますが、人を裁くのは法でなければいけない理由の一端もここに見えている気がします。法では届かない一線もありますが、法でなければ超えてはいけない一線もあるのでしょう。だからこそ人として一線を超えることを決めたキャラクターの結末、また将来がとても不憫に思えてしまいました。
「私刑の愚かさ」と愚かにならざるを得なかった人間の哀れさが良く出ていると思います。
(償いをテーマにした作者様の思惑とは異なるかもしれませんが……)
地の文がキャラクターの一人称で進んでいくので、刑法についての考えが作者様のものなのか、凛のものなのか、それとも一般論として言っているのか分かりづらい点は少し残念でした。残念な点は他にもあると言えばあるのですが、読者としての私の好みの問題もありますし些細なことなので割愛します。
手放しで褒めたい点があります! シリアルキラーとしての金沢拓也の設定が良いです! まずは在日朝鮮人という設定、それが子供時代の差別やいじめに繋がったのかなと想像できます。幼い頃に両親が離婚しておりそのせいで愛を学べなかったということもわかります。最初はそれでグレただけの不良と思っていましたが、別の連続殺人と金沢がつながった瞬間、子供時代の設定が輝いて見えました。「もしかしたら父親に酷い仕打ちを受けていたのかも」「母親が去ったということが根底にありレイプを経験したことで女性を狙うシリアルキラーになったのかも」「出所後連続殺人を始めるための何かしらの出来事(引き金・ストレス要因)があったのかも」という連想もでき、それまでただの下種野郎だった金沢というキャラクターが一番印象に残るキャラクターへと昇華しました。殆どのシリアルキラーの子供時代が悲惨であるという事実をしっかりと踏まえてこの設定を作ったのだろうと感心しました。
かなり重いテーマではありますが、サクサクと読めて面白かったです。
長文失礼いたしました。
追記
残念な点について追記します。前述している通り私の好みの問題が大きいので参考程度に見てもらえると嬉しいです。
まずは凛の性格です。遺族としての立場の感情を全面に押し出しているストレートなキャラクターですが、もう少し刑事という立場を絡めて葛藤を描いても良かったのかなと思いました。
最後に真希が見逃された点についても、凛によって逮捕されることで「償い」というテーマに対する法の限界という葛藤を描けたのかなとも……。一生をかけた償いとそれを履行させること、することの難しさはかなりリアルな問題として私達の目の前に存在していると思うのです。
重ねて言いますが、これは私の好みです。この作品が「償いは一生をかけるべき」「その一償のための犯罪は許されるべきだ」という作者様の思想(ちょっと過激な言い方になってしまいましたが)を伝えるためのものならば、そういった葛藤は必要ないと思います。
金沢が拷問を受けている様、(元)犯罪者達が辿ることとなった末路、そういった描写そのものに魅力を感じている読者もかなりいることは他のコメントを読んでいるだけでも分かります。そういった方に突き刺さる作品に仕上がっていることは確かです。
どちらにしろ素晴らしい「小説」だと思います!
秋川十一様のこれからの活躍に期待しています。
作者からの返信
読み応えのあるコメントありがとうございます。
コメントの内容から丁寧に読んで頂けた事がうかがえました。
残念な点が他にもあるということですが、是非お聞かせ願いたいという気持ちがあります。もし気が向いたのなら、追記という形でお聞かせ願えれば幸いです。(どうしてもという訳ではありません)
最後に★を付けて頂けた事に感謝いたします。
追記を書いて頂きありがとうございます。
感慨深く読ませて頂きました。
そのご意見を踏まえて精進してまいります。
大変参考になりました。
感謝。
第2話 母と娘への応援コメント
読者を世界観の中に引き込む、独特の文体。いいですね
やるせない……苦しい……。解決しないもどかしさと、抑えきれない怒りの情緒が、文面からもひしひしと伝わる、そういう作品に仕上がっています。素晴らしいです。
ただ……一つ私としての意見は、これを小説と言えるのか、という事です。
確かに心情的なものの説明は、登場人物の会話などから十分に伝わってきます。
しかしそれは、脚本や台本と同じです。
もし、この文体に誇りと尊厳を持っているようなら、その矜持を踏みにじるような意見をするべきでないのですが、私も意見をする以上、しっかりとお伝えさせていただきます。
これは、半分以上小説ではないです。
小説の醍醐味とは“文”だけで、人の感情、表情、行動、そして景色、感覚、つまり“世界”を表現することにあります。
この物語の中には、新車のラパン、トラック、などの表現によって「あぁ現代的な世界なのかな」と、読者に説明する文章などがありますが、いかんせん主観が多すぎる。
主観の文が悪いんじゃないんです、
でも、見たこと感じたことを箇条書き的に書いていく行為というのは、作文です。
それの表現を大人化したものを小説化と言われれば、うーんという感じがします。
言い方を変えましょう、世界観が狭いです。
私たちたち読者は、この話において、主人公の主観が全てです。
つまり、人ひとり分の視野しかこの物語から獲得することが出来ないという事です。
かなり高度な話をしているのは百も承知ですが、この話の、この物語の作り方の更なる領域を求めるならば、より小説らしい、“詩的”という物にも目を向けてはいかがでしょう。
確かに、主人公が急に詩を唱え始めたら、それこそ崩壊ですが、だからと言って、語るだけが、小説ではないと思うのです。
視野を広くする。
今一度、ご一考ください。
総評【独特の文体が映し出す光景は生々しさ、現実さを演出し、リアルな世界を形どる。しかし世界が小規模であるために、完全な没入という点において、まだ少し一歩届いていない感じがする。その一歩が加わるだけで、劇的な進化を遂げるだろう】
これからも頑張ってください。
作者からの返信
貴重なご意見ありがとうございます。
丁寧に読んで頂けたのがコメントから伝わりました。
これからも精進して参ります。
感謝。
編集済
第9話 償いを求める者への応援コメント
さすが…教壇に立っていた先生ですね。
素晴らしく考え抜かれた答えでした。
それを考えた秋川十一さん…この文章力と夢中で読ませる力は並大抵のものでは無いですよね。そこから推察するにすでに書籍化されている作家先生ではないのですか?!
作者からの返信
読み続けて頂きありがとうございました。
そしてお褒めお言葉痛み入ります。
作家先生などと、とんでもありません。当方、コンクールの一次も通過した事がありません。
コメント嬉しく読まさせて頂いています。これからも何かありましたら忌憚のないお言葉をお聞かせ下さい。
第8話 罪への応援コメント
辛い…私は既に母親の立場なので、この状況は辛すぎます。
涙が出そうで読めないシーンもありました…。
心臓を抉られるような気持ちです。
それはもちろん、この作品の描写が素晴らしく、登場人物達の感情が巧みに描かれているからです。そして、加害者目線でも被害者目線でもどちらの気持ちも読み取れる作品だからここまでズドンと心臓を抉られるような気持ちになるんだと思います。
続きが気になるけど読むのが怖いです!
作者からの返信
フィクションです。是非最後までお読み下さい。
第7話 会いたくない人への応援コメント
あぁ…どうやったって過去からは逃げられませんもんね。
夫婦でもちょっとした隠し事の一つや二つはあるかもしれませんが…関係が破綻して人生が終わるほどの隠し事なら付き合う前に話すべきでしたね。
それに彼は最初は結婚を断ることを考えていたり、名前が変わる利点を利用していますよね。過去の呪縛から解き放たれることだけを考えた結婚は最初から破綻が見えていたのかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
武士という男は、小心者なんだと思います。
この夫婦がどうなっていくのかもこの作品の見どころです。
編集済
第5話 タトゥーを背負う男への応援コメント
耳の鼓膜が自然回復できる点や、声帯の手術は無償ではできない点など目からウロコでした。
確かに命に関わる手術以外は有償になりますよね。
この被害者の方がどんな経緯でこんな状態になったのかはまだ想像も出来ませんが、耳が聞こえるようになった日には絶望と地獄を二重に味わうことになるのですね…。
鯵沢さんのように自身の容姿を顧みずセクハラ発言を繰り返す事は腹立ちますね笑
作者からの返信
コメントありがとうございます。
耳の鼓膜に関してですが、骨伝導という手法があるんですよね。その点を悩みましたが、このように描かせてもらいました。
鯵沢さんに悪気がないのが問題ですよね。
第2話 母と娘への応援コメント
まるで、サスペンスドラマを見ているように物語に惹き込まれ拝読させて頂きました。とても重厚なテーマでありますが、お母さんや凛さんの感情がとても丁寧に伝わって来ました。
お母さんと多香子さんのことを思うと胸が痛くなりますし、男たちを許せません…。
たったの五年で少年院を出てきてその後は普通の生活を送り脳脳と生きていると思うと憤りを感じます。
多香子さんがしてしまった事は悪いと頭で分かっても、心の奥ではそうする気持ちがわかってしまい複雑です。
今の日本は性犯罪の刑は軽すぎますし、再犯率が高すぎるので見直すべきだと改めて考えさせられました。
これから、どんな展開になるのか、じっくり拝読させて頂きます(^^)
作者からの返信
丁寧なコメントを頂きありがとうございます。
長編小説で読むのは大変かもしれませんが、是非最後まで読んで頂ければ幸いです。
イヤーな気持ちにさせられるかもしれませんが、フィクションと割り切ってお楽しみ下さる事を願います。
又何か感想がありましたら是非お聞かせください。
第25話 エピローグへの応援コメント
コメント、失礼します。
「更正」「償い」「正しさ」様々なことを考えさせられ、とても全てを言葉にできません。書籍化されたら絶対買います。
性犯罪被害者の復讐譚として東野圭吾著の「さまよう刃」を読んだことがありますが、そのなかでは復讐者(被害者の父親)と少年A(レイプ加害者)の立ち位置が固定されストーリーが進みます。
こちらの作品は、過去と現在の事件が交わり、加害者と被害者の逆転が随所にある点で先が読めず手に汗握りました。
しかしやはり悪人の本質は悪人で...、善人でも残虐なことが出来てしまって...。
登場人物たちが何を選択していくのか、それが最善なのか、私の中できっとこの先も考え続けるテーマとなりました。
重厚な物語でした、ありがとうございました!
作者からの返信
丁寧なコメントありがとうございます。
並びに、素晴らしいレビューコメントを書いて下さった事に感謝いたします。
あのコメントを読まれた読者はきっと本編に興味を持ってくれる事でしょう。
第25話 エピローグへの応援コメント
すごく面白くて、普段は長編はゆっくり読み進めるタイプなのに、通勤時間を利用して、あっという間に読みました。文にも完成度がありますね。コメント欄を読むと、これで一次落ちしたとあり、信じられない気分です。
女刑事の独り言の部分が感情移入しやすかったです。女刑事の凛や悲しい過去のあるクールで美しい女医のキャラが良かったです。でも男性キャラは鰍沢さんを除くと、自己中心的な独白ばかりする犯人の下衆さが目立つのが残念。まぁ、これがテーマでもあるのですね。途中のエピソードで登場のベソのお祖父さんが唯一、清々しかったので、最後に登場してほしかったです。
直美はどうなるのでしょうか? 加害者の子を持って辛い思いをして暮らすのでしょうか? そんな後日談も含めて、番外編の更新を願っています。その時★追加させて頂きます。
作者からの返信
どこからこの作品にたどり着いて頂けたのか分かりませんが、見つけて頂けた事に感謝いたします。
イヤーな気持ちになられたでしょうが、この小説の面白さに気付いて頂けたのなら幸せです。(秋色さんが読み続けていられる事は知っていましたが、💛だけでコメントがなかったので、どういう感想をお持ちなのかな? と思っていました。)
★も付けて下さった事に感謝いたします。こういう気遣いが気持ちを上げさせて、また何か書いてみようという気持ちになるというものです。
いつか何かの作品でお逢いできる事を願います。
それでは、ありがとうございました。
第8話 罪への応援コメント
キツイ・・・・・・
そりゃあ、監禁されて、目鼻口両手足潰されて当然というか、親御さん的にはまだ足りないというか。
ご両親がこんなのの為に犯罪者になるとか、そういう展開も辛すぎる。
闇の組織が、レイパー限定で拉致って生体実験に使って、最終的にワニの餌にしたらイイと思う!
ここまで拝読しましたが、つらすぎて、続きが。
ありがとうございました
作者からの返信
8話までお読み頂きありがとうございました。
読んで辛くなるのも嫌な気持ちになるのも理解いたします。
それでももう少しお付き合いして頂けると幸いです。
第25話 エピローグへの応援コメント
執筆お疲れ様でした。
重い話ではありますが、社会で生きているからこそ目を背けてはいけない問題だと感じます。
このような素晴らしい作品を読ませていただき、ありがとうございました。今後の創作活動も応援させていただければと思います😊
作者からの返信
貴重な休日を自作に費やして下さりありがとうございました。
またいつの日か作品を通して出会えることを願います。
お互い良い作品が書けるといいですね。
★付けて下さったことに感謝いたします。
第17話 優しさ貯金への応援コメント
執筆お疲れ様です。
また、先日はご指摘をありがとうございました。
本当の意味での更生とは何なのか考えさせられます。罪から目を逸らして他人として生きていくのは、無責任だと思います。しかし、過去と向き合って、孤独に生きて死ぬことに何の意味があるのかとも考えてしまいます……。
心からの謝罪なんて、他人には分からない。
被害者が亡くなられている以上、ハッピーエンドは難しいと思いますが、物語の結末や登場人物たちの答えを楽しみにこれからも読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
イヤーな気持ちになられているかもしれませんが、フィクションだと割り切って楽しんで頂ければ幸いです。
ここまで読み進められたのなら最終話まで読まれることを確信しています。
PS 漢字を訂正されたみたいですね。
塗炭はやはりトタンの方がしっくりしました。
他もあの方が読みやすくなったと思います。個人の見解です。
編集済
第25話 エピローグへの応援コメント
出逢えてよかったと思える素晴らしい作品でした。
読ませて頂き有難う御座いました。
終始、感情が揺すられっぱなしでしたね。
細かな設定に描写、ストーリーの構成は素晴らしく、内容も引き込まれるものでした。
善と悪という言葉が有りますが、本作を通しこの定義の出来ない事象を改めて考える機会を頂きました。
主人公が取った選択は、社会的には悪と定義されるでしょうが、私はそうは思いません。
持論ですが、善悪は『本人』にとって都合の良い事か否かという事で人間のみが使う『存在しない定義』なのかも知れません。
長々とコメントして申し訳ございません。
ついつい、この物語の熱と毒にあてられ興奮してしまった様です。
これからのご活躍期待しております!
追伸
まともなレビューが出来ずに申し訳有りません。感動を伝えるのは難しいですね…
私の表現力の低さゆえ、どうかお許しください。
作者からの返信
最終話までお読み頂きありがとうございます。
特に後半は一気読みして頂いたみたいで、それがとても嬉しく思います。
★も付けて頂けた事にも感謝いたします。
そして褒め過ぎなくらいのコメントにも感謝です。あのコメントを読んでくれた読者がいましたら、きっと本編に興味を持って頂けると確信しています。
第8話 罪への応援コメント
これは褒め言葉ですが、久しぶりに小説で吐きそうになりました。
宮部みゆき先生の『模倣犯』以来でしょうか…この衝撃はきっと私のトラウマ作品として、頭の中に残り続ける事でしょう。
ストーリー構成は貴志祐介先生の『青の炎』を彷彿とさせますね。先を知りたいけど知りたくない的な…
本当に凄まじい作品に出会えて嬉しいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
八話まで読み進められて面白いと感じて下されたのなら、最終話まで興味深く読んで頂けると思います。
イヤーな気持ちになるかもしれませんが、フィクションだと割り切ってお読み下さい。
第2話 母と娘への応援コメント
秋川十一様
はじめまして、こんばんわ。
なかとと申します。
自主企画を立てておきながら、中々読みに来れなくて申し訳ございませんでした。
(とっくに期限切れてしまってました…)
……凄い作品に出逢ってしまったのかも知れません。
初めからこんなに『痛み』『憎悪』『愛情』etc…と云った感情を揺さぶられた作品は久しぶりです。
続きも楽しみに読ませて頂きます♪
作者からの返信
返信が前後しましたがコメントをさせて頂きます。
凄い作品に出逢ってしまった。この言葉は何よりの誉め言葉でゾクッとさせて頂きました。
編集済
第25話 エピローグへの応援コメント
完走しました。
面白かったです。
犯罪は人生を狂わせる。
被害者だけでなく、その家族も。
それなのに、ムショに入った程度で償いは済んだと妄想し、場合によっては新しい家族まで作って、さらに被害者を増やす加害者。
許せない気持ちは分かる。
けど。
主人公は否定しそうですが、幸せでは無いよね。この生き方。
やめるべきであるとは言わないけど。
独特のビターエンドだと思います。
作者からの返信
読了ありがとうございました。
けっして楽しい話ではありませんが、面白がって頂けたのならば幸いです。
新作を公開することがありましたら、また読みにきて頂けたら嬉しく思います。
それでは感謝と共に、さようなら。
第22話 真相への応援コメント
いきなり両目とも失明させるなんて、甘いと思ったんですが、理由は「失明させてその後拷問して懺悔を引き出せたら、一応赦す」気でいたんですな。
理性的ですね。
最初から嬲るのありきだと、失明させるのは最初片目だけで、両目とも潰すのは最後だろうと思ったんで。
(でないと、刻まれて、砕かれていく自分の身体が確認できないでしょ? と)
真希先生、本当は理知的で優しい先生なんだろうな、というのが見て取れます。
作者からの返信
真希の魅力に気付いて頂けたのなら幸いです。
編集済
第21話 虚しさと切なさとへの応援コメント
クズでも呪いは効くでしょうな。
現状、呪いの実例を受けたと思い込んでるわけですし。
(とんだ逆恨みですけどな)
堂本にとっては、福丸さんの「当然の見極め行為」の標的になったのは「呪い」でしょうから。
今後も過去の自分のやったことを思い出し、それに対する呪いが自分に降りかかることを恐れて生きていくのね。
自業自得。同情の余地無し。
編集済
第20話 最良の日最悪の時への応援コメント
これは死刑かな。
前科あるし。
情状酌量の余地ないし。
福丸さんは気の毒だけど、自分の命で仇を取れたのね。
望んではいなかっただろうけどさ。
作者からの返信
この国は犯罪者に甘いから死刑にはならないんじゃないでしょうか。
前科と言っても少年時代の事ですし。
第15話 我慢への応援コメント
被害者ヅラしてるのが、頭の悪い粗暴で邪悪な犯罪者のなれの果てって感じで非常にリアル。
反吐が出ます(褒めてます)
作者からの返信
はい、褒められました。
ありがとうございます。
第14話 容疑者への応援コメント
正直な感想は、堂本(現・前島)には地獄に堕ちてもらいたいってことですなー。
ムカムカしましたわ。
クズの思考について良く描写されてますね。(褒めてます)
言動と知能レベルから察するに、こいつは犯人では無いと想像しますが、被害者にはなってもらいたいかな(おい
作者からの返信
離脱されていなくてホッとしています。
犯人? 被害者? 期待にそえればいいのですが……。
第12話 南アルプス市への応援コメント
本当は高岡が「女を狩って玩具にする」という最低の遊びを教えたんだけどな。
この辺が「人間に本当の正義を見抜くのは難しい」と思える点ですなー。
真実は全然違うのに、ひょっとしたら主人公はこの外道4人組の良心が高岡だったと思い込み、高岡の弁護すらしかねないわけで。
正義を追いたい気持ちは分かるけど、やっぱ危なっかしいというか、難しいよね。
作者からの返信
高岡については、また後ほど……。
第11話 母の仇への応援コメント
やっちゃったな。主人公。
気持ちは分かるけど。
だって、相手絶対に反省して無いもの。
だけど、私刑を加えたらそれは悪なのよなぁ。
重ねて言いますが、気持ちは分かる。
こんな悪い奴を、お上がほっとくなら私がやるしかない!
必殺仕置人(無印)でも、仕置人のひとりの念仏の鉄が、似たようなことを言ってました。
ですが、そこにこう続けるのです。
「ただし、俺らは悪だ。悪で、無頼よ」
いつ磔にされても文句言えねえやな。
……さて、続きはどうなるか?
楽しみにしてます。
作者からの返信
必殺シリーズで一番いいのは、念仏の鉄ですよね。
山崎努は名優です。
最終回はシビレました。
さて、いよいよ登場人物たちが交わりだします。
楽しんで貰えることを願います。
第10話 正体への応援コメント
文字数多いのに読みやすいですね。
先が気になるようにイイ感じでストレスと謎を感じます。
作者からの返信
天気のせいかもしれませんが、亀のスピードでなくなっているみたいですね。
ここまで読み進められたのならば、最終話まで読まれることを確信しています。
第9話 償いを求める者への応援コメント
やっぱりこいつ反省して無いな。
自分が助かることしか考えてない。
イライラします。(褒めてます)
作者からの返信
褒められました。
素直に受け取らせて頂きます。ありがとうございます。
第8話 罪への応援コメント
連中の頭の悪さに嫌悪感凄まじい。
ファンタジー作品におけるゴブリンと同等の精神性。
これだけのことをしでかして、ムショに入ったくらいで償いが済んだと思える頭の悪さに絶望です。
まぁ、頭が悪いからこんな残虐な事をしでかせるんでしょうな。
思えば、こいつの反省はあくまで「自分の人生が崩壊した」ことに関することだけ。
未来のあった女の子を、オナホールかダッチワイフの代わりに使い、挙句殺して完全に未来を断ったことに関する罪深さに対するものじゃない。
断言していいですが、こいつは本当に反省しているとは言い難いと思います。
本当に反省していたら、他人を巻き込むかもしれないのに、嘘を言ってその場を切り抜けようとするかよ。
ちょっと趣味が悪いと言われるかもしれませんが、破滅編が愉しみです。(そうならないわけがないと踏んでます)
作者からの返信
破滅編……いい読みしているかもしれません。
編集済
第6話 更生への応援コメント
私としては、刑務所に入ることが償いと思ってる間は真の更正は無いと思ってます。
刑務所って言うのは、あくまで「犯罪を犯してしまうような欠陥品の人間性を修繕し、社会に戻しても問題ないようにする」ための施設で、まぁ、それが一般に更正って言うんですけど、それを償いだと考えているうちは真に更正したとは言えないんじゃないのかなと。
じゃあ真の償いが何であるか?
それは人の身では知ることが出来ないのではないでしょうか?
ひょっとしたら、もうフラグびんびんですが、偶然引っ越してきた老夫婦により、この元少年Bの過去の罪が明らかになり、てっぺんから再び突き落とされる。
そういう事態が起きてしまう事。
そういうことなんじゃ無いのかなぁ。
残酷? まぁ、そうですね。
でも、それが業ってもんじゃないのかなー。
作者からの返信
その読みは半分当たっています。
もう答えは知っているでしょうけど。
第5話 タトゥーを背負う男への応援コメント
鼓膜が破れても回復するから、将来的に耳は聞こえるようになるよな、ってのは気づいてはいました。
完全に一生聞こえないようにするには、耳の奥にあるであろう、神経器官を壊さないといけないんですかね。
素人考えですが、命に係わる気はしますけども。
しかし、主人公と鯵沢さん。
小さい時からの間柄なのに、もうちょっと、親子みたいな感じになってもいいんでない?と読んでて思いますw
作者からの返信
鼓膜に関してはいろいろと悩みました。骨伝導を使用すればコミュニケーションをとれるのではないかとか……。
鯵沢に関しては描き方が甘かったかもしれません。
★ありがとうございました。
第4話 娘の決意への応援コメント
まだ主人公は優しいな。
もうワンランク上の復讐者なら
「どう変わろうが関係ない」
「そいつと関わり、庇う奴らも同罪だ」
ってなって、一切合切復讐の対象にするものですが。
(ひょっとしたら、そのワンランク上が今後登場するかもしれない、と思いつつ)
主人公の主張する事、別の意味で真理はついてる気もしますね。
犯罪を犯して刑務所に叩き込まれた=そいつが一番悪い奴、とは限らない、ってことで。
本当に邪悪なやつらは、自分に火の粉が飛ばないように配慮し、一番まずい部分を頭の悪い奴らに体よく押し付けて、捕まった奴らはただ単に貧乏くじを引かされただけなのかもしれない。
私好みの物語の予感がビンビンするので、期待してます。
第3話 猟奇的傷害事件への応援コメント
殺戮姫だったかな?
昔、週刊少年チャンピオンで連載してて、打ち切られた漫画を思い出しました。
好きだったんですけどね。
話の筋は「殺人衝動という厄介な性癖を持つ美少女の彼氏になってる少年が、ヒロインを満足させるために「生贄となる悪人」を見つけては少女に殺させて衝動を抑えさせる」ってもので。
その作中で
「万一発覚しても絶対に死刑にはならない」ようにして、実質殺人しているのと同じ状況を愉しんでいる犯罪者、ってのが出て来たんですわ。
被害者の手足を破壊し、目と耳と喉を潰し、性器も破壊して「人としては完全に死んでるけど、死んで無いから殺人じゃない」って。
万一捕まっても傷害罪の最高刑だから死刑には絶対にならない、って勝ち誇ったように言うのですけど。
本作の猟奇的傷害事件の犯人の思惑はどこにあるのか。
気になります。
作者からの返信
そのような漫画があるのは知りませんでした。どこかで目にすることがありましたら読んでみたいと思いますので、記憶に留めておきます。
本作の犯人の思惑が気になっていただけたのなら、この作品は楽しんでいただけると思います。
第2話 母と娘への応援コメント
いきなり1万字はきっついなと思いましたが、わりと楽しく読めました。
(楽しい話じゃないけどね)
法は秩序を守るのが目的で、正義を守るものじゃないってのはしょうがない事なんですが(何をもって正義とするのかが、分かりにくい場合が多いからね)それに巻き込まれて涙する人は確実に居るわけで。
ぶっちゃけ、憎悪ってのは、恨みの相手を完全に見下すか、受けた苦しみ以上の苦しみを与えない限り晴れないのがセオリー。
そして坊主憎けりゃ袈裟まで憎いって言葉もある。
どう転ぶのか、進んでいくのかを見守らせていただきます。
(文字数多そうなんで、亀の速度になりそうですけども)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
確かに長くてイヤーな話ですが、ぜひ最後まで読み進めていただきたくお願い申し上げます。
途中で無理と思っても、せめて九話まではお付き合い下さい。
小説は逃げませんので、ごゆっくりどうぞ。
第24話 自白への応援コメント
誤字その他の報告、いきますね。
ここで私には金沢が何を伝えようとしているのかを理解した。
→ここで私には金沢が何を伝えようとしているのかが理解できた。
もしくは ここで私は金沢が何を伝えようとしているのかを理解した。
ほどなくして、縮小されていた特別捜査本部が元に戻され、金沢の身柄は特別捜査本部に押さえられ、金沢による言葉の自供を取る為に、歯のインプラントと声帯の手術が、特別捜査本部の予算で早急に行われる事になった。
→ほどなくして、縮小していた特別捜査本部が元に戻された。金沢の身柄は特別捜査本部に押さえられる。金沢による言葉の自供を取る為に、歯のインプラントと声帯の手術が、特別捜査本部の予算で早急に行われる事になった。
高尾の事件に関しては、金沢はスカウトの仕事に就《つ》く前に一ヵ月ほど廃品回収の仕事をしていた時期があり、その時に不法投棄場所として高尾山の麓《ふもと》の森の中を知り、そこを二人の遺体遺棄現場にしたと供述していた。
→金沢はスカウトの仕事に就《つ》く前に一ヵ月ほど廃品回収の仕事をしていた時期があり、その時に不法投棄場所として高尾山の麓《ふもと》の森の中を知った。そのため高尾の事件に関しては、そこを二人の遺体遺棄現場にしたと供述していた。
堂本に続いて十四年前の女子高校生拉致監禁殺人遺体遺棄事件の犯人の一人である金沢が、新たに三人の女性を暴行して、殺害して、遺体遺棄をしていたのだから、その衝撃は計り知れないものがあった。
→堂本に続いて、同じ十四年前の女子高校生拉致監禁殺人遺体遺棄事件の犯人の一人である金沢が、新たに三人の女性を暴行して、殺害して、遺体遺棄をしていたのだ。その衝撃は計り知れないものがあった。
修正おつかれさまです。新しいPCには慣れましたでしょうか。
25話にも、最後の校閲結果を追記しました。もう一歩です。これまでいろいろ辛口なことも書きましたが、ご容赦くださいね。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
何度か見直したはずなのに、こんなにも誤字脱字があったのかと驚いています。
これは、自分の目と脳を疑えということですね。
それはそれとして、今回の校閲からの修正作業の過程で、いろいろと勉強させて頂きました。
この経験がこれからの創作活動の糧になったことは間違いありません。
改めて感謝を申し上げます。
★については、つけるもつけないもどうぞ心のままに……。
第23話 記憶への応援コメント
誤字その他の報告、いきますね。
首筋にチクリと痛みを感じて、記憶を失った。
→首筋にチクリと痛みを感じて、意識を失った。
「記憶」は過去に起こったことを覚えておくこと。この場面では、自分の現状がわからない状況に陥っているので「意識」か「気」を失うというほうが適切です。
同様に、次の段落冒頭も「意識」か「気」に置き換えられることをおすすめします。
瞼を閉じていても感じる事が出来る光を感じる事が出来なかった。
→普段なら瞼を閉じていても感じられる光を感じる事が出来なかった。
「感じる事が出来」の反復表現で冗長感が出ていたので片方の表現を変えました。かつ、現状を掴めないながらも「いつもと違うぞ」と感じているので、「普段なら」「いつもなら」という文句をつけてみました。このほうが伝わりやすいと思うのですが、つけるつけないの判断はお任せします。
俺はありったけの脅《おど》し文句を使って、女に罵《ののし》ってやったが、女は動じる事はなかった。
→俺はありったけの脅《おど》し文句を使って、女を罵《ののし》ってやった。だが、女が動じる事はなかった。
俺の全身に激痛が貫《つらぬ》いた。
→俺の全身を激痛が貫《つらぬ》いた。
自分が痛い目に合うのは大っ嫌いだった。
→自分が痛い目に遭うのは大っ嫌いだった。
いつの間にか記憶が途切れた。
→いつの間にか意識が途切れた。
この場所がどこかで嗅《か》いだ事のある匂いだと感じていたので記憶を探ると、消毒液の独特の匂いである事が分かり、この場所が病院ではないかと思い、一先《ひとま》ず安心した。
→この匂いはどこかで嗅《か》いだ事がある。記憶を探ると、消毒液の独特の匂いである事が分かった。今いるこの場所が病院ではないかと思い、一先《ひとま》ず安心した。
無意味に生き永らえさそうというのだ。
→無意味に生き永らえさせようというのだ。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
記憶と意識。確かにその通りです。何でそうしたのか……。
第22話 真相への応援コメント
仕事その他でバタバタしまして、数日空きました。ご容赦ください。誤字その他報告いきますね。
クリスマスイブの十九時に、住宅街の中にある小さな公園には私以外に人の姿はなかった。
→クリスマスイブの十九時。住宅街の中にある小さな公園には、私以外に人の姿はなかった。
助詞「に」が続きすぎている気がしたので体言止めへ。好みもあるので、直すかどうかはお任せします。
お母さんと同じような被害にあった女性
→お母さんと同じような被害に遭った女性
他で「遭う」に直していただいているので、合わせるべきと思います。
同じく、「合う」→「遭う」の箇所がいくつかあるのでお探しくださいね。
怒りが沸《わ》き上がったわ。
→怒りが湧《わ》き上がったわ。
高尾の警察署へ高尾山の麓の不法投棄現場に女の子の死体が遺棄されていると通報したのは、いつまでも誰にも見つけられずに放置され続けていられる事を不憫に思った真希がした事だった。
→高尾の警察署へ高尾山の麓の不法投棄現場に女の子の死体が遺棄されていると通報したのは真希だった。彼女たちがいつまでも誰にも見つけられずに放置され続けていられる事を不憫に思ったのだそうだ。
そうでしたか。あちらのイベントは、被害者家族ではなくて当人の話を求めていたのかもしれませんね。残念……。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
最終話まで校閲終了して頂けたようですね。ご苦労様でした。
最終話まで訂正が終わりましたら又改めてお礼を申し上げます。
第21話 虚しさと切なさとへの応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
その雨も夜明け前には止んだとテレビに中のお天気お姉さんが伝えていた
→その雨も夜明け前には止んだとテレビの中のお天気お姉さんが伝えていた
なぜ金沢を殺さずに傷害を負わすだけで済ましたのか?
→なぜ金沢を殺さずに傷害を負わせるだけで済ませたのか?
私の境遇とこれまでしてきた不法行為を告白すればもしかしら・・・。
→私の境遇とこれまでしてきた不法行為を告白すればもしかしたら・・・。
奇声を上げた堂本が目の前に迫《せま》って来て、私めがけて包丁を振り下ろして来た。
→ 奇声を上げた堂本が目の前に迫《せま》り、私めがけて包丁を振り下ろして来た。
私は苦しみの中で、右膝《みぎひざ》を限界まで折り曲げ、靴先を堂本の腹に当て、右膝を一気に伸ばして堂本を突き飛ばした。
→ 私は苦しみの中で、右膝《みぎひざ》を限界まで折り曲げる。その靴先を堂本の腹に当て、右膝を一気に伸ばして堂本を突き飛ばした。
堂本は私の前蹴りをまともにみぞおちに受け、腹を押さえながら後退し、背中を冷蔵庫に当てたところで尻から崩れ落ち、口から胃液を吐いて苦しみ出した。
→堂本は私の前蹴りをまともにみぞおちに受け、腹を押さえながら後退した。背中を冷蔵庫に当てたところで尻から頽《くずお》れ、口から胃液を吐いて苦しみ出した。
『崩れ落ちる』は本来、ものが崩れて落ちる・崩壊するという意味ですので、人には使いません。例外として「緊張から開放されて力が抜けた」場合、人にも使えます。
崩れるように倒れる・倒れるように座る……そんなときには『頽《くずお》れる』を使います。この場合は攻撃を受けて倒れているので、本来は『頽れる』かなと。
ただ正直、『崩れ落ちる』のほうが一般的には通ってしまっているので、そのままでもいいです。
その途中で頼子の命が助かった事を聞かされてホッとすると共に、夫を失った頼子がこの先どのように生きて行くのかを思うと暗たんたる気持ちにさせられた。
→その途中で頼子の命が助かった事を聞かされてホッとした。それと共に、夫を失った頼子がこの先どのように生きて行くのかを思うと暗たんたる気持ちにさせられた。
娘をあんな酷い目に合わせておきながら、
→娘をあんな酷い目に遭わせておきながら、
終わらす事が出来たのに
→終わらせる事が出来たのに
お母さんと一緒に被害に合った
→お母さんと一緒に被害に遭った
半身不随にさせられていて
→半身不随になって
高岡さんもキムと同じ目に合っていたというのか?
→高岡さんもキムと同じ目に遭っていたというのか?
法治国家としてはNGと言わざるを得ない内容ですが、心情としては理解できるんですよね。それだけに難しい。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
頽れるという言葉があることを初めて知りました。
なので私的には、やはり崩れ落ちるを使いたいと思います。その方がしっくりきますので。
第20話 最良の日最悪の時への応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
時計を見ると十時を過ぎていて、鉄さんたちは既《すで》に仕事に出かけていて、貸別荘には俺一人が残されていた。
→時計を見ると十時を過ぎていた。鉄さんたちは既《すで》に仕事に出かけていて、貸別荘には俺一人が残されていた。
取るものも取り合えず車に乗り込み
→取るものも取り敢えず車に乗り込み
その社長の顔は早くもお祖父《じい》ちゃんの顔になっているように思えた
→その社長は早くもお祖父《じい》ちゃんの顔になっているように思えた
私たちとの約束を違《たが》えたらばどうなるかは憶えているな
→私たちとの約束を違《たが》えたならばどうなるかは憶えているな
福丸は尋ねると言っておいて、俺に答えさそうとしなかった。
→福丸は尋ねると言っておいて、俺に答えさせようとしなかった。
作業で使うシャベルカ―の鍵はログハウスの玄関の靴箱の中隠し置いていた筈だ。
→作業で使うショベルカーの鍵はログハウスの玄関の靴箱の中に隠し置いていた筈だ。
シャベルカーでも間違いではないのですが、建設業界の方々はショベルカーと呼んでいます。
シャベルカーのままにする場合は、長音記号「ー」がダーシ「―」になってしまっているので、そこだけ修正してくださいね。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
言われてみれば確かにショベルカーでした。
第19話 事件にならなかった事件への応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
東京とは気温が五度以上は低いのではないかと感じた
→東京と比べると気温が五度以上は低いのではないかと感じた
もしくは 東京とは気温が五度以上違うのではないかと感じた
俺より悲惨《ひさん》な目に合う奴が現れるとは驚きだ
→俺より悲惨《ひさん》な目に遭う奴が現れるとは驚きだ
高岡が乗るオートバイに衝突され撥《は》ねられたのだ
→高岡が乗るオートバイに撥《は》ねられたのだ
高岡は倒れたオートバイと共に道路を滑《すべ》り、歩道脇の標識の支柱に体を叩きつけられ、脊椎《せきつい》を損傷《そんしょう》して長期の入院を強《し》いられた末に半身不随の体になったのだった。
→高岡は倒れたオートバイと共に道路を滑《すべ》り、歩道脇の標識の支柱に体を叩きつけられた。その結果脊椎《せきつい》を損傷《そんしょう》して長期の入院を強《し》いられた末に、半身不随の体になったのだった。
検察は高岡が日頃からこの付近の道路をオートバイで暴走しているとの証言を得られた事から、過失運転致死の罪で起訴する事も検討したようだが、未成年である事も考慮《こうりょ》されてか、結局事故の責任は問われずに不起訴とした。
→高岡が日頃からこの付近の道路をオートバイで暴走しているとの証言を得られた事から、検察は過失運転致死の罪で起訴する事も検討したようだ。しかし未成年である事も考慮《こうりょ》されてか、結局事故の責任は問われずに不起訴となった。
亜希は自殺したのではないかと、警察は一応調べてみたいだが、遺書はなく、家族や友人からも自殺するような動機がないと断言する証言が得られたみたいで、結果事故として処理されていたのだった。
→亜希は自殺したのではないかと、警察は一応調べていたようだ。だが、遺書はなく、家族や友人からも自殺するような動機がないと断言する証言が得られたので、結果事故として処理されていたのだった。
しかし高岡たちによる亜希に対する暴行の疑いが濃くなった今、亜希の事故はただの事故でなかった事が疑われるのだが、亜希が亡くなってしまっているので、その真相は永遠に確かめる事が出来なくなってしまったのだ残念でならない。
→しかし高岡たちによる亜希に対する暴行の疑いが濃くなった今、亜希の事故はただの事故でなかった事が疑われる。だが、亜希が亡くなってしまっているので、その真相は永遠に確かめる事が出来なくなってしまったのだ。残念でならない。
しかし辺りを見回っても歯科医院らしい建物は見当たらなかった。
→しかし辺りを見回しても歯科医院らしい建物は見当たらなかった。
そこで、一軒の美容院が目に留まったので、その美容院で歯科医院の事を尋《たず》ねる事にした。
→そこで、目に留まった一軒の美容院で歯科医院の事を尋《たず》ねる事にした。
頭が良くて凄《すご》くすご美人さんだったのよ
→頭が良くて凄《すご》く美人さんだったのよ
権藤歯科医院の建物は解体されていて、その場所は更地《さらち》になっていて雪が白く染めていた。
→権藤歯科医院の建物は解体され更地《さらち》になっていて、そこを雪が白く染めていた。
明日の朝には雪は解けていて東京へ無事帰れる事だろう
→明日の朝には雪は解けて東京へ無事帰れる事だろう
私が考えていた通り亜希の姉が金沢の事件の犯人だとしたら、福丸夫妻の時と同様に罪に問いたくない気持ちが芽生えてしまっていたので、これから一晩かけて鯵沢を誤魔化す妙案《みょうあん》を考えなければならなくなったのだ。
→私が考えていた通り亜希の姉が金沢の事件の犯人だとしたら、福丸夫妻の時と同様に罪に問いたくない。そんな気持ちが芽生えてしまっていたので、これから一晩かけて鯵沢を誤魔化す妙案《みょうあん》を考えなければならなくなったのだ。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
パソコンを買い替えましたので、訂正作業には毎日うかがえると思います。
急かしているわけではありませんので、ごゆっくり。
編集済
第18話 罠への応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
最後に会ったのは転属する前の節分の頃だったが、その時はメイドの仕事と掛け持ちして地下アイドルをしていた。
→最後に会ったのは転属する前の節分の頃だった。その頃奈美はメイドの仕事と掛け持ちで地下アイドルをしていた。
殺人事件として現在も捜査が継続中
だった。
→殺人事件として現在も捜査が継続中だった。
なぜか改行が入ってしまっているようです。ご確認くださいね。
私はそのまま帰路には着かずに
→私はそのまま帰路には就かずに
奈美から覚醒剤の処分を頼まれた時、その処分の方法を考えているうちに最高の処分方法を閃《ひらめ》いたのだ。
→奈美から覚醒剤の処分を頼まれた時、考えているうちに最高の処分方法を閃《ひらめ》いた。
十日前の監視の時に盗聴器で聞いていて把握《はあく》していた。
→十日前の監視の時に盗聴器で聞いて把握《はあく》していた。
お母さんの人生を狂わした
→お母さんの人生を狂わせた
旅行の出発日が近付いて来ていて
→旅行の出発日が近付いて
そういえば、このような自主企画を見つけました。性被害がテーマの作品を集めているようです。
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452218656889996
こちらの作品は復讐が大きなテーマですが、充分参加資格があると思います。興味を持って読んでくださる方もいらっしゃると思うので、参加されてみてはいかがでしょうか。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
そしてご提案感謝いたします。
しかしながらその企画、すでに参加して主催者に外されてしまいました。
第17話 優しさ貯金への応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
次に建てる家の木材を加工する事のなっていた
→次に建てる家の木材を加工する事になっていた
ログハウスには苦い思い出があったのだが、それとは別に大工としての興味があったので、前々から事あるごとにやってみたいと口にしていたのだ。
→ログハウスには苦い思い出がある。だが、それとは別に大工としての興味があった。なので前々から事あるごとにやってみたいと口にしていたのだ。
しかし、ログハウスの建築を経験出来る事は嬉しかったが、山中湖に通うには距離があり、福丸家への日課がある身としては、心配だった。
→ログハウスの建築を経験出来る事は嬉しかった。しかし、山中湖へ通うには距離がある。福丸家への日課がある身としては、心配だった。
女にはね、優《やさ》しくして欲しい時に優しくしておくと、その貯金で将来ゴタゴタした時に大目に見てあげられたりするものなのよ
→女はね、優《やさ》しくして欲しい時に優しくしてもらえると、その貯金で将来ゴタゴタした時に大目に見てあげられたりするものなのよ
もしくは 女にはね、優《やさ》しくして欲しい時に優しくしておくと、その貯金で将来ゴタゴタした時に大目に見てもらえたりするものなのよ
家から通わして貰うという条件で
→家から通わせて貰うという条件で
仕事が終わってからだと、万が一何らかのアクシデントに遭遇《そうぐう》した時に、その日のうちに帰って来られないと困るからだ。
→仕事が終わってからだと、万が一何らかのアクシデントに遭遇《そうぐう》した時に、その日のうちに帰って来られないこともありうる。そうなると困るからだ。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
なんとか作業を続けられています。
第16話 違和感への応援コメント
誤字その他報告いきますね。
迷惑なのは分からなくはないが
→迷惑なのは分からなくもないが
その理由を尋《たず》ねると、前回は身内として仕方なく面倒を見て、自分の工場で働かせていたのだが、働いて一ヵ月も満たないうちに同僚とケンカをして仕事に来なくなり、そのまま行方不明になった事で、身元引受人としての義務を果たしていないと当局に叱責《しっせき》されて、嫌気《いやけ》が差したという事だった。
→その理由を尋《たず》ねると、こんな答えが返ってきた。
前回は身内として仕方なく面倒を見て、自分の工場で働かせていた。だが、働いて一ヵ月も満たないうちに同僚とケンカをして仕事に来なくなり、金沢はそのまま行方不明になった。そのことで身元引受人としての義務を果たしていないと当局に叱責《しっせき》されて、嫌気《いやけ》が差したという事だった。
ええ、それはそうなのですが、私が知りたいのは警察の記録に載《の》っていない事件について知りたいのです
→ええ、それはそうなのですが、私が知りたいのは警察の記録に載《の》っていない事件についてなのです
もしくは ええ、それはそうなのですが、私は警察の記録に載《の》っていない事件についてを知りたいのです
それをハッキリさせるには堂本に直接聞けばいいにだが
→それをハッキリさせるには堂本に直接聞けばいいのだが
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
パソコンの不具合が発生して修正にくる事が出来なくなっています。
こうしている最中もいつフリーズするか分かりません。
修正作業が進んでいなかったら、どうかお察し下さい。
第14話 容疑者への応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
下道を通った時間稼ぎは大した意味はなかった。
→下道を通った時間稼ぎに大した意味はなかった。
福丸家の庭の物干しには洗濯物が干していなかったが、
→福丸家の庭の物干しには洗濯物は干されていなかったが、
こちら福丸さんのお宅でよろしかったでしょうか?
→こちらは福丸さんのお宅でよろしいでしょうか?
いわゆる「バイト敬語」になっております。
南アルプス市の家の隣の木島が言っていた通り
→南アルプス市の隣家の木島が言っていた通り
このくらい短い単語をつなげる場合、「の」の連続はできれば2つまでに押さえたほうがいいです。
修三がリビングの奥の襖《ふすま》を開けてくれて、私たちを仏間に通してくれた。
→修三がリビングの奥の襖《ふすま》を開けて、私たちを仏間に通してくれた。
「くれて」「くれた」の反復表現です。
修三がいつまでも私たちが訪問の目的に触れないので、痺《しび》れを切らして聞いてきた。
→いつまでも私たちが訪問の目的に触れないので、痺《しび》れを切らして修三が聞いてきた。
主語が述語と離れ過ぎてしまうと、誰の行為かがわかりづらくなります。
この事件は少し特殊《とくしゅ》なものでして、遺棄《いき》された被害者は一命を取り留めたのですが、目を焼かれて失明させられ、耳は鼓膜《こまく》を破られて聞こえなくさせられ、口は歯を抜かれた上に声帯を傷付けられて喋れないようにさせられて、それだけでは済まされず手足を壊死《えし》させられて、その為にその手足を切断しなければならなくなり、被害者は一生を目と手足を失った生活をする事を余儀なくされたのです
→この事件は少し特殊《とくしゅ》なものでして。遺棄《いき》された被害者は一命を取り留めました。ですが、目を焼かれて失明させられ、耳は鼓膜《こまく》を破られて聞こえなくさせられ、口は歯を抜かれた上に声帯を傷付けられて喋れないようにさせられています。それだけでは済まされず、手足を壊死《えし》させられて、その為に手足を切断しなければならなくなりました。被害者は一生、目と手足を失った生活をする事を余儀なくされたのです
鯵沢さんも一息で言うには厳しいのではないかと。
金沢をそんな目に合わせたと
→金沢をそんな目に遭わせたと
聞きたい事があるならば率直《そっちょく》聞けばいい
→聞きたい事があるならば率直《そっちょく》に聞けばいい
それは即答したくていいのに。
→それは即答しなくていいのに。
金沢をそんな目に合わせたのは私どもではありません。
→金沢をそんな目に遭わせたのは私どもではありません。
そして両手足は縛られていて壊死をさせられていて
→そして両手足は縛られて壊死をさせられていて
頼子は支持を仰《あお》ごうと修三を見た。
→頼子は指示を仰《あお》ごうと修三を見た。
最後に勤めいた病院で
→最後に勤めていた病院で
金沢の近況が知られて良かったです
→金沢の近況を知れて良かったです
ホントに何もありませね
→ホントに何もありませんね
この家に引っ越しをして来てから
→この家に引っ越して来てから
こんだけキレイなのは返って怪《あや》しい
→こんだけキレイなのは却って怪《あや》しい
兄弟や甥がいたとしても、その人たちにも家族がいるでしょうから、いくら頼まれたからと言って簡単に協力するとは思えませんし、その前に福丸夫妻が犯罪を犯そうとしているにならば止めるんじゃないですか
→兄弟や甥がいたとしても、その人たちにも家族がいるでしょう。いくら頼まれたからと言って簡単に協力するとは思えません。その前に、福丸夫妻が犯罪を犯そうとしているにならば止めるんじゃないですか
三方を雑木林《ぞうきばやし》に囲まれていて、鳥居と社の間に大きなイチョウの木が一本あり、そのイチョウの葉は黄色く色づいていて、根元には銀杏《ぎんなん》の実が落ちていて、近くに寄ると独特の異臭が鼻についた。
→三方を雑木林《ぞうきばやし》に囲まれていて、鳥居と社の間に大きなイチョウの木が一本あった。そのイチョウの葉は黄色く色づいていて、根元には銀杏《ぎんなん》の実が落ちている。近くに寄ると独特の異臭が鼻についた。
金沢をあのような目に合わせたとか
→金沢をあのような目に遭わせたとか
キムをそんな目に合わせた奴は
→キムをそんな目に遭わせた奴は
それは返って不安になったんじゃないか?
→それは却って不安になったんじゃないか?
お前が事件の事を心から悔《く》いて
→お前が事件を心から悔《く》いて
あの夫妻にコイツを許さる日が訪れるのだろうか?
→あの夫妻にコイツを許せる日が訪れるのだろうか?
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
十四話はこの小説で一番長い話ですから、校閲もご苦労したのではないかとお察しします。
ご苦労様でした。
そして感謝。
第13話 気持ちへの応援コメント
長文報告いきますね。
一人娘を無残に殺された福丸夫妻が、犯人たちに真の償いをさせたいという気持ちが分かるのは、警察官の中では私以外いないのだから。
→一人娘を無残に殺された福丸夫妻が、犯人たちに真の償いをさせたいという気持ち。それが分かるのは、警察官の中では私以外いないのだから。
そうか、カクヨムコンテストはまだ選考期間中なのですね。失礼、不用意なことを申しました。
カクヨムには、未公開の下書きを誰かに読んでもらえる下読み機能「下書き共有機能」というものがあります。といっても、私もまだ使ったことはないのですが。
執筆画面の左上にあるアイコンを押すと、編集サイドバーが表示されます。その「ツール」タブの一番下に「下書き共有」という項目があって、それを有効にするとその下書きのURLがコピーできるようになります。
それを何らかの方法で見てほしい相手に伝えると、公開前でも読んでもらうことができるそうです。ただし、そのURLを知っている人なら誰でも読めてしまうので注意が必要ですが。
もしご入り用でしたら、私の近況ノートに書き込んでいただくか、TwitterでDMをいただければ下読みしますので、ご遠慮なくお申しつけくださいね。近況ノートに書き込む場合は、最新のものですと人目につきやすいので、二番目のものに書いていただいたほうが無難です。
第12話 南アルプス市への応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
約束の時間の十時には間に合いそうだった
→約束の十時には間に合いそうだった
新井とは現在新井が勤務している県警本部ではなく
→新井とは、現在新井が勤務している県警本部ではなく
すでに新井は捜査資料を揃《そろ》えて待っていてくれていた
→すでに新井は捜査資料を揃そろえて待ってくれていた
「いて」と「いた」で反復表現です。
高岡は事件当時バイク事故を起こしていて入院しておりまして
→高岡は事件当時バイク事故を起こして入院しておりまして
小さな事件を起こしては父親を困らせる事はあったのですが
→小さな事件を起こして父親を困らせる事はあったのですが
本来なら両親が身許引受人にならなければならないのでしょうが、両親は金沢が幼い頃に離婚していて、金沢は父親の元で育てられていたのですが、その父親は金沢が事件で逮捕されて早々に蒸発してしまいました。
→本来なら両親が身許引受人にならなければならないのでしょうが、両親は金沢が幼い頃に離婚しています。金沢は父親の元で育てられていたのですが、その父親は金沢が事件で逮捕されて早々に蒸発してしまいました。
要請するだけしてみない事にはしょうがないだろう
→要請するだけしてみない事には仕方がないだろう
「しょうがない」は話し言葉なので、「仕方がない」に置き換えてみました。
今もってご返事はございません
→今もってお返事はございません
非常勤で働いておられました
→非常勤で働いていらっしゃいました
誤りではないのですが、関東圏では「おる」は謙譲語・「れる」は尊敬語と考えるので違和感を持つ人もいらっしゃいます。ですので、この場合は「いらっしゃる」を使ったほうが無難です。
新井は連絡を欲しいと言うメッセージを残して
→新井は連絡が欲しいと言うメッセージを残して
もしくは 新井は連絡をして欲しいと言うメッセージを残して
こっちまで居た堪《たまれ》れない気持ちに
→こっちまで居た堪《たま》れない気持ちに
えっ!、知っているの!意外な返答に驚いた。
→えっ! 知っているの! 意外な返答に驚いた。
そうですか。やはり持ち込み系のコンテストやコンクールは、WEB上で発表してしまうと参加できないものが多いのですね。
それでは、現在カクヨムで開催されている新文芸のコンテストはいかがでしょうか? 勧善懲悪部門もありますし。あれは5万文字以上で応募可能ですし、ジャンル指定はなかったと思います。カクヨムコンと違い、読者の評価も関係ないので、審査を通る可能性も上がりますよ。
コンクールへの応募あるなしに関わらず、もう要らないと言われない限り私は最後まで校閲を続けますので、そこはご安心くださいね。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
新文芸コンテストについてですが、カクヨムコンに応募中ですと新文芸コンテストには応募出来ないみたいです。
新文芸コンテストがあると知っていれば、カクヨムコンには応募しなかったのにと悔やまれます。
第11話 母の仇への応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
電車で行く事も検討されたのだが
→電車で行く事も検討したのだが
ずーっと文句を言っていた鯵沢は
→ずっと文句を言っていた鯵沢は
動物と交わわせるものや
→動物と交わらせるものや
もしくは 動物とまぐわわせるものや
「まぐわう」には「目合う」もしくは「媾う」という字を使います。
私の誤解も解いてあげた。
→私も誤解を解いてあげた。
刀根から連絡があったのは、約束の一週間より五日目の事だった。
これですと一週間よりさらに遅れたというのがわかりづらいので
→刀根から連絡があったのは、約束の一週間より五日ほど遅れた十二日目だった。
お母さんの人生を狂わした男の一人で
→お母さんの人生を狂わせた男の一人で
ここ数年は業績はジリ貧していて
→ここ数年の業績はジリ貧状態で
会社のは警備システムが備わっていたので
→会社には警備システムが備わっていたので
私の怒りを静める事は出来なかった
→私の怒りを鎮める事は出来なかった
尻餅を着いて倒れた
→尻餅をついた
しりもちは普通のもちと同じく「搗く」の字を使います。ただ、常用漢字には含まれていない文字ですので「つく」と書くことが多いです。
また「しりもちをつく」という言葉自体に「倒れる」という意味が含まれておりますので、「倒れた」を入れると二重表現となってしまいます。
さて、ここからは長文その他。
普通そのような仕事は私のような若い女の警察官にはさせないものだが、数日前に行われた生活安全課と少年課の親睦会という名の合コンに人数合わせで仕方なく参加した際、しつこく絡《から》んできた生活安全課の門奈という四十歳独身の刑事を邪険じゃけんに扱《あつか》った事が門奈のプライドを傷付けてしまったらしく、その仕返しに嫌がらせで私にその仕事をさせたのだ。
門奈は私にそのような仕事をさせれば、私が恥ずかしがって泣きを入れると思っていたらしいが、私はそんなにやわではない。
→普通そのような仕事は私のような若い女の警察官にはさせないものだ。これはおそらく生活安全課の門奈の嫌がらせだろう。数日前に生活安全課と少年課の親睦会という名の合コンがあり、人数合わせで仕方なく参加した。そのとき私にしつこく絡《から》んできたのが生活安全課の門奈という四十歳独身の刑事だ。それを邪険《じゃけん》に扱《あつか》った事が門奈のプライドを傷付けてしまったらしい。
門奈は私にそのような仕事をさせれば、私が恥ずかしがって泣きを入れると思っていたようだ。しかし、私はそんなにやわではない。
ホテルらしき部屋のベッドに眠らされている二人の女の子を、複数の男たちで凌辱《りょうじょく》するドキュメンタリータッチの作品のようだった。
→ホテルらしき部屋のベッドで眠らされている二人の女の子を、複数の男たちが凌辱《りょうじょく》するドキュメンタリータッチの作品のようだった。
太くてキリリとした眉《まゆ》、天然の長いまつ毛、目を閉じていて分かりづらいが吊り上がり気味の目尻、丸みをおびた鼻、薄い唇《くちびる》、尖《とが》った顎《あご》、間違いないこの女の子はお母さんだ。
→太くてキリリとした眉《まゆ》。天然の長いまつ毛。目を閉じていて分かりづらいが、吊り上がり気味の目尻。丸みをおびた鼻。薄い唇《くちびる》。尖《とが》った顎《あご》。間違いない、この女の子は私のお母さんだ。
このように、読点でなく句点でパーツを区切ったほうが際立つと思います。
さらに最後を際立たせたいなら
尖《とが》った顎《あご》……。
間違いない、この女の子は私のお母さんだ。
とする手もあるかと思います。
歌舞伎町は日本一の歓楽街であり、裏DVDを取り扱っているショップがある事は公然の秘密だ。
前半・後半で話題が違うので
→歌舞伎町は日本一の歓楽街である。裏DVDを取り扱っているショップがある事は公然の秘密だ。
歌舞伎町一番街を入って直ぐのところにあるその店は、ド派手なネオンで【歌舞伎町風俗案内所】と書かれた看板が掲かかげられていた。
→歌舞伎町一番街を入って直ぐのところにあるその店には、ド派手なネオンで【歌舞伎町風俗案内所】と書かれた看板が掲かかげられていた。
刀根は一週間時間をくれと言い、連絡先を交換し合い、お金を渡してこの日は別れた。
→刀根は一週間時間をくれと言う。お互いの連絡先を交換し合い、お金を渡してこの日は別れた。
これくらいのご褒美ほうびをあげても全然いい。
本当は「全然」のあとは否定形「〜ない」が来るものなので「全然構わない」のほうが自然なのですが、ここはモノローグに近い扱いなのでこのままでもいい気がします。
刀根の仕事に対しては抱き締めてキスしてあげてもいいくらいの成果があったが、そんな事を実際にしてやるのは無理なので、ご褒美《ほうび》に一万円を渡してやりお別れした。
→刀根の仕事に関しては、抱き締めてキスしてあげてもいいくらいの成果があった。ただそんな事を実際にしてやるのは無理なので、ご褒美《ほうび》に一万円を渡してやりお別れした。
春山はあんな事件を起こしておいて、出所早々AVの制作会社を設立するとは、事件について何一つ反省していない証拠だ。
→春山はあんな事件を起こしておいて、出所早々AVの制作会社を設立するとは。事件について何一つ反省していない証拠だ。
【ニューワン映像】の所在地は、墨田区両国三丁目の京葉道路沿いの古い雑居ビルの三階にあった。
→【ニューワン映像】の所在地は、墨田区両国三丁目の京葉道路沿いの古い雑居ビルの三階だった。
もしくは 【ニューワン映像】は、墨田区両国三丁目の京葉道路沿いの古い雑居ビルの三階にあった。
そこで、パソコンのパスワードと金庫の暗証番号を知る為に、秋葉原で盗聴器と盗撮カメラを手に入れて、再び春山の部屋へ侵入して、盗聴器とパソコンと金庫が見える位置に複数の盗撮カメラを仕掛けた。
→そこで、パソコンのパスワードと金庫の暗証番号を知る為に、秋葉原で盗聴器と盗撮カメラを手に入れた。再び春山の部屋へ侵入して、盗聴器とパソコンと金庫が見える位置に複数の盗撮カメラを仕掛けた。
私は再び部屋へ戻り、電気ブレーカーを落とし、用意していた黒い毛糸の目出し帽を被かぶり、皮手袋をはめて、玄関とリビングの間にあるトイレの中に身を潜ひそめてドアを少し開けて、春山が帰宅するのを待った。
→私は再び部屋へ戻り、電気ブレーカーを落とした。用意していた黒い毛糸の目出し帽を被《かぶ》り、皮手袋をはめる。そして玄関とリビングの間にあるトイレの中に身を潜ひそめる。トイレのドアを少し開けて、春山が帰宅するのを待った。
暗がりにすっかり慣れた一時間後、春山が一人で帰宅して来た。
→それから一時間後。私の目が暗がりにすっかり慣れた頃、春山が一人で帰宅して来た。
私は耳をそばだて、春山がトイレの前に差し掛かるタイミングを見計らい、ドアを力一杯押し開けた。
→私は息を殺して耳をそばだてる。春山がトイレの前に差し掛かるタイミングを見計らい、ドアを力一杯押し開けた。
春山は、予期せぬ突然の襲撃に反撃する事も出来ず、ただ両手で顔を守り、体を丸めて防御《ぼうぎょ》するのが精一杯だった。
→春山は、予期せぬ突然の襲撃に反撃する事も出来ない。ただ両手で顔を守り、体を丸めて防御《ぼうぎょ》するのが精一杯だった。
コンテストに挑戦なさるんですね。
残念ながら私はコンテストに応募するなどと考えたこともないズブの素人です。なのでコンテスト向けというより、一般の文章を書く上でどうすれば良いかくらいしかアドバイスはできないのですが、敢えて辛口に挙げてみますね。
まず、読み手のことをもう少し考えて文章を書いてあげてください。
これまで長文をいくつか指摘したのでなんとなくおわかりかと思いますが……書き手が書きたいことをぎっしり詰め込んだ文章を書いてしまうと、読者側には読みづらい文章になりやすいです。
できれば一文に一要素。短い文章をいくつか重ねてあげたほうが、読み手には読みやすく理解もしやすくなります。その情景をより描いてもらいやすくなります。
今は動画社会。読んだ人がその物語を脳内で映像に変換しやすいほうが、どうやら評価が高いようです。でなければ、拙作『風が伝えた愛の歌』の評価があんなに高いのは説明がつきませんしね。
ただ私の作品は、1話でリタイアする読者さまが多いです。それは、読者さまが「無駄だ」と感じる描写が多いから。つまり、短い文章を重ねるにしても、言いたいことを全部盛り込むのではなくて一部を捨てるのも重要ということですね。これは自戒ですが、もしかしたらお役に立つかなと。
それと、応募するコンテストと同じフォーマットで紙に印刷したものを、見直しに使われることをおすすめします。指定の行数・文字数で縦書きにして読みやすく書けていたほうがいいでしょうし。ただ電子データだと流し読みしてしまいがちですので、紙に印刷してください。
そして、できれば黙読だけでなく、音読しながら推敲することをおすすめします。音として耳から入ってくることで、その文章を客観的に見ることができます。目で追うだけでは見つからなかった誤字や違和感を拾うことができます。
そして、ここが重要なのですが……出版社はきっちり選んだほうがいいです。特にこちらの作品は、法治国家としてはどうなんだろう? という内容が含まれておりますので、出版社によっては敬遠されてしまうと思います。
新潮社から出ている『息子と狩猟に』服部文祥 著 はお読みになったことがありますでしょうか? 文庫版も出ているので、機会があったらお読みになってみてください。これを出版のみならず三島由紀夫賞にノミネートできる新潮社さんなら望みもあるかも?
コンテスト挑戦までは考えない校閲をしておりましたので、今のままではまだ正直、一次審査も通るか怪しいと思います。本気で挑戦されるなら、そのつもりで最初からやり直しますので仰ってくださいね。その場合、できれば文字数と行数もご指定ください。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
コンクールの件ですが、思い付きで言ってしまいました。
よくよく調べてみると、ネット上でも発表してしまった作品は応募出来ないコンクールが多いようです(大手は特に)。
ですので、コンクール挑戦は断念せざるえないかもしれません。
こんな事でお手を煩わせて申し訳ありませんでした。
ですので、新作をがんばって書いて挑戦してみようと思います。
それから、推薦の小説読んでみようと思います。
引き続き、校閲を続けて貰える事をお願いいたします。
編集済
第10話 正体への応援コメント
誤字その他報告いきますね。
新宿のショップへ回る事なったのだ。
→新宿のショップへ回る事となったのだ。
昇り竜が描かれて暖簾《のれん》を潜《くぐ》って
→昇り竜が描かれた暖簾《のれん》を潜《くぐ》って
男の現状をボカシて答えといた
→男の現状をボカシて答えておいた
確そういう目で見ると蜘蛛の巣に囚《とら》われた蝶たちは悲しそうに見えた。
→そういう目で見ると蜘蛛の巣に囚《とら》われた蝶たちは悲しそうに見えた。
もしくは そういう目で見ると確かに、蜘蛛の巣に囚《とら》われた蝶たちは悲しそうに見えた。
注意すると空気が悪くなると困るので、
→注意して空気が悪くなると困るので、
私たちの方へと滑《すべ》らした。
→私たちの方へと滑《すべ》らせた。
女だからってなめいると痛い目にあうぞ。
→女だからってなめていると痛い目に遭うぞ。
前半「なめている」と抜けた字を補いましたが、鯵沢さんなら「なめてる」と置き換えるのもいいかもしれませんね。
ここまでずっと「遭う」の字を使っているので、表現の揺れ解消のため「あう」を閉じ(漢字にし)ました。
声かけた相手に邪険んにされると
→声かけた相手に邪険にされると
背もたれから背中を浮かした。
→背もたれから背中を浮かせた。
一週間に渡って凌辱され
→一週間に亘って凌辱され
時間を示すときは「亘る」を使います。
いなかっな
→いなかったな
金沢をあのような目に合わせた
→金沢をあのような目に遭わせた
娘があんな酷《ひど》い目に合ったんだから
→娘があんな酷《ひど》い目に遭ったんだから
一生自分の犯した罪の重さに向き合わさせて
→一生自分の犯した罪の重さに向き合わせて
他の警察署に移動しているか
→他の警察署に異動しているか
美人先生はドアの前で私が立っていたので驚いた
→美人先生はドアの前に私が立っていたので驚いた
金沢はこれから先ずーっと
→金沢はこれから先ずっと
明確なモノローグ(心の声)以外の地の文では、話し言葉を使わないほうが無難です。
では、ここからは長文その他。
『一つの真実は千の無駄足の先にある』とは、鯵沢が捜査で無駄足を踏んだ時にいつも言う言葉であるが、言いたい事は分かるのだが、私としては無駄足を踏まずに効率的に捜査を進めたいのだ。
ここは前半・後半で内容が異なるので
→『一つの真実は千の無駄足の先にある』とは、鯵沢が捜査で無駄足を踏んだ時にいつも言う言葉である。言いたい事は分かるのだが、私としては無駄足を踏まずに効率的に捜査を進めたいのだ。
なぜなら、タトゥーショップの営業時間はショップによってまちまちであり、午前中から営業しているショップは渋谷には二店舗しかなく、そこで聞き込みを終えると他のショップが営業を始めるのが十五時以降となり、私たちは仕方なく予定を変更して午前中から営業している新宿のショップへ回る事なったのだ。
ここは要素を詰め込み過ぎて、やはり文頭と結びの言葉がかみ合いません。
→なぜなら、タトゥーショップの営業時間はショップによってまちまちだからだ。午前中から営業しているショップは渋谷には二店舗しかない。そこで聞き込みを終えると、他のショップが営業を始めるのが十五時以降となり、だいぶ時間が空いてしまう。私たちは仕方なく予定を変更して、午前中から営業している新宿のショップへ回る事となった。
それでも目的の情報に行き当たればいいのだが、初日に回れた全てのショップからは有力な情報は得る事が出来ず、分かった事と言えば、どのショップも墨と人肌の焼ける独特に嫌な臭いが鼻を刺激するという事と、彫り師の体にはもれなく全身に多種多様なタトゥーが彫られている事だった。
結論を先に言い切ったほうが伝わりやすいので二文に。
→それでも目的の情報に行き当たればいいのだが、初日に回れた全てのショップからは有力な情報は得る事が出来なかった。分かった事と言えば、どのショップも墨と人肌の焼ける独特に嫌な臭いが鼻を刺激するという事と、彫り師の体にはもれなく全身に多種多様なタトゥーが彫られている事だった。
聞き込みを始める前は、彫り師に対して社会からはみ出したアウトローだという偏見《へんけん》を持っていたが、いざ接してみると、全身のタトゥーは身を削って腕を磨き上げる為の必要不可欠な行いであり、その風貌《ふうぼう》から受ける印象とは違い皆真面目に仕事に取り組んでいる職人だった。
→聞き込みを始める前は、彫り師に対して社会からはみ出したアウトローだという偏見《へんけん》を持っていた。しかしいざ接してみると、全身のタトゥーは身を削って腕を磨き上げる為の必要不可欠な行いであった。その風貌《ふうぼう》から受ける印象とは違い、みな真面目に仕事に取り組んでいる職人だった。
ショップの入り口は薄暗く、一歩室内に足を踏み入れるとムッとくるような蒸し暑さに襲われると同時に、天井から吊るされたスピーカーから、耳をつんざくようなボリュームの何を歌っているか分からないロックがガンガン吐き出されていた。
→ ショップの入り口は薄暗く、一歩室内に足を踏み入れるとムッとくるような蒸し暑さと轟音に襲われた。天井から吊るされたスピーカーから、耳をつんざくようなボリュームの何を歌っているか分からないロックがガンガン吐き出されている。
金沢の事を尋ねると、今年の初めくらいに越して来たのは知っていたが、引っ越しの挨拶はなく、見かけた事はあるが会話を交わした事は一度もなく、仕事は何をしているかは知らないと答えてくれた。
→金沢の事を尋ねると、今年の初めくらいに越して来たのは知っていたが、引っ越しの挨拶はなかったという。見かけた事はあるが会話を交わした事は一度もなく、仕事は何をしているかは知らないと答えてくれた。
被害者の父親が加害者の中の少年の一人の中学の時の担任の先生だった事が、事件の衝撃を更に増大させたのだった。
助詞「の」が続き過ぎているので
→被害者の父親が、加害者の少年のうち一人の中学生時代の担任教師だった。その事実が、事件の衝撃を更に増大させたのだった。
長文その他のほうはあくまでも一例ですので、もし書き直すならご自身の納得いく形になさってくださいね。
できるだけ元の意味を崩さないように書いているつもりですが、私も独学で勉強中の身。至らぬ部分もあると思いますので。
書いた本人が見直すだけでは、どうしてもミスの見落としが多くなるのが文章だと思っています。特に黙読だけでのチェックは、作者ご本人だと思い込みで読んでしまう部分があるので、日を置いて何度もチェックしない限り相当な見落としが発生しかねないんですよね。
すごいと思った作品だから、校閲作業も苦にはなりませんよ。むしろ、少しでもお役に立てているなら光栄です。
逆にやりすぎていないかのほうが、自分としては心配です。ここまでの指摘は要らないという部分があれば仰ってくださいね。なければこの先も容赦なく校閲していきます。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
ご指摘通り、確かに長文のところ気になりました。
自分の癖なのかもしれませんが、今後注意しようと思います。
ここからは余談。
折角校閲をして頂いているので、もう一度だけどこかのコンクールに挑戦しようと思っています。
つきましては、何かアドバイスを頂ければ幸いです。
たとえば、30×40 40×40の書式の時に注意すべき事など。
他にも何でもよろしいのでご教授下さい。
第9話 償いを求める者への応援コメント
誤字その他の報告いきますね。
もう直ぐ娘が生れる
→もう直ぐ娘が生まれる
あんな惨《むご》い目に合わせておいて
→あんな惨《むご》い目に遭わせておいて
娘が生れるそうだな
→娘が生まれるそうだな
何で生れてくる子の性別が女だと知っているんだ
→何で生まれてくる子の性別が女だと知っているんだ
そんな目にお前の娘があった時
→そんな目にお前の娘が遭った時
「そんな犯人を、お前ならどうする」?」
→「そんな犯人を、お前ならどうする?」
さて、この先は誤字ではない部分を。
その日は直美を実家に行かせ、俺は勇気を振り絞り唯一持っているブラックスーツに身を包み、福丸の家へと訪ねて行った。
出だしを独立させたほうが、ここはスッキリすると感じました。
→その日は直美を実家に行かせた。俺は勇気を振り絞り、唯一持っているブラックスーツに身を包んで福丸の家へと訪ねて行った。
玄関の上がり框《がまち》の下の隅には、男物のサンダルと女物のサンダルが一組づつキレイに並べられていて、胸の高さの下駄箱の上には、普通の家にありがちな置物や絵の類《たぐい》など何も置かれていなかった。正面に階段があり、階段の手前右奥に廊下が続いていた。
これも一文でまとめるには少々ゴタッとしている印象がありますので
→玄関の上がり框《がまち》の下の隅には、男物と女物のサンダルが一組づつキレイに並べられている。胸の高さの下駄箱の上には、普通の家にありがちな置物や絵の類《たぐい》のものは何も置かれていなかった。正面には階段があり、階段の手前右奥に廊下が続いていた。
福丸の妻はダイニングにいて、二人用のダイニングテーブルセットの椅子に座り、テーブルの上の湯呑みを両手で包み込むようにしていて、視線はその湯飲みに向けていて、俺の方には目もくれようとしなかった。
ここは少々長いので
→福丸の妻はダイニングにいた。二人用のダイニングテーブルセットの椅子に座り、テーブルの上の湯呑みを両手で包み込むようにしている。視線はその湯飲みに向けていて、俺の方には目もくれようとしなかった。
「言い訳じゃありません。ホントのです。それは裁判でも認定されました」
ここは「ホントのです」が気になりましたが、焦っている感じが出ていてとても効果的だと思いました。
警察に捕まった当初は罪を犯した事ではなく、犯罪がバレた事を悔くやんだのだが、何日も取り調べを受け、そして裁判が始まり罪と向き合わさせられると、反省の気持ちが芽生え、少年刑務所では罪を受け止め生まれ変わる事を自分に誓ったのだ。
ここも前半と後半で二文に分けたほうが、読み手にスッと入っていくと思います。
→警察に捕まった当初は罪を犯した事ではなく、犯罪がバレた事を悔くやんだ。だが何日も取り調べを受け、そして裁判が始まり罪と向き合わせられると、反省の気持ちが芽生え、少年刑務所では罪を受け止め生まれ変わる事を自分に誓ったのだ。
それと、これは余談ですが、文章における漢字とかなの比率は3:7が黄金比。読みやすいと言われています。
私もうっかり漢字を多用して画面を黒くしがちなのですが、実際いろいろな文章を拝読していて「これは読みやすくて内容がスッと入ってくるな」と思うものは、その黄金比に近いのですよね。
この割合を頭のどこかに置いておくと、この先役立つかもしれません。
「お前には簡単に死なれて貰っては困る」の台詞が重いですね。痛いほど伝わってきます。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
黄金比、知りませんでした。
又一つ知識を授けて下さり、ありがとうございます。
しかしそれにしても、読む直しながら訂正していく作業の労力たるや、つくづく実感させて頂いています。
それを思うと、校閲作業のしんどさや……。
誠に頭が下がります。
編集済
第8話 罪への応援コメント
誤字報告いきますね。
俺は高校を入学してから四ヵ月で自主退学した。
→俺は高校に入学してから四ヵ月で自主退学した。
高岡さんの怒りはマンションに帰っても治まる事はなかった。
→高岡さんの怒りはマンションに帰っても収まる事はなかった。
福丸のを家は知っていたので、
→福丸の家は知っていたので、
口を見つけて余ったロープで猿ぐつわを噛《か》ました。
→口を見つけて余ったロープで猿ぐつわを噛《か》ませた。
こんなんで死ぬ奴はいねよ。
→こんなんで死ぬ奴はいねえよ。
月明かりに照らし出された古いログハウスは妙に不気味の見えた。
→月明かりに照らし出された古いログハウスは妙に不気味に見えた。
そして女の顔の脇に片膝を付き、
→そして女の顔の脇に片膝を突き、
童顔に似合わねたわわに膨《ふく》らんだ胸や
→童顔に似合わぬたわわに膨《ふく》らんだ胸や
うっとおしく思ったが、
→うっとうしく思ったが、
聞いてもしない感想までキムは言った。
→聞いてもいない感想までキムは言った。
家に帰えすから体を洗うように言うと
→家に帰すから体を洗うように言うと
心臓のドキドキだ止まらなくなった。
→心臓のドキドキが止まらなくなった。
逆ギレするんじゃんねえ
→逆ギレするんじゃねえ
ますます顔を上げれなくなってしまった。
→ますます顔を上げられなくなってしまった。
ここから先は、誤字ではないのですが……
高校を退学した俺は、父親の仕事の一つである管理している別荘の見回りのアルバイトをしていたのだが、遊びたい盛りだったのでアルバイトをサボっては友達とブラブラ遊び歩いていた。
この文は前半と後半で内容が変わっているので
高校を退学した俺は、父親の仕事の一つ、管理している別荘の見回りのアルバイトをしていた。だが、遊びたい盛りだったのでアルバイトをサボっては友達とブラブラ遊び歩いていた。
こんな感じでいかがでしょうか。
次いで、こちら。
二歳年上の高岡さんと知り合ったのは、ファミレスの会計時にお金が足りずにキムとベソと揉めている時に、会計待ちしていた高岡さんがお金を出してくれた事から始まった。
文章の書き出しと結びの言葉がかみ合っていないので……
二歳年上の高岡さんとのつきあいは、ファミレスの会計時にお金が足りずにキムとベソと揉めている時に、会計待ちしていた高岡さんがお金を出してくれた事から始まった。
もしくは
二歳年上の高岡さんと知り合ったのは、ファミレスの会計時にお金が足りずにキムとベソと揉めている時だった。会計待ちしていた高岡さんがお金を出してくれたのだ。
あと、こちら。
女を学校の前で待ち伏せをし、尾行し、人気のない果樹園の間の道で拉致をし、キャンピングカーで森の中へと連れて行き、泣き叫び抵抗する女を暴力で制圧し、高岡さん、キム、俺という順番で女を犯した。
ここまで連ねると読み手は「いつまで続くんだ……」と思ってしまうので
女を学校の前で待ち伏せをし、尾行し、人気のない果樹園の間の道で拉致した。キャンピングカーで森の中へと連れて行く。泣き叫び抵抗する女を暴力で制圧し、高岡さん、キム、俺という順番で女を犯した。
せいぜいこのくらいにしておいたほうが、集中力を持続できると思います。
次は、短いですがこれも。
拉致する時間はその日の進学塾帰りを待って行う事に決まった。
主語と述語にブレがあります。
→拉致はその日の進学塾帰りを待って行う事に決まった。
トンネルの出入り口付近はどちらも一面の田んぼが広がっていて、トンネル内には電灯があるのだが薄明かりであり、外の農道には離れたところに外灯があるだけで、道幅は車が一台通れる広さしかなく、車や人が通らなければ人に見られる恐れはないのだ。
ここはちょっと長いので……
→トンネルの出入り口付近はどちらも一面の田んぼが広がっている。トンネル内には電灯があるのだが薄明かりだ。外の農道には離れたところに外灯があるだけで、道幅は車が一台通れる広さしかない。ここなら車や人が通らなければ人に見られる恐れはないのだ。
拉致の仕方は、女がトンネルに入ったところで、キムが背後から女にズタ袋を被《かぶ》せ、俺とベソがその上からロープをグルグル巻きにして、身動きを取れなくさせるという何とも乱暴な計画を立てた。
ここも出だしと結びがかみ合っていないので……
→拉致の仕方はこうだ。女がトンネルに入ったところで、キムが背後から女にズタ袋を被《かぶ》せる。俺とベソがその上からロープをグルグル巻きにして、身動きを取れなくさせる。こんな何とも乱暴な計画を立てた。
周りを広葉樹に囲まれていて、一番近い別荘までは五十メートル以上あり、その別荘には今は誰もいなかった。
→周りを広葉樹に囲まれたその別荘は、一番近い別荘までは五十メートル以上あり、今は誰も住んでいなかった。
このログハウスの間取りは、一階に広いリビングとキッチンとバスルームと洗面所とトイレ、リビングにある階段を上がった二階には寝室が二部屋とトイレがあった。
→このログハウスは、一階に広いリビングとキッチンとバスルームと洗面所とトイレがある。リビングにある階段を上がった二階には、寝室が二部屋とトイレがあった。
それを見て、さすがにやり過ぎだと俺は思い、止めに入ったが、そんな俺をキムは突き飛ばした。
→それを見て、さすがにやり過ぎだと思った俺は止めに入った。しかし、そんな俺をキムは突き飛ばした。
まさかとは思うが、またキムが女に対して暴力を奮《ふる》って女の体に新たなアザを作ってしまったのなら、女を家に帰すのを延期しなければならなくなる。
→まさかとは思うが、またキムが女に対して暴力を振《ふ》るって女の体に新たなアザを作ったのか? もしそうなら、女を家に帰すのを延期しなければならなくなる。
キムがマジでキレたら手が付けられない事を何度も目撃している。
→キムがマジでキレたら手が付けられない事は、そういう場面を何度も目撃したから知っている。
もしくは キムがマジでキレたら手が付けられない。そういう場面を俺は何度も目撃している。
十一時三十分になると、テレビのニュース番組がログハウスがある森の中で死体が発見されたニュースを伝えた。
→十一時三十分になると、テレビのニュース番組がログハウスのある森の中で死体が発見されたと伝えた。
すみません。これでも軽微なものは除いているので全部ではないのですが、今回は割と容赦なく挙げてみました。
ここはこの作品で、ものすごく重要な話ですものね。少しでも読者さまを掴む手助けができているといいのですが。
第7話 会いたくない人への応援コメント
誤字等の報告いきますね。
向かいの家の門扉の脇の駐車場の目を逸《そ》らした。
→向かいの家の門扉の脇にある駐車場に目を逸《そ》らした。
早口のそう言うと
→早口にそう言うと
T字路を右折すると
→丁字路を右折すると
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
今回は訂正が少なくて何だかホッとしています。
だからと言って、遠慮はしないで下さい。
編集済
第6話 更生への応援コメント
誤字報告いきますね。
ゴミや騒音を撒まきま散らかさない人であれば歓迎する。
→ゴミや騒音を撒《ま》き散らかさない人であれば歓迎する。
生れてくる子供に
→生まれてくる子供に
周知の事実となっていたみたいだった。
→周知の事実となっていたようだった。
事件の事が知られれしまった以上
→事件の事が知られてしまった以上
言ったところで誰も信じて貰えない
→言ったところで誰にも信じて貰えない
男の迫力に気負《きお》わされて、
→男の迫力に気圧《けお》されて、
あと、こちらは厳密には間違いではないのですが、遡って序盤の
細やかであるが
→細《ささ》やかではあるが
「細やか」は「こまやか」と読む人のほうが多いので、ルビを振るか「ささやか」と仮名で書いたほうがいいかもしれません。
それと、やはり一文が長くなりがちで、文章の出だしと終わりで論点がうまくかみ合っていなかったりして少々読みづらい部分もあるのですが……そこまで指摘すると、さすがにお節介が過ぎるかなと……。今までは文脈のズレが発生しているもの以外は指摘対象外としてきましたが、それも欲しい! という場合は仰ってくださいね。次回以降、そちらも加えます。
校閲モードですとこちらの作品、私の能力では1日3話が限度のようです。おそらくこれ以上は読んでも見逃しが出てきてしまうので、本日はここまでで失礼します。
それにしても、重いテーマですね。更正……真の「更正」って何なのでしょうね。改めて考えさせられました。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
こちらとしましては、お節介大歓迎です。
ドンドンお節介して下さい。勉強させて頂きます。
重いですが、何とか重過ぎないように工夫をしたつもりです。
編集済
第5話 タトゥーを背負う男への応援コメント
誤字その他の報告、いきますね。
この男をこんな目に合わせた犯人を捕まえてやる事だけだ。
→この男をこんな目に遭わせた犯人を捕まえてやる事だけだ。
絶対に目を止めて見てしまうであろう
→絶対に目を止めてしまうであろう
「目を止める」は「注視する」の意なので、「見て」を入れると二重表現になってしまいます。
モデルのような美形の持主だった。
→モデルのような美貌の持主だった。
カルテを片手に医療器具をチャックし始めた。
→カルテを片手に医療器具をチェックし始めた。
今時ネットでいくらでも買えるどろうが
→今時ネットでいくらでも買えるだろうが
レーザーが何科で使うのかが分かれば
→レーザーが何科で使われるものかが分かれば
声質は変わり声量は弱くなるのではないかいうのが
→声質は変わり声量は弱くなるのではないかというのが
治療費を捜査費で賄《まかな》えて貰えるのだろうか?
→治療費を捜査費で賄《まかな》って貰えるのだろうか?
鼓膜が破れると耳は一生聞こえなくなるものだと勝手に思い込んでした。
→鼓膜が破れると耳は一生聞こえなくなるものだと勝手に思い込んでいた。
イヤ、性格にはあるにはあるのですが、
→いや、正確にはあるにはあるのですが、
資料を整理していた鯵沢が教えてくれた。
→資料を整理していた明石が教えてくれた。
彫った事により今の日本でどれだけの弊害《へいがい》がある事や
→彫った事により今の日本でどれだけの弊害《へいがい》があるかや
帰らしてくれない事は
→帰らせてくれない事は
その他、前々回に書きました疑問符『?』の後ろのスペースなしがいくつかありますので、ご確認くださいね。
この先は提案事項なので、無視していただいても構いません。
汚れが付いているのかと思ったがそんな汚れはなく、窓ガラスに映っていたのは多少は疲れが浮かんでいるが、変わり映えしない見慣れた私の顔だった。
出だしの「汚れが~なく、」の部分だけが内容から浮いているので、二文に分けたほうがいいように感じます。
→顔に汚れでも付いているのかと思ったがそんなものはない。窓ガラスに映っていたのは、多少は疲れが浮かんでいるが、変わり映えしない見慣れた私の顔だった。
少年課に在籍していた頃、少年同士の喧嘩の仲裁《ちゅうさい》に入って口元を殴られた事があったが、歯は折られなかったが暫《しばら》く口の周りがジンジン痺《しび》れ、口の中が切れて口内に広まった血の苦い味の記憶が蘇《よみがえ》った。
逆接の「が」の連続と、文脈の微妙なズレが気になりました。
→少年課に在籍していた頃、少年同士の喧嘩の仲裁《ちゅうさい》に入って口元を殴られた事があったのだ。歯は折られなかったが、口の中が切れて暫《しばら》く口の周りがジンジン痺《しび》れていた。あのとき口内に広まった血の苦い味の記憶が蘇《よみがえ》った。
このような感じで分けたほうが伝わりやすくなると思いますが、いかがでしょうか。
私も鼓膜を破った経験があります。私の場合は小さな穴でしたので、その穴の開いた箇所(重低音を感じる部分)のみ聞こえが悪くなりましたね。穴が塞がるまでは絶え間なく続いたサーッというホワイトノイズ。それから時折響いたガサゴソ音。治った今でもほんの少し重低音の感度が悪いです。
私は笛吹きなのですが、担当楽器や日常生活に支障のない周波数帯で助かりましたよ。読みながら、そんなことを思い出していました。
それと、「どうして刺青だけは飽きねえって思えるんだ」には同意です。あれ不思議だったんですよね私も。
修正が追いつかないと気に病まないでくださいね。むしろ校閲側も、見落としの確認猶予をいただけるので助かります。おかげさまで、こちらの話でも先ほど指摘漏れ箇所を2つ見つけて追記することができました。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
何度か読み返してアップしたつもりでいましたが、単純な誤字脱字がこんなのある事が、誠にお恥ずかしい限りです。
ここからは余談。
鼓膜が破れて耳が聞こえなくなりコミュニケーションが取れなくなったという設定ですが、厳密には骨伝導を使えばコミュニケーションは取れるような気もしていました。
しかし考えた挙句、骨伝導は使わない事にしました。
タトゥーについては、彫った人にも言い分があるんでしょうが、自分にはやはり理解しがたいものがあります。
第4話 娘の決意への応援コメント
誤字その他の報告です。
その気迫《きはく》に気負《きお》わされ
うーん、これは凛さんならあり得ないことはないので判断が難しいのですが……「気負う」という言葉は「意気込む」、つまり「勇み立って張り切る、奮い立つ」というような意味です。逆に圧倒されて萎縮しているようなら
→その気迫《きはく》に圧《お》され
こうなると思います。
ここはどちらともとれる書き方をされていたので、間違いがなければ無視してくださいね。
お母さんの人生を狂わした男
→お母さんの人生を狂わせた男
心の声以外の地の文では、しゃべり言葉を使うと違和感が出やすいので、意図がない限りは書き言葉を使ったほうが無難です。
やはりこの作品は面白い。
この先も、「もう要らない」と言われない限り報告を続けていきますね。
本来、見直しは一度では誤りを拾いきれないもの。見落としもあると思いますが、そこはご容赦くださいね。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
書き換えのご提案、一々ごもっともと感心させられています。
と同時に自分のボキャブラリーのなさに反省しきりです。
それと、改めて読み直してみると、自分的にも直した方がいい個所が見つかったりしています。
そしてそして、そちらのご指摘に、こちらの訂正のスピードが追い付けていない事を申し訳なく思っています。
しかし、どうか最後まで見限らずにお付き合い下さい。
感謝。
第3話 猟奇的傷害事件への応援コメント
早速ですが、誤字等の報告です。
七年前に亡くなった鯵沢の妻が誕生日にプレゼントをしてもらったベージュのノーブランドコート
これだと奥様がプレゼントとして受け取ったことになっちゃうので……
→七年前に亡くなった鯵沢の妻が誕生日にプレゼントをしてくれたベージュのノーブランドコート
もしくは 七年前に亡くなった鯵沢の妻から誕生日にプレゼントをしてもらったベージュのノーブランドコート
それにしても十一月になり寒くなってきたとはいえ、今日は晴れていて暖かく、コートのお世話になるには少し早い気がした。
「それにしても」の立ち位置がちょっと浮いてしまって違和感があるので……
→それにしても……十一月になり寒くなってきたとはいえ、今日は晴れていて暖かい。コートのお世話になるには少し早い気がした。
該当者がいないか調べてところ、十代後半の被害者が世田谷区等々力在住の女子高校生・工藤綾香が当該者だという事が判明した。
→該当者がいないか調べてみたところ、十代後半の被害者が世田谷区等々力在住の女子高校生・工藤綾香である事が判明した。
もう一人幼馴染の金物屋の正樹がいるが、用があれば頻繁《ひんぱん》に会ったりするが、そうでなければ連絡を取り合う事はない。
逆接の接続詞「が」でいくつもの要素をつなぐのは具合が悪いので
→もう一人、幼馴染の金物屋の正樹がいる。用があれば頻繁《ひんぱん》に会ったりするが、そうでなければ連絡を取り合う事はない。
犯人は出入り口前の道路に車を止めて、
→犯人は出入り口前の道路に車を停めて、
「食事を取る」「食事をとる」の混在。
このゆれはどちらかに統一したほうがいいです。同様に
鯵沢が今私がしている事をしったなら
→鯵沢が今私がしている事を知ったなら
こちらは他の箇所で「知る」という字を使っているので、統一したほうがいいかと思います。
鯵沢は私の言葉に疑いを持って聞いている事は感じてた。
→鯵沢が私の言葉に疑いを持って聞いている事は感じていた。
返って怪しまれると思い
→却って怪しまれると思い
それと、疑問符『?』や(今回そういう箇所は登場していないけれど)感嘆符『!』のあとにまだ文章がつながる場合、その記号のあとに全角スペースをひとつ入れる決まりがあります。
え?何だと!
→え?、何だと!。
→え? 何だと!
というように、本来はその記号のあとに入るはずの句読点を、そのままだとうるさいのでスペースに置き換えるイメージですね。
今回は最後の疑問符以外は登場順に書いてしまいましたので、明確な誤りと提案が混在しています。直すべきだと思われた部分だけお直しくださいね。
自身の得にもならないだろうに、何故こんなに誤字等の報告をするのかと不思議に思われるかもしれませんね。
いや、得になるんですよ。自分自身の勉強にもなりますしね。何より、面白い物語を誤字でがっかりすることなく面白く読んでもらえるようになるのが嬉しいので。
なので、見返りは求めておりません。もしもこの作品の評価が少しでも上がったら、それこそが見返りかな。私の文体でハッタリかましただけのご都合主義なライトノベルよりずっと練り込まれた素晴らしい作品なのに、ここまで評価が低いのが解せない。それでこんなお節介をしている訳で。
仕事の都合で私もハイペースでは指摘に来られないと思います。不定期に1日あたり2~3話がいいところでしょうけれど、もしも続けていいなら、この先も指摘に伺いますね。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
それと、小説を書く上での基本的な決まりを何も知りませんので、この先も何かありましたらご教授下さい。
何も御礼を差し上げる事は出来ませんが、御礼の言葉と気持ちは差し上げさせて頂きます。
感謝。
第2話 母と娘への応援コメント
改めまして、校閲モードで読ませていただきます。
結構な量の指摘をする回もあるかと思います。しかしそれでも、こちらの作品は私が読んだものの中では指摘すべき箇所が少ないほうですので、どうぞ落ち込まないでくださいね。
では早速。まずは明らかな誤字脱字や誤用から。
この景色が望められるので
→この景色が望めるので
もしくは この景色を(いつでも)眺めることができるので
それから私は気合いの入れて
→それから私は気合いを入れて
おにぎりが一つづつと
→おにぎりが一つずつと
自分の髪をショートしていて
→自分の髪をショートにしていて
被害に合った
→被害に遭った
その気持ちは分からなくなかったが
→その気持ちは分からなくもなかったが
ここからは、文章をよりわかりやすくする方法とでも申しましょうか。
もっとも購入資金は当時高校生だった私には用意出来なかったので、お母さんが加入していてくれた生命保険で賄《まかな》ったので、私はこの場所を探しただけなので、胸を張って親孝行したと言えないのが心苦しくもあった。
こちらの文章は、一文内にいくつもの要素が「ので」という接続詞でつながっています。これだとちょいと読みづらいので……
もっとも購入資金は当時高校生だった私には用意出来なかったので、お母さんが加入していてくれた生命保険で賄《まかな》った。私はこの場所を探しただけなので、胸を張って親孝行したと言えないのが心苦しくもあった。
このように、二文に分けたほうがすんなり頭に入ってくると思いますが、いかがでしょうか。
あとはこちらの文章。
映研の部員であったのは事実で、刺殺されたあの日も映研の部室に行く途中で、立花たちの姿を捜して大学構内を彷徨《さまよ》っていた多香子に見つかり、多香子が家から持ち出してきた果物ナイフでいきなり背中を一突きされ、倒れたところを馬乗りにされ執拗《しつよう》に何度も刺され、辺りを血の海にされ、救急隊が駆け付けた時には亡くなっていて、多香子はその場で現行犯逮捕されたようだ。
さすがにこれを一文にまとめるのは長すぎます。どんなに頭の回転が早い人でも、この文章を一気に理解するのは難しいです。僭越ながら、ちょいと書き直してみると……
(立花が)映研の部員であったのは事実だった。刺殺されたあの日も映研の部室に行く途中で、立花たちの姿を捜して大学構内を彷徨《さまよ》っていた多香子に見つかったのだ。立花は多香子が家から持ち出してきた果物ナイフでいきなり背中を一突きされた。倒れたところを馬乗りされ執拗《しつよう》に何度も刺され、辺りは血の海となった。救急隊が駆け付けた時には立花は死んでいた。多香子はその場で現行犯逮捕されたようだ。
いかがでしょうか。
いくつもの要素を詰め込んだ長い一文を書くより、できるだけ一文一要素で短い文章を重ねたほうが、読者さまには伝わりやすくなります。
って、偉そうに書いてますが、私もこれは結構やっちゃうんですよね。反省。
あとは、カセットテープ音声の「」代わりに長音記号『ー』を使っていらっしゃいますが、これはダーシ(またはダッシュとも呼ばれる)『―』に置き換えたほうが良いと思います。ただこいつは単一使いだと語と語をつなぐ意味合いが出てしまうので、『――』のように、できれば2つつなげて使ってくださいね。
なお、「」代わりに使う場合、会話文と同様に段落頭の字下げは必要ありません。
記号でいうともうひとつ、中点『・』を三点リーダー『…』のように使っていらっしゃるのが気になるといえば気になりますが……これに関しては、そのままでもいいのかな。
今でこそ主流が三点リーダーとなっていますが、過去には名のある文豪も中点で表現されていたので、そこまで大きな問題ではないと思います。
あ、もし三点リーダーに置き換える場合は、こちらも2つつなげて『……』としてくださいね。これ、単一使いだと素人扱いされて、審査を一発で落とされるという噂がありますので……。
とりあえず、2話ではここまで。
プロローグにも1件、修正したほうが良い箇所を追記しましたのでご確認くださいね。
長文失礼いたしました。
こんな調子で指摘していきますが、この先も続けてよろしいでしょうか?
作者からの返信
何かこんなに直すところがあるのかと驚いているのと同時に、何の得にもならないのにたくさんのご指摘をされて頂いた事に感謝いたします。
明らかに間違っている所は早々に訂正させて頂きます。
そうでない所はご指摘を参考に、改めて考えさせて頂きます。
どうかこの先も無理をなさらないようにご指摘下さい。
ただ、余りにご指摘が多いと、早々に訂正が出来ないかもしれませんが、確実に訂正をさせて頂きます。
編集済
第25話 エピローグへの応援コメント
読ませていただきました。
素晴らしい。悔しいなぁ、なんで評価されないんだろう……。
コンテストの一次審査で落とされると仰っていましたが、それはおそらく誤字脱字の多さと、出版向けの基本的な書き方の決まりから外れた部分があるからではないかと感じました。
僭越ながら、とりあえずひとつだけ誤字報告を。「酷い目にあう」という意味で使う場合の「あう」は、「合う」ではなく「遭う」を用います。
差し出がましいこととは存じますが、もしご入り用でしたら誤字・脱字や文法等の報告を各話にあげていきますので、ご用命くださいね。そのへんのミスで評価を下げるのは本当にもったいない作品だと感じますので、喜んで伺います。
追記。改めまして、校閲結果を報告しますね。
金沢は自供の信憑性《しんぴょうせい》が認められ、三件の殺人と遺体遺棄の罪で起訴され、現在は警察病院を退院させられ、小菅の拘置所で裁判が始まるのを待っている。
→金沢は自供の信憑性《しんぴょうせい》が認められ、三件の殺人と遺体遺棄の罪で起訴された。現在は警察病院を退院させられ、小菅の拘置所で裁判が始まるのを待っている。
私たちの人生を狂わした男
→私たちの人生を狂わせた男
お母さんの人生を狂わした
→お母さんの人生を狂わせた
あなたが受けたのは被害者への償いじゃなくて、ただ単に裁判所が決めた刑罰を受けただけなのよ。
→あなたがしたのは被害者への償いじゃなくて、ただ単に裁判所が決めた刑罰を受けただけなのよ。
修正が終わってから再度この物語を読ませていただきますね。そのあと、☆とレビューを書き込もうと思います。
再読したときにまた修正すべき箇所を見つけましたら、応援コメントに追記しますので、レビュー後にでもご確認ください。
私のお節介が少しでも何かの助けになっていれば幸いです。私自身も、いろいろと勉強になりました。ありがとうございます!
作者からの返信
最終話までお読みいただきありがとうございます。
誤字の指摘、早速訂正させて頂きます。
差し出がましい事は大歓迎いたします。
いつでもドンドンご報告下さい。
素晴らしいと思って下さったみたいなので厚かましくも細やかなお願いを一つ。
小説好きの友人知人がおりましたら、こんな小説があるとボソッと呟いて頂けたら幸いです。
編集済
第1話 プロローグへの応援コメント
うん、やはりこの作品はきちんと評価したい。
続きは読み合い企画が終了してから読みに伺います。
追記。
ラストの一文、惜しい!
さ入れ言葉になってます。
罪を償わさせるのだ。
→罪を償わせるのだ。
作者からの返信
ありがとうございます。
イヤーな気持ちを抱かせつつ、そこそこ楽しませられると思うので気長にお待ちしています。
第25話 エピローグへの応援コメント
更新ありがとうございます😊
とうとう最終回が来てしまい寂しいですが良いお話でした。主人公と吉永の話で終わる所主人公の最後の言葉が印象に残りました
本当に面白いお話を書いて頂き有難うございました
作者からの返信
最後までお読み頂きありがとうございました。
komu34さんからのコメントが随分励ましになりました。
第24話 自白への応援コメント
更新ありがとうございます😊
読み専属で文章力ゼロのこの私にレビューを任すなんて無茶振りです
他の方のレビューはほとんどが物書きさんばかりですもん
作者からの返信
早速レビューをお書き頂きありがとうございました。
お世辞抜きで100点のレビューでした。
私自身思わず作品を読みたくなりました。
あのレビューを呼んだ人もきっとそんな気持ちになると思います。
第20話 最良の日最悪の時への応援コメント
更新ありがとうございます
再犯が多いと聞きますが犯人の頭の中ってこうゆう感じなんですね。あまりに自分勝手過ぎて更正なんて無理なんですよ、人の根本なんてかわりません
作者からの返信
あくまでも堂本武士がこういう人物だったという事です。
堂本武士でなければ別の展開がなされていたかもしれません。
第18話 罠への応援コメント
更新ありがとうございます
私はサイコスリラーやサスペンスが好きで犯罪や猟奇的などで検索していて冒頭の説明文に惹かれて読み始めました
題名も気に入りました
作者からの返信
ご返答ありがとうございます。
そのような方が大勢いればいのになぁ。
第17話 優しさ貯金への応援コメント
更新ありがとうございます
私は読み専属で書いた事もないので作品に対して指摘とかは出来ませんが1ファンとして読んだ後の私の気持ちをコメントします。
最初は加害者に対して嫌悪しかなく被害者に感情移入してました、今でも堂本が好きではありませんが今回少し変わってきてる自分の気持ちもあります。堂本は堂本なりに大変なんだなぁと。一償はとても重くて難しいテーマを題材にお話が進みますがサクサク読みやすいです
作者からの返信
早速の感想ありがとうございます。ここで一つ質問。どうしてこの作品を読もうと思われたのですか?きっかけがあったら教えて下さい。
第16話 違和感への応援コメント
年末にカクヨムに読み専属で登録したばかりの初心者で星マークも知らなくて付けるの遅くなってしまいすいませんでした。応援ハートとコメントだけしか知らなくてこれから色々教えてくださると助かります。
作者からの返信
自分も初めてカクヨムに小説を投稿したので今もって手探り状態です。友人知人に頼らずに読んで貰える人がいるのかと不安でしたが、実際に読んでくださる人がいて、驚いていると同時に嬉しくも感じています。コメントを下さっているのはkomu34さんだけですので、小説を読んでみて何か思うところや気が付いたところがありましたら、深く傷つかない程度に教えれ下さい。
第13話 気持ちへの応援コメント
1日に2度も更新と言う事は明日は更新無しなんでしょうか?全25話なんですね今は中盤を過ぎた辺りですか、これからどう展開してくるのかワクワクします。
作者からの返信
明日もしっかり更新します。ちょっと長めです。
第12話 南アルプス市への応援コメント
毎日の更新ありがとうございます😊朝起きて読むのが楽しみです。
作者からの返信
数少ない読者のkomu34さん、感謝です。全25話、最後までお付き合いください。
第25話 エピローグへの応援コメント
読ませていただきました。
私の求める謎ではありませんでしたが、警察小説としては間違いなく面白い作品でした。伏線も綺麗に回収されていましたし。
改めてイベントへの参加ありがとうございました。
作者からの返信
最終話までお読み頂きありがとうございました。
また、★評価して頂いた事を感謝いたします。
いつの日か別の作品で出会える事を願います。